秋を待つ気分
あっという間に秋になるのでしょうか。でもまだお暑い日々でございます。少しでも秋を待つ気分になっていただけるようにと献立を考えてみました。
ちょうど福森雅武さん作品の蓮手文の向付が参りました。大らかな見込みはふんわりと中のものを受けとめてくれます。カマスの一塩に大根おろし(酢しょうゆ)をかけ、穂じそを散らしました。 なめらかな粉引の荒賀さんの作品には、湯葉をよいお出汁で煮浸にして枝豆を散らしました。 もみじのお皿(めずらしく福森さんの染付です)には夏のたのしみ、白瓜の糠漬けです。 朱の片口(奥田志郎作)には冷たいお酒、口切れは抜群です。 この長手の盆は洋食器にもと思って作りました。横一尺四寸の隅切で、ゆったりと大らかに使っていただけるものです。工芸店ようび 店主 真木
雅造蓮弁刻紋様碗
丸みを帯びた「お碗型」のフォルムは周囲に蓮弁が刻まれ、如来や菩薩さまが座す蓮台を思わせます。
土楽・福森雅武
22,000円
粉引輪花向付・小
鍔(つば)が大きく、ふんわりと輪花になっています。
荒賀文成
2,640円
雅造磁器楓皿・小
あわせるうつわで、夏でも秋でもすっきりとおさまります。
土楽・福森雅武
5,500円
朱片口・小
いにしえから生活に伝わる片口の形を注意深く観察し写し取ることから生まれました。
奥田志郎
49,500円
黒尺4×8.5寸角切脇取盆
ハレの日にも、いつもの一汁一菜にもお使いいただけるお膳です。
奥田志郎
55,000円