『登り優先』
狭い山道ですれ違うには、落石の危険や谷側への滑落の危険も伴います。
山道のすれ違いは原則として、登り優先!
下る人が先に動くと、岩や石を落とし、登りの人達に危険性がおよぶ可能性があります。
『ゴミは必ず持ち帰る』
ごく当たり前のことですが、ゴミを捨てずに持ち帰りましょう。自然に分解される事の無い、ビニール、プラスチック製品、いつかは自然に分解されるような物でも捨ててはいけません(捨てていい物はありません!)。
景観を損なうだけではなく、自然破壊につながります。もちろんタバコの吸殻のポイ捨てなんて許されるものではありません。
喫煙者の方は携帯灰皿は必携です。
自分で出したゴミは必ず、持ち帰りましょう!
『動植物の採取は厳禁』
むやみに採取する事は、生態系の破壊、希少動植物の絶滅を招く恐れがあります。
写真等で記録したりして、心に刻みつけておきましょう。
『トイレでティッシュペーパーは使わない』
ティッシュペーパーは水に溶けないので使用しないでください。トイレットペーパーか水溶性のティッシュペーパーにしましょう。
『団体行動の場合、身勝手な行動は避け、リーダーの指導に従いましょう』
人数が多くなれば、ペースが乱れ全員で行動する事は難しくなります。
まして、バラバラになって、取り残される人が出てしまっては、大変危険です。
大勢で行動するときは互いを気づかいながら、まとまって行動しましょう。
『落石に注意』
落石は、非常に危険です。常に注意するとともに、自身も石を落とさないように注意しましょう。
もし、気をつけていたにも関わらず、落してしまった時は、下にいる人達に、大声で注意を呼び掛けましょう。」
『山小屋では早めの就寝を心がけましょう』
山小屋では、早めに就寝しましょう。ご来光を楽しみにして、先に寝ている方も大勢います。
騒いだりせず、登山で疲れた心身を癒しましょう。
『むやみにコースを外れない』
コース外には、見えない危険が潜んでいます。
また、貴重な植物の植生を破壊する恐れもあります。
ルートを守り、コース内を確実に一歩一歩、歩んでいきましょう。
『タバコやアルコールは控えめ』
登頂した時の達成感は、格別なものであります。
そんな時にたばこやお酒が欲しくなりますが、帰りの下山のことも考え、ほどほどに抑えましょう。
もちろんタバコのポイ捨て厳禁です! しつこいですが、携帯灰皿は必携です!
何時の世代までも、気持ちよく山登りができるように、身勝手な行動は差し控え、誰もが気分よく下山出来るように、少しばかりの気遣いを心がけましょう。
遊岳人
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