遊岳人 遊岳人 遊岳人
TOP 遊岳人のご案内 決済/送料 カテゴリー一覧 買い物カゴ メルマガ登録 楽天TOPへ



カテゴリー
ザック・バッグ
シューズ
テント
シュラフ
トレッキングポール
登山グッズ
キャンプグッズ
レインウェア
ダウンウェア
ジャケット
フリース
ボトムス
シャツ・Tシャツ
コンプレッションウェア
アンダーウェア
キャップ・ハット
グローブ
ソックス
アクセサリー
送料無料


パタゴニア
ノースフェイス
コロンビア
ホグロフス
モンベル
マムート


サイズ一覧
┣ パタゴニア
┣ ノースフェイス
┣ コロンビア
┣ モンベル
┣ マムート
┗ ホグロフス
 


ケータイ遊岳人
いつでもどこでもお買い物!
便利なスマートフォンアプリも勢ぞろい
遊岳人モバイルQR




【アウトドアウェアは3層で考える】

アウトドアでの服装はレイヤリング(重ね着)が効果的です。特に寒暖の差が激しい登山などでは、暑くなったら脱ぎ、寒くなったら着る、
と言う様に、持っている服を足し引きして体の温度を最適に保つ必要があります。レイヤーの基本的な考え方は、アウター(耐風・耐水)、
インナー(保温、吸汗拡散)、アンダー(保温・吸汗速乾)、と3つのレイヤーで考え、それぞれ使用する季節や目的にあったものを選ぶと
良いでしょう。

【レイヤード(重ね着)】


【ベースレイヤー(肌着、アンダーウェア)綿は必ず避ける。速乾性のものを。】

肌着、アンダーウェアとも言いますが、選ぶ際にまず考える事は素材です。汗冷えをしないよう乾きやすい化繊素材のもの、また春秋の寒い時期にはウール素材のアンダーウェアもおすすめです。アンダーウェアには様々な厚さがあり、薄いものは夏山用に、暑いものは春秋の登山用に使い分けたり、またアンダーウェアを重ね着する事もあります。形状はクルーネックやハイネックのハーフジップタイプが多く、クルーネックは重ね着しても首周りが楽ですし、ハーフジップのタイプはジッパーを開け閉めすることで温度調節が簡単に行え、着脱も容易です。アンダーウェアの素材にはウールや化繊、それとウールと化繊をあわせたハイブリッド素材、防臭効果を持つものなど色々あります。

【ミッドレイヤー(中間着・防寒着)】


【保温力、吸汗拡散性に優れた素材を】

中間着にはフリースかインナーダウンが定番です。フリースはアウターにもインナーにも用途が広く、軽く、保温力も吸汗拡散性にも優れている登山の服装に最適な素材です。特に薄手のフリースは様々な季節で行動着兼インナーとしても使用できるのでおすすめです。ダウンジャケットも風に強いのでインナー、アウター、と幅広く利用することができます。また最大の特徴は軽量でコンパクトに収納できること。メインの防寒着として使用せず、サブとしてザックに忍ばせておけば予想外の寒さの時でも対応できます。それ以外の中間着は定番のチェックのシャツがあります。化繊の薄手のものやウールの厚手のものがあり、気軽に扱え微妙な温度調節にも有効です。

いずれの中間着も、その上からレインウェアやアウターを羽織る事を考えると薄手のものが適しています。厚すぎる中間着は行動着としても使用しにくくなりますので、薄手の服を組み合わせて防寒をするのがおすすめです。また真夏日でも山は寒くなりますので、必ず防寒着を用意しましょう。

【アウターレイヤー(防風・防水、レインウェア、ウインドブレーカー)】



【アウターはレインウェア兼用できる】

アウターレイヤーにはレインウェアを代用してしまうのが簡単です。レインウェアは風にも強く、またレインウェアをアウターとして代用すればもう一枚余計にジャケットを持っていく必要がなくなります。しかしレインウェアは高価なものが多く、木に引っ掛けたり岩に擦ったりなどのダメージはなるべくなら避けたいもの。またレインウェアを行動着として使用するには少し暑すぎます。そんな場合には薄手のウインドブレーカーなどを用意するのがおすすめです。高価なものでなければアウターとしてハードに使用することもできますし、着たいときにいつでもさっと取り出して着れるような扱いやすさがあります。

