2017年3月
『最上の畑で最上の酒をつくる』
イタリア・ピエモンテを代表するワイナリーで、バローロ最高峰の造り手とされるチェレット。

そのCEO、ジャコリーノ・ジッラルディ氏が来日、素晴らしいワインとイタリア料理を味わいながら、お話を聞く機会に恵まれました!


輸入元様のワイナリー紹介に、こう書いてあります。
『最上の畑で最上の酒をつくる』
この究極にシンプルな目的を、当たり前に実践しているチェレットの、これ以上ない説明です!

それは、家族経営でありながら、入社以来30年以上チェレットで醸造から販売まで、あらゆる経験を積んだ叩き上げの、ジャコリーノ・ジッラルディ氏にCEOを任せている事からも、私情に左右される事無くワイン造りを行うという、確固たる信念を感じました。

栽培はビオロジックやビオディナミを実践、醸造においては、各地の個性を表現するために4か所に醸造所を所有、伝統的手法と最新設備を用いた手法を、ワインによって使い分けているとの事。

『ビオディナミも、最新設備の導入も、最上のワインを造るためには自然の流れ』
『だから、わざわざアピールする必要は無いんだ』
とにかく『飲めば分かるさ!』的な、潔さと自信に満ち溢れていました。
特に印象に残ったワインが、『ランゲ・ロッソ・モンソルド』と『バローロ・ブリッコ・ロッケ』

モンソルドは、土着品種のワインが根強いピエモンテという地で、カベルネやメルロー、シラーといった、国際品種で造られた1本。

『私たちでも、ピエモンテで、素晴らしいワインが造れるんだ。』
という強い思いが込めれているのだとか。

ボルドーのような強さや凝縮感がありながら、ブルゴーニュのようなエレガントさを持ち合わせ、素晴らしいハーモニーのある味わいに、軽めから濃い目の味付けの料理とも調和。

ジッラルディ氏も、『マジカルワイン!』とおっしゃられてました。

実は、この特徴的なボトルには隠れた秘密が…
ボトルの上半分だけ見るとブルゴーニュタイプ、下半分はボルドータイプ(シャトー・オーブリオン)なんだとか!!

この秘密を聞いて、モンソルドの絶妙なバランスに納得!!
こちらも、料理を引き立てつつ、ワイン自体の主張もしっかりと感じられ、ソムリエもお客さんも、レストランで選べば間違いのない、至高の1本だと思いました。

最高のワインを造るために進化し続けるチェレット。今後も目が離せません!
バローロ・ブリッコ・ロッケは、まるでグミのような、滑らかで弾力のある質感の液体。

力強さと凝縮感、華やかさと繊細さという、ある種ネッビオーロが持つ両面性が、綱渡りのようなバランスで表現されている、唯一無二のバローロ!