バレンタインデーなどや、カップルで盛り上がりたい時に大活躍してくれるのがこのハート・ラベルが印象的な、このワイン。

ハートの絵が描かれたそのストーリーも優れています。

18世紀に、あの超一流の造り手シャトー・ラフィット・ロートシルトと、シャトー・ラトゥールの所有者であった、セギュール侯。

そんな超一流のシャトーを所有しつつも、このカロンセギュールが、大好きで、


『われラフィットを造りしが、わが心にカロンあり。』

と言ったそうです。

そんな訳で、ここのラベルには、可愛い『ハート』のマークが付いているのです。

なんとも素敵なシャトーだと思いませんか?

当然ながら、中味にも定評があります。

ワイン評論家のロバート・パーカー氏も、彼の著書(ワイン・アドヴォケイト誌139号)の中で、

『ボルドーで、最も洗練されたワインの1つであり、紛れもなく、第一級格付けシャトーと、肩を並べるほどの潜在能力を持ち合わせたワインである。』

と述べているほどの逸品!

そして素敵なカップルに良く似合う一本です。

「眠れる森の姫」だったシャトー・カロン・セギュールは2012年、フランスの保険会社スラヴニールに買収されて、完全に力を取り戻した。ボルドー右岸を代表するリブルヌのネゴシアン、ジャン・ピエール・ムエックス社も5%のマイナー株主として参画しているが、巨額の投資によってよみがえった。

買収金額は1億7000万ユーロだった。高額になったのは、55haの畑を含む110haの土地が、18世紀までさかのぼる1キロに及ぶクロに囲まれていること。そのため、初めて訪ねる際はシャトーが見つけにくいのだが、ボルドーでは珍しい。

もう一つはその歴史である。「われラフィットとラトゥールを造りしが、我が心カロンにあり」というニコラ・アレクサンドル・ド・セギュール侯爵の名文句を象徴する「ハート」マークをラベルに抱く。日本ではロマンティックなギフトとして知られるが、サンテステフのオリジナルの3つの畑の1つである。格付け前の1825年、まだ森林だったモンローズは、カロン・セギュールの持ち物だった。セギュール侯爵の所有地は広く、フェラン・セギュールも所有していた。後のラフィット、ラトゥール、ムートンも所有地の一部である。

ガスクトン家が1894年から所有。ドゥニーズ・ガスクトン夫人が2011年に87歳で亡くなった翌年、スラヴニールが買収した。2013年、ローラン・デュフォを支配人に迎え、技術責任者のヴァンサン・ミレと共に改良を続けている。3000万ユーロを超す投資を行った。醸造施設を刷新し、区画別の発酵に対応できるサイズの異なるステンレスタンクを導入し、グラヴィティー・フローも取り入れた。

畑の密植度をヘクタールあたり1万本に上げる途中だ。植え替えでカベルネ・ソーヴィニヨンを増やしている。歴史的に、メルロの栽培比率が38%と高かったが、カベルネ向きのテロワールである。礫が5mと深く、下層に粘土、石灰岩が広がる。今は35%のメルロを20%まで減らすのが最終目標だ。新たな醸造設備で造った2016年以降、品質は見違えるように向上し続けている。

ボルドー格付け一覧
2023-11
その印象的なラベルだけでなく、近年品質向上が目覚ましいシャトー カロン セギュールから、営業責任者のステファニーさんがお越し下さり、お話を伺いながら試飲させて頂きました!

新しいオーナーの元、醸造設備を刷新。明らかなる品質向上を遂げた、カロン セギュール。元シャトーマルゴーに居た現醸造責任者の元、畑の区画ごとに細かく仕込み、より抽出を繊細にしつつ、その持てる要素を余すところなく引き出すなど、細部にこだわった造りでそのクオリティをアップさせました。

カロンセギュールの兄弟シャトーとして知られる、カプベルン ガクストンは、カロンセギュールとほど近いにも関わらず、キャラクターの違いは明らか。

「カプベルン ガクストンはより男性的でサンテステフらしいキャラクター。風の影響や標高の違いもあり、カロン セギュールはよりエアリー。ミントなどのニュアンスを常にどこかに備えています。

それぞれに醸造設備がありますが、どちらも同じチームが造っているんです。」

ボルドーで細かなテロワールについて話す機会は多くありませんが、その明らかな違いを実感。そのどれもに丁寧な造りを感じ、チームがカロンセギュールの品質向上に情熱を持っている事をはっきり感じる事が出来ました。

そして!2020年に購入、2022年ヴィンテージから手掛けるようになった右岸ポムロールのシャトー〈ヴレ クロワ ド ゲイ〉も試飲。

今回は彼らの時代の前のワインの試飲でしたが、その美味しさに出会う事が出来てラッキーでした!

生産量が少なく、まだ日本でほとんど出回っていないこのシャトー。要チェックです!