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あこがれのウッドデッキ
どれだけ必要、揃える工具の多さに驚き!!
ホームセンターやネット通販などで木材を購入しウッドデッキを作る場合は当然工具が必要です。インパクトドライバーなどは貸し出しをするホームセンターもありますが、他の工具は
自分で揃えなければなりません。
手作りウッドデッキの解説本などに紹介さている工具、部品をここに記載しました。(キットで作る場合と正反対の解説になる項目もあります)
1.丸ノコ
解説本に最初に名前があがるのがこの丸鋸(マルノコ)です。 ウッドデッキ作りに欠かせない工具となっています。 価格は1万から5万円くらいまでで、1万円代ものでも十分に使えます。しかし非常に危険な工具で、プロでも大怪我をする場合があります。当社のキットデッキでは使用しません。)
2.インバクトドライバー
ビスを大量に打つには欠かせない工具。 価格は1万から6万円くらいまで、2万円代もので十分に使えます。コードレスが使いやすい。予備バッテリーがあるとないのとでは作業効率がまったく変わります。当社のキットデッキではこの工具は利用します。ホームセンターで貸し出している場合も多いです。
3.ジグソー
丸ノコでは切れないカーブ切断用。価格は1万から4万円くらいまで、2万円程度のもので利用可能。 当社のキットデッキでは使用しません。
4.サンダー
床板を切断したあとの小口などに利用します。価格は1万前後。 工具としての危険は少ないです。当社のキットデッキでは使用しません。
5.ディスクグラインダー
木材の加工に使う。価格は1万から4万くらいまで。しかしこの工具も危険な工具です。取り扱いには注意が必要です。当社のキットデッキでは使用しません。
6.メジャー
工具としては必須のものとなります。さまざまなものがありますが、JISマーク付のものであればよいでしょう。写真のように止まる装置(ストッパー)がついているものがウッドデッキ製作には便利です。価格は3000円以下 。
7.さしがね
もともと在来建築に利用するものですが、垂直やコーナーの角をはかる場合に使います。価格は2000円程度。当社のキットデッキでは使用しません。
8.水平機、水準器
ウッドデッキ造りには必須のもので、さまざまなものがあり 100円から2000円くらいまであります。水の中の気泡を利用しているので、気泡が確実にみえるものなら安価なものでもよい。
9.柱用水平機
束や柱の垂直を調べる工具。当社のキットデッキでは使用しません。
10.スコヤ
45度と直角をはかり、墨付けを行う物です。工具というより定規みたいなものですね。だが使い方は奥深いてず。
11.チョークライン
墨壷(すみつぼ)の現代版、長い直線を引く場合に利用する。 当社のキットデッキでは使用しません。
12.ジョレン
束石を置く地面を地ならしするために使ういます。価格は1500程度。 当社のキットデッキでは使用しません。
13.タンバー
束石を置く地面を固めるために利用するもの。自作することも可能。販売されているのは1万円程度 。当社のキットデッキでは使用しません。
14.作業ウマ
作業台のこと。英語でhorseと言うので、このような名前になったのだと思われます。木材を切断加工したり、塗装する場合であれば何らかの台が必要で、ウマと呼ばれるこのような台が一番安価で便利です。ただ自作しなければならず、費用は数千円程度。 当社のキットデッキでは使用しません。
15.ノコギリ
ウッドデッキ制作において、大きな切断は丸鋸でおこない、小さなサイズの物、精度が必要な場合に利用します。当社のキットデッキでは基本的に使用しません。
16.ノミ
ウッドデッキ材の駆け込みをする場合に必要。刃の巾が21ミリ、24ミリのものが普通で価格は1500円から1万円までさまざま。危険な道具で取り扱いに注意が必要 。当社のキットデッキでは使用しません。
17.カナヅチ
ウッドデッキ作りにはさまざまな場面で利用します。床板を並べたあと微調整する場合にあると便利です。いろいろなタイプが販売されていますが、価格1000~3000円程度のものでよいでしょう。当社のキットデッキでは基本的には使用しませが、あれば便利な時もあります。
18.カンナ
表面を綺麗にする場合や、面取りになどに利用します。様々なものが販売されていて高価なものもありますが、刃物幅60ミリのもので、価格3~4000円程度のものでよい。刃の部分は危険で不注意に触れると怪我をします。 当社のキットデッキでは使用しません。
