もうすぐ春
李朝白磁の美しい形の心地よい浅鉢を見つけましたので、何だかんだと御説明して、海老ヶ瀬保さんにお願いして作っていただきました。
この季節には少々寒々しい白ですが、かえって雪を思わせます。長芋のすり下ろしの白を強調して、甘草の芽を配し「もうすぐ春」をのぞかせました。
こんぶ豆は中村恵子さんの唐津の小付に、冬夜長しの良寛の詩を書いた盃(古川章蔵作)なども味わっていただきたいなと思います。お箸置は干支の象徴的なうろこ紋、金と朱と緑という美しい色使いです。
工芸店ようび 店主 真木
白瓷6.5寸向付
大ぶりなのですが、その薄さ優しい白さは折敷の上でさりげない存在感を放ちます。
海老ヶ瀬保
13,200円
絵唐津四方小向
絵唐津の深向付です。四面に描かれた文様はそれぞれ違います。季節で気分でいろいろに。
中村恵子
3,696円
色絵鱗文箸置
仁清の「色絵鱗波文茶碗」に倣い、金箔などで三角形を重ねた、はんなりとした箸置です。
古川章蔵
4,840円
赤絵漢字盃
ざっくりとした土もののような白磁の盃を作っていただいていた古川章蔵さんから、良寛の漢詩のぐい呑みです。
古川章蔵
6,600円
千呂利うずら・2合
「うずら」のようにぷくっとかわいい錫器です。
ゆり工房
38,500円
にちにち膳・布着
「布着せ」は麻布が漆の内側に貼られていて、その上に幾度も漆が塗られ丈夫な造になっています。
山本哲
49,500円