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2020.12.3

シンプルだからこそ履きこなしたい!
UGGのモカシンはメンズもおすすめ

UGGはレディースのイメージが高いですが、メンズモデルも見逃せない。そんな中でもアスコットはどのシーンでももってこいのモカシン。履きこなし方やコーディネートまで佐藤さんがたっぷり語ります!

<店長>
社内1の洋服マニア。いつもおしゃれな靴を履いている。

<佐藤さん>
メンズ雑誌「smart」をはじめ、これまで多数の編集・著作物を手掛けている佐藤さん。

まずはアスコットについて語りましょう

UGGのアスコット、これはいいですよ。実は僕もずっと愛用していた靴です。

UGGってどうしても女性もののブーツなイメージが強いですけど、これは男性が履いてもかっこいいですね。

ドライビングシューズの形状だから、男性が履いてもしっくりくるんですよ。

ドライビングシューズなんですね。

そう。ソールがかかと側にはみ出してそり上がってるでしょ。車の運転でアクセルやブレーキペダルを踏みやすいようにと考えられた形状ですね。

なるほど。佐藤さんはこのアスコットを、車を運転するときに使っていたんですか?

運転するときにももちろん使っていましたが、それだけではなく普段から履いていましたよ。

シンプルなデザインだから、街履きでも違和感ないですもんね。ところで、さっきから過去形なのが気になりますが。

かなり気に入っていたのですが、履きつぶして数年前に捨てちゃったんです。今回、紹介していたらまた欲しくなってきました。

佐藤さんが持っていたのは何色ですか?

実はバージョンが少し違って。僕の持っていたのはスムースレザーのブラウンでした。このスエードバージョンもいいですね。多分、買うと思います。いや、買います。

お買い上げありがとうございます(笑)。何色にしましょうか?

モスグリーンがいいかな? いや、チャコールやトゥルーネイビーも気になりますね。

UGGの靴はどれも、色のセンスがいいので悩みますよね。

本当に。どれを選ぶかは個人の好みですが、どの色も奇をてらわずに落ち着いたセンスが感じられるので、どんな服にもコーディネートしやすそうです。

アスコットはこんな感じに合わせたい

UGGといえば裸足で履くものという認識は一般的になりましたね。

UGGを代表するムートンブーツと同様、このモカシンシューズもインナーにフカフカのボアが施されているので、裸足で履くと気持ちいいですよ。

ボアの保温力は抜群だから、冬でも暖かいですしね。

そうなんです。裸足で履くというアイデアは、このブランドの歴史にも関連しています。

と言うと?

UGGは1978年にブライアン・スミスさんというオーストラリア人のサーファーが、アメリカの南カリフォルニアで立ち上げたブランドです。

オーストラリアのブランドというイメージをお持ちのお客さんも多いですが、そういうことらしいですね。

オーストラリアとアメリカのハイブリッドブランドですね。ブライアンさんはサーフィンをしたあと、海上がりに裸足のまま履ける暖かいシューズが欲しくて、シープスキンのムートンブーツを考案したのだそうです。

最初から裸足で履くことを想定した靴だったんですね。UGGはその後、セレブの間で人気が爆発しますね。

最初は純粋に、南カリフォルニアを中心とするサーファー御用達シューズだったようです。でも1990年代末頃から展開した、ラグジュアリーブランドとのコラボなどが功を奏してセレブの間に広まり、一気にブレイクしていきます。

すごく流行りましたよねー。最初は女性からでしたが、じきに男性の間にも。

一時期は日本全国で、石を蹴ればUGGに当たるという状態でしたね(笑)。

なんであんなに流行ったんですかね?

最初はトレンドに乗っておこうととりあえず買った人たちが、あまりの履き心地の良さに感心して口コミで他の人に紹介したり、熱心なリピーターになったりしたからじゃないですかね。

ブランドの実力で勝ち取ったトレンドということですかね。

そうだと思います。それに食肉産業の副産物のレザーのみを使うというエシカルな姿勢も、今日的だと評価されたポイントだと思います。

実際にアスコットを長年愛用していた佐藤さんだから言える、選び方のポイントはありますか?

UGGのインナーのボアはかなり肉厚です。これが最高の履き心地を生むのですが、最初は少しきつく感じるんですよ。

確かにUGGの靴は自分のいつものサイズのものに足を入れると、きついと感じる人が多いようです。だから1?2サイズ上をおすすめするようにしています。

最初からきついのはイヤだという人はその方がいいですね。でも、しばらく履いているとインナーのボアが少しつぶれてきて、逆にブカブカに感じるようになるんです。

なるほど。難しくなってきました。

そうなんです。だから最初のきつさを我慢できる人だったら、いつものサイズを買って慣らしていくのがいいと思います。特にブーツではなくこういうスリッポンタイプの靴だと、ブカブカになると歩きにくいですから。

自分の足型に合わせて育てていくのもいいですね。でも、最初にきついのもイヤだし、だんだんブカブカになっていくのもイヤだという人は?

なんとワガママな(笑)。そういう人はブカブカになったら靴下を履くか、靴のクリーニング屋さんに頼んでボアをモフモフに復活させればいいと思います。

インナーがこんなにモフモフな靴ってほかにはありませんから、それなりのケアも必要ということですね。

それもまたUGGの良いところ。と思えるようになったらリピーターへの道まっしぐらですよ(笑)。

アスコットはどんな風にコーディネートしたらいいと思いますか?

シンプルで落ち着いた雰囲気の靴なので、どんな服にもコーディネートしやすいのがポイントです。でも、秋冬に履く靴としてはラフな雰囲気なので、逆に少しかっちりした雰囲気の服に合わせるとおしゃれかもしれませんね。

なるほど。確かにそうですね。ほかには?

ドライビングシューズであるがために、アスコットはソールが非常に薄いという特徴があります。人から見るとほとんどソールがないように見えるんです。だからスキニーパンツやテーパードパンツを合わせて、靴の存在感を際立たせた方がいいですね。

太いパンツと合わせると、靴が埋没しちゃいそうですもんね。参考になりました。今日はどうもありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

UGG アスコット

UGG アスコット ブランド公式サイト掲載価格 20,900円 11,000

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