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簡単な風呂掃除のやり方と風呂掃除に必要な物について

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簡単な風呂掃除のやり方と風呂掃除に必要な物について

皆さんは、掃除をする場所で嫌いな場所はありますか?
嫌いな場所は、人によって異なりますが、その中でも上位にくるのが「風呂掃除」です。
毎日使用する場所ですが、掃除に手間がかかるため、面倒と感じてしまう人も多いと思います。
今回のコラムでは、「簡単な風呂掃除のやり方」や「風呂掃除に必要な物」について見ていきましょう。

風呂場では皮脂汚れや石鹸カスが蓄積される

簡単な風呂掃除のやり方について解説する前に、風呂場ではどのような汚れが蓄積されてしまうのでしょうか?
風呂場の汚れとして挙げられる代表的な物は、次のような物です。

● 皮脂汚れ

まず、代表的な汚れとしては、皮脂汚れがあります。
皮脂汚れとは、簡単に言えば、人間の身体から出る物のことです。
風呂場の浴槽や床などに蓄積されやすい汚れとなっています。
また、皮脂汚れは酸性の汚れです。

● 石鹸カス

また、もう1つ代表的な汚れとして挙げられるのが、石鹸カス。
石鹸カスとは、皮脂汚れと石鹸の成分が混じりあった物のことです。
一般的には、風呂場に置いているプラスチック製のイスや洗面器等に蓄積されやすい汚れと言われています。

● 水垢

水垢は、風呂場の鏡や蛇口部分などで多く見られる汚れです。
水垢は、水道水に含まれている、ミネラル成分が結晶化した汚れと言われています。

● カビ

その他の汚れでは、カビがあります。
赤カビや黒カビなどです。
温度や湿度が高い場所を好み、そのような環境では、カビが発生しやすくなります。
それから、カビは皮脂汚れなどを栄養源としているため、皮脂汚れなどを放置していると、カビが繁殖してしまうおそれがあるのです。

カビだけでなく雑菌が増殖する可能性がある

最初に、風呂場に蓄積される汚れについて解説しました。
想像しているよりも多くの汚れがあることにびっくりしたことでしょう。
ただし、多くの汚れがあると言われても、やはり風呂掃除が面倒と感じてしまう人もいると思います。
では、もしも風呂掃除をしなかった場合、どのようなことが起きるのでしょうか?
風呂掃除を行わなかった場合に起こる可能性があるのは、次のようなことです。

● カビや雑菌が繁殖

さきほども少し触れましたが、カビは温度や湿度の高い場所を好み、皮脂汚れを栄養源としていると解説しました。
定期的に風呂掃除を行っていれば、カビの栄養源となる皮脂汚れ等を少なくできるので、カビの繁殖をある程度抑えることができます。
ですが、もしも、風呂掃除をしていなかった場合には、カビの栄養源となる皮脂汚れが多くなるため、繁殖する可能性が高まるでしょう。

また、注意しなければいけないのは、カビだけではありません。
温度や湿度の高い風呂場では、雑菌も繁殖しやすいと言われていますので、汚れを放置していると、雑菌が繁殖するリスクが高まります。
とくに、レジオネラ属菌には注意が必要となるでしょう。

● 体調不良や肌荒れなどを引き起こす可能性がある

カビや雑菌の繁殖と関連する話ですが、カビや雑菌が繁殖した状態の風呂場をそのまま使っていると、体調不良や肌荒れなどを引き起こす可能性があります。
レジオネラ属菌については、健康な人でも感染するそうですが、子どもや高齢者、病気等により抵抗力が低下している人は、感染のリスクが高まると言われているのです。
ですから、風呂掃除を怠っていると、このように体調不良や肌荒れなどにつながるおそれがあります。

● 悪臭の発生

その他では、風呂場から悪臭が発生する可能性もあるのです。
風呂のドアを開けた瞬間に、悪臭がしたという経験はありませんか?
風呂場から悪臭が発生する原因はいくつありますが、蓄積された汚れによる物やカビの繁殖が原因となる場合がほとんどです。
体調不良や肌荒れなどの症状が出なかったとしても、毎日使用する風呂場から悪臭が発生してしまうのは、絶対に避けたいもの。
悪臭が発生すると、風呂場を使用するのが嫌になってしまうでしょう。