19.インテリアバール
釘抜きとして利用するのではなく、材と材の隙間調整に利用します。価格は1000円程度。当社のキットデッキでは使用しません。
20.クランプ
大きいものが必要です。床板などを取り付けるときに固定する。 価格は1000円程度。当社のキットデッキでは使用しません。
21.サンドペーパー
逆目、毛羽だったところや、多少の凹凸などを修復する場合に利用します。当社のキットデッキでは基本的に使用しません。
24.ベンダー
床板と床板の隙間などの塗装に利用する。当社のキットデッキでは基本的に使用しません。
25.コテバケ
22のウェスと同じ目的だが、より塗料を付ける場合はこちらを利用する。 。当社のキットデッキでは使用しません。
26.ビニール手袋
塗料は手につくとなかなか落ちません。ウッドデッキではハケよりもウエスを使う方が綺麗に濡れますが、この場合には必須です。
27.ポリバケツ、ベール缶
塗料を小分けする場合に利用する。
28.マスカー
塗装時の養生に利用する。マスキングテープにポリエチレンシートを組み合わせたもの。当社のキットデッキでは基本的に使用しません。
29.マスキングテープ
セロテープや紙テープ、ガムテープなどは代用できません。当社のキットデッキでは基本的に使用しません。
30.ゴミ袋
端材やゴミを入れる袋 。当社のキットデッキでは梱包材を捨てる場合に使用することもあります。
31.ブルーシート
作業をする上で、庭やコンクリやタタキなどを汚さないために利用。当社のキットデッキでは使用しません。 当社のキットデッキでは基本的に使用しません。
32.塗料
ウッドデッキ用塗料は多数のものが販売されています。性質もいろいろあり、自分のウッドデッキにどれが合うのか探すのは大変です。カタログやメーカーの資料で決めるのは困難です。何種類か利用した人に聞くのがより正しい理解になるでしょう。 性質によって木材保護着色塗料や自然系塗料、スティン系や塗膜タイプ、あるいは水性、油性などの違いがあります。
ホームセンターなどで販売されているものは、インウッド(クオファーム)、ガードラック(和信化学工業株式会社)、ウッドガード(アサヒペン)、オスモカラー(日本オスモ)、キシラデコール(日本エンバイロケミカルズ)、シッケンズ(トーヨーマテリア)、ニューボンデンdx(大阪塗料工業)、ステンプルーフ(コシイプレザービング)、スーパーウッドステイン(吉田製油所)、スーパーデッキ(Duckback Products)、バトン(大谷塗料) 、ノンロット205N(三井化学産資)、水性ウッディガード(ニッペホームプロダクツ)、タヤ・エクステリア279(イケダコーポレーション)、サドリンクラシック(玄々化学工業)など( )内は販売・製造会社)。
33.ペイント薄め液
『塗料が濃い場合や薄めて利用する場合、また刷毛の洗浄などに利用します。』と書籍などに書かれていますが、デッキに塗る場合は薄めることは勧めません。ただ刷毛の洗浄は有効と思われますが、刷毛は安いので使い捨てにするのが合理的かもしれません。当社のキットデッキでは基本的に使用しません。
34.ビス
ウッドデッキを作るときには釘を利用するのではなく、ビスを利用する方法が一般的になっています。ウッドデッキ用の木材に合わせビスをえらばなければなりません。人気のあるウェスタンレッドシダー材などには多くのビスが対応しなすいですが、ウリンなどの超耐久性のある木には通常のビスは使えません。ウリン用ビスとなっているもても多くは途中で折れてしまったり、途中で止まってしまいます。
自作する場合に書籍などで勧められている工具類を記載しましたが。DIYを趣味とされている方はこれらの工具をほとんど持っていると思われますので心配いらないですが、初めてウッドデッキを製作される方は同じ工具でもさまざまなメーカーや価格帯があるので、適切なものを選ぶ必要があります。
また、自作の場合は当然ですが、メインの木材、金具、ビス、塗料も用意しなければいけません。
ビスは最近人気のウリンに利用する場合は慎重にしなければなりません。ホームセンターなどで販売されているものは、途中で折れたり、ネジ山が変形したりしてやっかいな事になります。現在販売されているもので、もっとも強く、粘り有り丈夫なものは中川木材産業が開発した専用ビスです。