約1300もの栽培家がひしめくバローロ地区のなかでも、注目の醸造家キアラ・ボスキス女史の手によるバローロです。「よいワインはよいブドウから」という、畑での作業を重んじる栽培哲学をもって、バローロの伝統を新しい文脈で見事に表現しています。 ピラー社のワインは、キアラ女史が栽培を手掛けているブドウのみを使って造られます。 バローロD.O.C.Gエリアには、"Le Grande Vigne”「偉大な畑」と呼ばれる畑があります。この「偉大な畑」というのは、いずれも小さな区画(畑)ですが、日射条件や土壌構成がよいという好条件が揃っており、さらに特殊なミクロクリマがブドウにエレガントさを与え、上質なワインが生まれる事から22もの生産者がこの畑でワイン造りを行っています。 ピラー社のカンヌービ畑は「悪魔に魂を売ってでも手に入れたい畑」とまで言われている事からもネッビオーロの品質の高さを証明しています。