漆器:にちにち膳・布着・山本哲

お膳 - 小さな和みの空間

美しくシンプルなお膳があれば、忙しい合間の食事も、素敵な和みの「和」の空間に!

「工芸店ようび」は、お店お薦めの和のうつわたちを、より美しくコーディネイトしていただくために、お膳を作りました。軽く、木の目も美しい栓の木で作られたお膳に、大切な人たちの食事を、一膳ずつきちりとどうぞ・・・。

漆器:拭漆にちにち膳・山本哲

 お膳はお客様用と格式ばったもののように思われますが、お膳にのせることによって額縁のような効果をもたらし、食器のバランス、大、小、型、高さ等選びやすくなり、また食卓が纏まってすっきりと見えます。一人の時などそのままテレビの前に持って行って召し上がることも出来ます。

 縁の低い重なるものは雪才型(語源はよく解りません)で、ランチョンマットを敷くような感覚でお使いいただけますし、角切のようなものは大変正式な懐石に用いるものですが、お正月とかお雛さま、お客様等少し気の張る時、また家族で今日は「少しだけ特別よ」という意味も伝えることができるのではないでしょうか。「気持ちを伝える」食器の効用はそんなところにもあると思うのです。

 毎日の何でもない日常を少しずつ変化のある楽しいものにする心を養っていただくお手伝いが出来るように思うのです。 

工芸店ようび 店主 真木
漆器:黒布盆・奥田志郎

漆器・輪島塗:尺二縁朱膳・奥田志郎

漆器・輪島塗:朱尺正方角切折敷・奥田志郎

漆器・一閑張り:黒半月膳・藤井収

志野焼:志野菊之文小皿・瀧川恵美子:和食器の愉しみ工芸店ようび