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ブランド紹介

日々に寄り添ってくれる「永遠の魔法」

第6回目は創業50年の今もなお、カジュアルでシックなスタイルを提案し続ける革小物を展開するIL BISONTE(イルビゾンテ)のご紹介。
全てメイドインイタリーに拘り、熟練の職人の手によって生み出されるアイテムの美しさの秘密に迫ります。

時間の経過と共に唯一無二の存在へ

「イルビゾンテは、私が革を裁断し、縫い合わせ、撮影した映画の主役だ」 創業者 ワニー・ディ・フィリッポはそう語ります。
「雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日にあたり、あなたが日焼けすれば、バックも日に焼けます。あなたのイルビゾンテはあなたの一部になるのです。」
時間の経過と共にまるで魔法のように自分だけの唯一無二のアイテムとなっていく革小物たち。ワニーのデザインへの情熱、生地、職人によるハンドメイドの情熱、それら全てによって革新的なアイテムが生まれています。

本物志向だからこそ迎えられた半世紀の歩み

創業者は幼いころから創造性に優れており、通信教育の絵画コースを通じ芸術への情熱を育んだのち、ブレスレットやベルトを作っては友人にプレゼントしていました。
ある時、彼は自身の作品をある製造会社に見せましたが、あまりにも独創的で生産は不可能だと断られてしまいます。 「もしデザインすることができるなら、自分で作れるのでは。」彼は挫けず、妻ナディアと共に自身のデザインの実現に向けて進みだします。 フィレンツェ中心部の地下室には、イルビゾンテの初期の工房があり、彼のバッグを購入した人々から口コミが広がり、世界中からファンが訪れるように。 その後1980年代にはニューヨークのセレクトショップに登場し、パリとミラノに路面店もオープンします。 本物志向のファンに愛され続けて、2020年にイルビゾンテは創立50周年を迎えました。 「私の中の明確なアイデアや、デザインへの情熱がかたちになったのだ。」と彼は語ります。 約50年の間、製品を通してそのポリシーやストーリーを伝え続け、イタリア製の上質なレザーブランドの一つとしてその地位を確立しています。

経年劣化で持ち主だけの色へ

イルビゾンテの象徴的なマテリアルである牛革は、トスカーナ地方で何千年も前から行われてきた「ベジタブルタンニン鞣し」の工程を経てつくられた上質な革です。 その柔らかさ、木の繊細な香り、意外性のある透明感、表面に形成されるゴールドの色艶は、イル ビゾンテの唯一の製品の特徴となっています。
中でも人気が高いのが、エイジング(経年変化)を楽しめるヌメ革。新品のヌメからキャメル、ブラウン、そしてダークブラウンへと色は変化し、愛着と共に増す光沢感は持ち主独自の人となりやライフスタイルが現れてきます。
フィレンツェの熟練の職人が全てハンドメイドで作り上げたバッグやアクセサリーは使うほどに深い味わいが生まれ、柔らかく手に馴染み、唯一無二の存在へと変化していきます。

今年も2022春夏限定コレクションの登場!

今季コレクションは、シーズンムード溢れる華やかなパステルカラーが魅力的。透き通るように澄んだパステルカラーが、春らしいポジティブなムードを誘います。 色とりどりの建物が立ち並ぶヴェネツィアの離島、ブラーノ島からインスピレーションを得た新色、「シーウォーター」「ダスティイエロー」「バブルガム」の全3色をご用意しました。

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