山城建司・和食器の愉しみ |
山城健司
30年前、窯を開いたばかりのまだうぶうぶしい山城さんが、ある方の紹介でようびに来て下さいました。
その頃、私も懸命に作者と一緒になって作品に向き合っていましたので、使う人の立場に立って「こうしてほしい」ことが多く、あれこれ申し上げたのを覚えています。それから二十年余り、御活躍の様子は知っていましたが、彼から作品を持ってきてくださることはなくなっていたので、自由を求めてご修行なのだと納得していました。 先日、又ようびにと作品を持って来て下さいました。息子が帰って来たような喜びでさっそくネットにご紹介いたします。すべて見た目よりも軽く出来ており、ロクロの技術のたしかさをうかがわせるよいものです。 又いろいろご紹介してゆきたく思っています。よろしくお願いいたします。 店主 真木
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