The White Wine of Spain
スペインの代表的な白ワインの産地「ルエダ」
ベルデホやソーヴィニョン・ブランの葡萄を使用した、フレッシュな味わいの白ワインです。
知られざるその魅力に迫ります!

D.Oルエダワインの特徴って?

ルエダの白は酸味が穏やかで、豊かなアロマを持つのが特徴。
D.O.(原産地呼称)は、地域で最も古く厳格な特性に対応するワインのみが認定されます。ルエダワインは、1980年にD.O.(原産地呼称)に認定されました。現在ではスペインの白ワインのリーダーの1つとなっています。

ルエダでは、1000年以上にわたって、在来種であるヴェルデホから大半の白ワインが造られています。DOワインを名乗るためには、ヴェルデホやソーヴィニョンブラン、また、他の認可品種を50%以上使用する必要があり、残りは混醸が認められています。しかし、実際にはヴェルデホ単一品種によるワインが多く、生産量全体の8割を占めています。

ルエダは世界遺産で知られるスペイン内陸部のカスティーリャ・レオン州、首都マドリードの北西に位置します。ドゥエロ川に沿って展開しており、近くにはリベラ・デル・ドゥエロやトロなど著名な生産地が多くあります。

栽培されるぶどうの多くはヴェルデホです。ヴェルデホは土壌に対する対応力の強い種で、寒暖差の激しい地域で栽培されたものは豊かな果実味とアロマを備えます。その他にはマカベオ(ビウラ)、ソーヴィニヨン・ブランも少量栽培されています。

ぶどう畑の標高は海抜700~870mとかなりの高地にあります。気候は大陸性気候に属し、夏季と冬季の気温差が激しく、また、昼夜の気温差も激しく夜は昼に比べて気温が20度下がることもあります。これは酸味とアルコールのバランスをとるのに重要な要素です。土壌には小石と砂が混ざり合っており、粘土、石灰などの他の要素が含まれているため、水はけがよく通気性も良いです。

D.O.Rueda × Japanese foods