設立は1993年、首都サンチアゴ市の南300キロ、チリ最大の生産地マウレバレーのサンクレメンテ渓谷に会社は有ります。 4つの畑合計で390ha を所有しています。品種の個性を生かした果実味とボディとのバランスのとれた味わいが、テラノブレの特徴です。特に、メルロと最近注目のカルメネーレには定評があります。
テラノブレのあるマウレ・バレーは、チリにおけるワイン醸造用ブドウ栽培面積のおよそ半分を占める、チリ最大のワイン産地です。広大なマウレ・バレーは地形・気候的に極めて変化に富んだ産地で、海岸に近いほど気候は温暖ですが、アンデス山脈へ近づくにつれて温度が下がり雨量が増え、土壌の特質も場所によって実に多様。2003年にはコルチャグア・バレーの東側に当たるロス・リンゲスという場所に30haの畑を購入。サンチアゴから南へ140キロの所にあります。ここではカベルネソーヴィニヨン、カルメネールに加えてシラーも栽培され、マウレ・バレーとは違う個性を造り出そうとしています。