牛皮の原皮(なめす前の皮)は、原産国によって環境や飼育方法が異なるために、繊維の質・大きさ・表面の状態などが違ってきます。それに年齢や牛の種類によっても異なり、また同じ牧場の牛でも季節によって表皮の状態が微妙に変わります。
日本の原皮の85%以上が海外に頼っており、産地によっても品質にかなりの差がでます。
原皮の品質からも北米原皮の輸入割合が最も多く、ルイキの原皮も北米産です。
さまざまな地域の原皮を使ってみた結果、北米の中でもテキサス原皮の品質が良く、
安定していて厚さのある原皮である為、ルイキではテキサス産の原皮を採用しています。
ルイキで使用している北米産の原皮の中でも、ステアと呼ばれる種類の皮を使用しています。
ステアは、生後3〜6ヶ月以内に去勢され、生後2年以上のオスの牛の皮を言います。
ステアの特徴は、1頭から採れる原皮の量が他の種類のものと比べ豊富で厚さが比較的平均していることが特徴です。
バッグやベルトなど、革製品によく使用される原皮になります。
|