このように、風呂掃除が面倒だからと言って、汚れを放置していると、解説してきたようにさまざまな問題が発生してしまいます。
汚れを放置しないことがとても重要です。

汚れの原因別掃除方法

ここまでは、風呂場の汚れの種類や汚れを放置してしまった場合に、何が起こるのか、について解説しました。
次に知っておきたいのが、それぞれの原因別の掃除方法についてです。
風呂掃除は、ただやればよいというものではなく、汚れの原因ごとに、掃除方法を変えることが大きなポイントとなります。

● 皮脂汚れ

汚れの原因が、皮脂汚れの場合には、酸性の汚れとなっていますので、中性洗剤やアルカリ性の洗剤を使って掃除を行うのが一般的です。
毎日の風呂掃除など、軽い汚れ程度であれば、中性洗剤を使用して汚れを落とすことができます。
中性洗剤と聞くと、どのような物を選べばよいのだろうか?と頭を悩ませてしまうかもしれませんが、浴室用洗剤の多くが中性です。
そのため、ドラッグストアやホームセンターなどで簡単に購入できます。
浴室用洗剤をスポンジにつけて、汚れを落としましょう。
また、簡単に落ちない汚れについては、アルカリ性の洗剤を使用するのが効果的です。

● 石鹸カス

石鹸カスの場合には、酸性の洗剤を使用するのがよいと言われています。
それから、アルカリ性の洗剤を使用する場合もあるのです。
石鹸カスについては、アルカリ性の物と酸性の物があります。

● 水垢

水垢については、アルカリ性の汚れとなりますので、酸性の洗剤を使用するのが一般的です。

● 赤カビや黒カビ

それから、赤カビや黒カビが原因の汚れについては、カビ取り剤を使用して掃除を行うのがおすすめです。
とくに、黒カビの場合には、根をしっかりとはるので、簡単には取り除けないことが多くなっています。
そのような場合には、カビ取り剤を使用すると効果的です。

風呂掃除で必要なものについて

汚れの原因別に掃除方法を紹介しましたが、風呂掃除を行う場合には、いくつか必要な物があります。
主に、次のような物です。

● 浴室用洗剤

風呂掃除で必要となるのが、浴室用洗剤。
普段の掃除には欠かせない物となります。
ホームセンターやドラッグストアなどで販売されているので、購入しておきましょう。

● カビ取り剤

カビ取り剤は、名称からもわかるように、カビを取り除くために必要な物となります。
黒カビなどが発生してしまった場合には、できるだけ早く取り除くようにしましょう。
放置してしまうと、繁殖してしまうおそれがあります。

● ゴム手袋

風呂掃除では、洗剤やカビ取り剤を使用しますので、ゴム手袋を使用するのがおすすめです。
とくに、カビ取り剤がついてしまうのを防げますし、手荒れなどを防止するのにも役立ちます。

● スポンジ

スポンジは、洗剤をつけて浴槽を掃除する際に重宝するアイテムです。
また、浴槽だけでなく、浴室にある鏡を掃除する際にも非常に便利。

● ブラシ

浴槽などは、スポンジで掃除をすることができますが、床面などはタイルでできていることが多いでしょう。
そのような場合には、ブラシを使うと効果的です。
さらに、床だけでなく天井を掃除する際にも活用することができます。

タイルの目地などの掃除を行う際には歯ブラシもしくは小さなブラシがあるとよいでしょう。
目地の部分などはカビなども発生しやすいので、しっかりと掃除を行うことが大切です。

● 水切りワイパー

水切りワイパーは、風呂場の水分を落とすことができ、カビなどの発生を防ぐのに役立ちます。
綺麗に掃除をしても水分が残ったままだと、汚れて見えてしまう場合がありますし、水分がそのままだとカビが発生する原因となるのです。
ですから、水切りワイパーを使って、しっかりと水分を取り除くことが大切となります。

● タオル

タオルも用意しておくと非常に便利です。
すでに紹介した水切りワイパーは、水分を取り除くことができますが、それでも水分が残アってしまう場合があります。
そのような場合に、活躍してくれるのがタオルです。
残った水分をしっかりとタオルを使って拭き取ることで、カビの発生するリスクを小さくすることができます。

