レヴィーゾ県とヴェネツィア県の一部の平地に広がるDOCピアーヴェ地区にイタロ・チェスコンは95haのブドウ畑を所有しています。

DOCピアーヴェ地区は、アドリア海に南の境界をおき、北⻄のヴァルドッビアーデネとモンテッロの丘陵地帯から北東のフリウリ=ヴェネツィア・ジューリアへと広がっています。そして、その地域全域にピアーヴェ川が流れています。

この北イタリア最大のDOCエリアである広大なピアーヴェ地区では、ブドウの栽培は少なくとも3000年前から⾏われていたことが数々の先史時代の証拠により証明されています。

しかし、脚光を浴びたのは1900年代前半に、イタリア最古の醸造学校であるコネリアーノ醸造学校(1876年創設)の学者たちにより多数のブドウ品種が植樹され、栽培された頃でした。

最初のブドウ畑の所有をした曾祖⽗⺟、ドメニコ・チェスコンとアンナ

1957年:ヴェネト州トレヴィーゾ県のサン・ポーロ・イン・ピアーヴェにてワイナリー誕⽣。また、この年の冬、“イル・トラルチェット”が誕⽣する

1967年:ワイナリーはロンカデッレに移転。ローマとミラノにマーケットを拡大

70年代:ドイツ、スイス、フランスへ輸出を始める。

80年代半ば:“ラ・チェズーラ”のブドウ畑にDOCピアーヴェの土着品種ラボーゾDOCピアーヴェとマンツォーニ・ビアンコ16.0.13を植樹し、 国際的な賞を受賞する。

90年代︓ グロリア、ドメニコ、グラツィエラが3代目オーナーとなる。

2006年:イタロ・チェスコンブランドの リスタイリングを⾏う。

2008年︓ トレヴィーゾ近くのヴィア・パスコリ・ア・フォガレに10haの土地を購入し、インクローチョ・マンツォーニ6.0.13の苗を植樹

ピアーヴェ川の恩恵により、複雑な構成の土壌や様々なミクロクリマが共存します。 これにより、私たちは質の高いワインを生産することができるのです。

ヴェネト州とフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の州境からヴェネト州内を流れるピアーヴェ川。トレヴィーゾ県とヴェネツィア県の川沿いにはブドウ栽培に理想的な土壌があります。

土壌は、砂と小石からなり、石灰石をベースとする粘土質が広がっています。 何世紀もの間、ピアーヴェ川の洪水により沖積したドロミーティの岩や土が混ざり合った土壌です。

この土壌の構造がブドウの木に個性を与えます。

ピアーヴェ川の数多くの洪水により形成された、様々な大きさの砂利により構成される石がちな土壌がグラーヴェ地区の特徴です。 ⽩ブドウと一部の⿊ブドウはこの土壌から⽐類ないブーケを引き出すのです。

グリーンがかった麦わら色。マンツォーニ・ビアンコの典型的なエレガントなアロマを持つ。黄桃、アカシア、ライムピールとアロマティックなハーブの香りは熟成とともにミネラルや塩味を生み出します。フレッシュで生き生きとしたエレガントな口当たり。バランスのとれた酸が特徴。

緑がかった麦わら色。有機栽培のシャルドネから造られたこのワインは、ゴールデンアップルとパンのクラストの香りを伴うエレガントでフルーティなブーケが特徴。フレッシュなテイストと調和のとれた酸とともに長い余韻が残ります。

麦わら色。ピーチやシトラスのアロマにスパイシーなナツメグのアクセントがエレガントに香ります。味わいはドライでフレッシュ。クリスピーでありながらまろやかさもあり、とてもバランスのとれたワインです。

淡いイエロー。持続性のある味わい。パイナップルやトロピカルフルーツのニュアンスにミネラル感が感じられる。まろやかで調和がとれたワイン。シルクのような⾆触りが⻑く続く。

緑がかった麦わら色。ミント、ペッパー、トロピカルフルーツの香りで、熟した果実のような豊かな味わいのワイン。

透けるようなルビー色。小さなベリーやバラの花びらの香りに柑橘もほんのりと香る。塩味を伴った程よいボディ感。スパイスのアクセントもあり、非常に調和のとれた味わい。余韻も長い。