漆器・輪島塗:藤箔絵黒蓋付中椀・奥田志郎 & 山本哲:和食器の愉しみ工芸店ようび

藤の揺れる季節を思ふ 藤箔絵黒蓋付中椀

 花散る頃でございます。 

  春風にはなをちらすとみしゆめは

  覚めても胸のさわぐなりけり

と西行様も歌っていられるように、何やら胸騒ぎする、春の終わりです。少し落ち着いて、藤の揺れる季節を思って、山本哲さんにおねがいした、箔絵の椀、本体は奥田志郎さんの黒中椀です。今、少しだけ残っている貴重品です。

 水を思わせる、葉のおさらが、シンと静まっているようで、何か心のままに、盛っていただければ、と思いつつ取り合わせてみました。

 お膳は奥田志郎さんの真清田、潤、これも、もう少し残っているだけになりました。

工芸店ようび 真木啓子
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