簡単な風呂掃除のやり方

風呂掃除については、汚れを蓄積させないことが重要です。
汚れが蓄積されてしまうと、汚れが落ちにくくなってしまいますし、掃除にも時間がかかってしまうことになります。
ですから、毎日風呂掃除を行いましょう。

そこで、知っておきたいのが簡単な風呂掃除のやり方についてです。
仕事やプライベートなどで忙しいと、どうしても風呂掃除を敬遠してしまう人が多いでしょう。
ですが、簡単な風呂掃除のやり方を知っておけば、短時間で風呂掃除を済ませることができますよ。

浴槽の掃除では、スポンジに浴室用洗剤をつけてこすり、汚れが落ちたらシャワーで洗い流します。
シャワーで洗い流した後は、そのまま放置するのではなく、水切りワイパーなどを使って水分を取り除くのです。
通常の掃除であれば、このような簡単な掃除でよいでしょう。

入浴後に風呂掃除すると汚れを落としやすい

風呂掃除の簡単なやり方について解説しましたが、もう1つ重要となるのが、風呂掃除を行うタイミングについてです。
皆さんは、どのようなタイミングで風呂掃除を行っているでしょうか?
もちろん、それぞれ異なるタイミングだと思いますが、汚れを落としやすいタイミングがあります。
そのタイミングとは、入浴後のタイミングです。
入浴後は、汚れが軽く付着している程度であり、濡れているため、汚れが落としやすいと言われています。
ですから、浴槽のお湯を抜いた後にすぐに風呂掃除をすると、簡単に汚れを落とすことができるでしょう。

反対に、時間が経ってしまうと、石鹸カスなどの汚れは、非常に落としにくくなってしまいます。
そのため、少しでも風呂掃除の手間を省きたい、簡単な掃除で済ませたいと考えているのであれば、入浴後のタイミングで風呂掃除を行うとよいでしょう。
入浴後のタイミングで風呂掃除を行うことで、掃除全体にかかる時間を短縮することができますし、汚れも落としやすくなります。

また、入浴後に掃除をするという習慣にしておけば、入浴する前にわざわざ掃除をする必要がなくなるというメリットもあるのです。
入浴前に、お湯をためて、たまったらすぐに入浴ができるので忙しい人にもおすすめ。

風呂掃除におすすめのアイテム

風呂掃除のやり方やタイミングについて解説しましたが、毎日の風呂掃除に役立つ、おすすめのアイテムについて紹介します。

【tidy】プラタワ・フォーバス

こちらのアイテムは、風呂場の床洗いに最適なブラシです。
毛先が尖っており、それによって細かい部分の掃除も簡単に行うことができます。
また、本体には多くの穴があり、これによって水はけがよく、衛生的に管理を行うことが可能です。
適度な硬さがあるため、曲面の掃除にもご活用いただけます。

【tidy】Squeegee(スキージー)

こちらのアイテムは、水切りワイパーです。
風呂場の掃除を行う際に、床や鏡部分の水切りとしてご活用いただけます。
水切りワイパーを使用することで、風呂場にカビが発生するのを防ぐことができるのです。
また、簡単に保管ができるのも大きな魅力と言えるでしょう。
蛇口やタオルハンガーなどにかけて保管ができます。
スペースを取らずに保管ができるので、掃除の際にあると便利なアイテムです。

【tidy】BathSponge(バススポンジ)

こちらのアイテムは、バスタブを掃除するためのスポンジです。
汚れをしっかりと落とすことができますし、軽量で使いやすいのも大きな魅力。
バスタブについた皮脂汚れを落とすのに最適です。
曲面にもしっかりとフィットするので、毎日の掃除が快適になります。
さらに、フックにかけて保管することもできるので、非常に便利です。

今回ご紹介したアイテムは、どれも普段の風呂掃除を快適にしてくれるものですので、ぜひご活用ください。

まとめ

風呂場には、さまざまな汚れが蓄積されてしまいます。
汚れが蓄積されたままになると、体調不良や肌荒れなどにつながるおそれもあるのです。
そのため、できるだけ毎日掃除を行うようにしましょう。
入浴後のタイミングは、汚れが落としやすくなっているので、このタイミングで掃除をするのがおすすめです。
また、掃除を行う際には、便利なアイテムを活用しましょう。
掃除時間の短縮や負担の軽減になります。