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先日行ってきたフランス出張で、最も楽しみにしていた事がありました。
事の発端は、この1通のメールからでした。
今度、こんな会をやるんだ。
シャンパンのテロワールや造り手の個性を知るのに、とっても良い機会だと思うよ。』
このメールの差出人は、フランスのワイン専門誌『ゴーミヨ誌』で、『宝石のよう!』と絶賛された、ラエルト・フレールの若き七代目、オーレリアン氏でした。
この会のメンバーには、同じくタカムラの人気シャンパン生産者、『アグラパール』をはじめ、既に日本で注目されている生産者達や、日本未輸入生産者含め、気になっていた造り手も参加しており、まさに『シャンパンの今』を感じる事の出来る、計17生産者が名を連ねており、志の高いメンバーである事は一目瞭然。
『これは、何かがある!』
期待を胸に、フランスへと旅立ったのです。 |
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『テール・エ・ヴァン・ド・シャンパーニュ(シャンパーニュの大地とワイン)』と、名付けられたこの会。
各造り手が、2008年物の区画毎の仕込み中のスティル・ワイン(非発泡性)3種と、各自のシャンパン3種を持ち寄り、来場者は各ブースで造り手と話をしながら、その両方を味わう事で、造り手の個性や産地の個性をより深く知るというものでした。
今まで、シャンパーニュ地方だけで造り手同士、こういう会をする事は無かったとか。
かつて、大手が独占していたシャンパンの市場。でも今では、沢山の志の高い生産者が、自分達の土地に根付いた、個性豊かなシャンパンを生み出しています。
区画毎にワインを仕込み、その良さを最大限に引き出そうとする彼らの考えは、ブルゴーニュの志の高い生産者に共通するものがあります。
そんな彼らが、動き出したのが、この『テール・エ・ヴァン・ド・シャンパーニュ(シャンパーニュの大地とワイン)』だったのです。
初の試みとなった今回、17生産者の中で、タカムラでご紹介している、下記の生産者たちが、参加していました!
【テール・エ・ヴァン・ド・シャンパーニュ参加の造り手】
・ラエルト・フレール >
・アグラパール >
・ベレッシュ・エ・フィス >
・シャルトーニュ・タイエ >
・フランソワーズ・ベデル >
・ロジェ・プイヨン >
・パスカル・フランク >
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そして、この会の注目度を物語るかのように、パリから、ソムリエやジャーナリストも含む、業界の人々が多数参加し、その人ごみの中に、ヴーヴ・クリコの醸造家兼ワイン・コミュニケーター、フレデリック・パナイオテイス氏と思しき方や、『ワイナート誌48号』の、シャンパン特集でも取り上げられた天才醸造コンサルタント、エルヴェ・ジュスタン氏の姿も見かけました。
更に、シャンパーニュ地方を代表するホテル・レストラン、ミシュラン三ツ星『レ・クレイエール』のスー・シェフやスタッフなど、多彩な顔ぶれ、総勢約200人が参加という会になりました。
シャンパーニュ地方アイ村で行われたこの会に、パリからも皆、わざわざ足を運んでいた事でも、この会の参加生産者達が、いかにプロに注目されているか、お分かり頂けると思います。
シャンパン好きなら、誰よりも先に、彼らのシャンパンを知っておく必要があるかも。
本国でもプロが熱い視線を注ぐ、今後ますます注目の造り手達。
記念すべきこの会で出されていた、代表的なものを取り上げ、一挙ご紹介します!! |
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