【登山で使われる服の素材の説明】

登山の服装全てに共通して求められる機能は、軽くて動きやすく、速乾性に優れ、丈夫、と言うことです。少しでも楽に登山ができるよう軽く、軽快に動けるよう動きやすく、汗をかいても乾きやすく、ハードな使用にも耐えるウェアが望ましいです。  素材選びを失敗してしまうと事故に繋がる可能性も高くなりますので、特に自宅の服を利用する人はしっかりと素材表示を確認しましょう。また暑さ寒さの感じ方には個人差があります。汗かきの人やそうでない人もいます。登山の服装は自分自身の体質も考慮に入れ、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

【コットン素材の服】

コットンの服は乾いている時に着用すると快適な素材ですが、その断熱性は濡れると失われてしまいます。またコットン水分を多く吸収しますが、基本的に乾くのに時間がかかるという性質があります。その性質からコットン素材のウェアを登山で着るのは大変危険で、コットンのウェアを着たことで低体温症にかかってしまったと言う事例が過去に沢山あります。ですがコットンは暑い日にはよく風を通し、そして体を冷やしてくれます。また体を紫外線から守る性能にも優れています。ですのでコットン素材の服は夏の暑い日、標高の高くない場所でのアクティビティで着用するのには適しているかもしれません。そしてそんな暑い日には服から蒸発した水分が体を冷やしてくれます。

【ウール素材の服】

コットンと比べると、ウールは遥かに水分の吸収力が少ない素材です。ウールは濡れると少しの水分を保持し、乾かすために少ない熱を必要とするという性質があります。ですのでウールが濡れた時はコットンの様に機能が著しく低下することはありません。この様にウールは保温のためのすきまを保つので、断熱着として機能しているのです。この性質のため、ウールは登山用靴下の素材としても適しています。
ウールの欠点はやや重いこと。そしてかさ張ること。また肌着として使用するとチクチクする点があげられますが、メリノウールなどは柔らかくて着心地が良く、肌着として大変人気があります。多くの人が登山では化繊の肌着を着用しますが、化繊のものよりも吸収性があるため、ウールのウェアを好む人も多くいます。またウールはストーブの熱にさらされた時にも溶けない、という性質もあります。

【ポリエステルとポリプロピレン素材の服】

ポリエステルとポリプロピレン素材は、汗を逃すのに優れているので肌着の素材として優れています。ポリプロピレンの肌着は少しチクチクするので着心地が気になったり、また数回着用すると匂いが吸着してしまう、というデメリットがあります。一方ポリエステルは肌着として着心地が良く匂いが吸着する事も少ないので、最近ではポリエステル素材のウェアがほとんどです。またこれらの素材は肌着としてだけではなく、断熱ウェアとしても適しているので、フリースジャケット等にも使用されています。

【ナイロン素材の服】

ナイロンは世界中で最も多用されている素材の1つで、アウトドアウェアではアウターに使用されています。優れた防風性だったり、なめらかでらかかったりとナイロンの特性は幅広く変化しますが、実際にナイロンはその強さと耐久性で知られています。そんな多岐にわたって使用されるナイロンですが、加工されていないと水分を多く吸収してしまい、乾くのがかなり遅いという欠点があります。

【ダウンウェア】

高品質のグースダウンを使用したダウンウェアは最も暖かく、最も軽く、そして最もコンパクトに圧縮することができます。ダウンウェアの品質はフィルパワーで表記されますが、高品質のものは700から850フィルパワーと言われています。ちなみにフィルパワーとはウンの復元力を数値で表したものになります。
ダウンはその軽さと暖かさから冬のジャケット用の素材として人気が高く、そしてまた多くの寝袋に使用されています。しかしそんなダウンも、濡れてしまうとその高い断熱力を失い、また乾きにくいと言う特性もあります。ですのでダウンウェアやダウンを使用した寝袋は、使用する際必ず濡れない様に気をつけなければなりません。