アルプス地方、オーストリアとの国境近く、カルダーロ湖を見下ろす美しい丘の上に位置するケットマイアー社は、この地域の葡萄栽培における、重要なブランドであり、葡萄栽培に適したこの地の立役者であるジュゼッペ・ケットマイアーにより、1919年に創立され、古代からこの地方に伝わるワイン葡萄作りの文化を誠実に守ると同時に、醸造から、瓶詰めまで、最新の設備、技術を導入しながら、時代の要求に応じてきました。緻密で、革新的な共同作業のスタイルは、ケットマイアーを土地と密着させ、環境を最大限に尊重しつつ、とびきりの品質レベルの葡萄を育てる栽培者達の情熱を刺激してきました。ケットマイアーの哲学は、穢れ無きワイン造り、土地に密着した品種、製品毎の個性に重きを置く事です。この地の土壌の構成と涼しい気候、特に昼夜の極端な温度差が、特別なフレッシュさと、類まれなリッチなブーケを持ったワインを生み出します。
アルト・アディジェでは普段ドイツ語が話されています。伝統的に栽培契約農家からブドウを買い上げ、共同体がワインを醸造し販売する独自のシステムが多く普及していますが、ケットマイヤーの場合は数少ない単独オーナーによって経営されています。従って品質へのこだわりは非常に強いものがあります。