良いふとんの選び方】

みなさん、睡眠 充実していますか?


睡眠時間が十分な人、睡眠不足な人…。

眠りへの思いは人それぞれかと思いますが、

人生の3分の1は眠っている時間です。

明日への活力の源 「眠り」。

「睡眠環境」を考えてみてはいかがでしょうか?

その中の1アイテムの寝具。

しっかり選んで元気な毎日を送りましょう。



よい羽毛布団を選ぼう!


羽毛布団って、いろんな種類があってわからない…。

どう選んだらいいの?


そんなご質問にお答えします。


■羽毛布団選びのポイント■


1.羽毛 

2.生地 

3.キルティング 

4.国内生産・洗浄

羽毛布団にとって最も重要なのは、 "羽毛(ダウン)" です。

 "羽毛(ダウン)"は、羽毛布団の価格に占める割合が高く反映され、

 良し悪しが、品質を決定します。

 よって、"羽毛(ダウン)" 選びが基本となります。

 実際、実店鋪でも中身は見ることは出来ません。

 どうしましょう? 

とにかく触って、ふとんを上から押さえてみて下さい。

 ● 中身の硬い部分が手に触りますか?(羽根の割合い) 

● 音はしますか?

 ● ふとんを押さえて手を放すとどれだけ膨らみが戻りますか?

  (ダウンボールの大きさ) 良い羽毛ふとんほど、中身はフワフワでふとんも沢山膨らんでいます。

 ですから、手に硬い部分は触れませんし音はしません。 

ウインドバード楽天市場店では、web shopですので、残念ながら実物を触っていただけません。

 安心してご購入いただけるよう、客観的な品質基準である品質表示ラベルにてご判断ください。

 特に羽毛ふとんは、ウインドバードが自信を持ってオススメできる商品のひとつです。

【品質表示ラベル】

日本羽毛寝具製造業協同組合(日羽協)が定める4種のラベル

プレミアムゴールド、ロイヤルゴールド、エクセルゴールド、ニューゴールドは、羽毛の客観的な品質を証明する基準として、多くの羽毛布団メーカーが採用しています。


羽毛は同じ重量でもかさ高性が異なります。

かさ高の高い順に「プレミアム→ロイヤル→エクセル→ニュー」という

ラベル品質に区分されています。

ウインドバードの羽毛布団もこの基準に合格した羽毛布団を扱っております。


【かさ高性】

その羽毛がどれだけのフワフワしていて、保温力を持っているかということです。

かさ高は、JIS規格で定められた筒状の測定器の中にダウン30gを入れ、どのくらいの高さになるか計測します。

かさ高性の値が高いほど弾力性と保温性が優れています。

上記でもご確認いただけますが、180mm、165mm、145mmと区分され品質の違いが明確に保証されています。

【グースとダック】水鳥の種類の違い

羽毛布団(ダウン)には

「グース(がちょう)」 や 「ダック(あひる)」 の羽毛が使われますが、 グースのほうが高品質といわれています。

【グース】

がちょうの羽毛

・体が大きく、ダウンボールが大きい

・ダウンを採るために時間をかけて飼育される

【ダック】

あひるの羽毛

・体が比較的小さい

・食用として飼育され若いうちに加工されるので、副産物として採れるダウンが育ちきっていない

羽毛布団と羽根布団はまったく違うものなんです!

読んで字のごとく、ダウンは『羽毛』、フェザーは『羽根』

漢字で書くと似ていますが、まったく違うもので品質も価格も大きく違います。

「羽毛布団」 は、ダウンが50%以上でフェザーが50%未満のもの。

「羽根布団」 は、フェザーが50%以上でダウンが50%未満のもの。

良いものをお求めなら、ダウン90%以上の物がおすすめです。


詰め物の羽毛はもちろん大切ですが直接触ることはありません。

羽毛を包む側生地にも注目してください。

側生地に求められるのは、柔らかさと軽さ、通気性のよさ。

そして、中の羽毛が飛び出さないためのダウンプルーフと呼ばれる加工が必要です。

生地は吸湿性や通気性に優れた天然繊維である綿が主流です。

また、織り目の細かいものほどよいとされています。

この目の細かさ、

つまり生地の密度を見分ける目安を「打ち込み本数」といいます。

打ち込み本数は、1インチ(約2.5cm)四方のタテ糸とヨコ糸合計数で表します。

打ち込み本数が多いということは、使っている糸が細いということです。

だから、生地の密度が高くなり、肌触りがソフトになるのです。(より細く、よりしなやかに)

糸の太さは、番手で表され、50,60,70と数が多いほど糸が細くてそれだけ

やわらかくて肌ざわりがよいということになります。

織り方は、繻子織(サテン)・平織(ブロード)・綾織(ツイル)の3種類が標準です。

軽量でソフトな生地に仕上げるためには、

超長綿(繊維の一本あたりの長さが35mm以上のもの)がよいとされています。

一般的に価格の高い生地ほど、生地重量も軽く・柔らかく・しなやかで、体にフィットします。

「カバーをするのでふとん生地はどうでもよいワ」と思われがちですが、

よい生地ほど、肌ざわりがソフトで体にフィットして隙間を作りにくいので、温かさも向上します。

羽毛布団のキルティングとは、縫製や仕立て方の事を指します。


このキルティングには、


羽毛を入れてそのまま縫い込むマチのない平らな【タタキキルト】、

キルト部分にマチをつけた【立体キルト】、

キルトを2層にした【ツインキルト】など、いくつかの種類があります。


キルティングは、中身の羽毛の特性を引き出す重要な要素と言っても過言ではありません。


キルトの方法の違いで本来の羽毛の特性を活かしきれない場合もあります。


キルティングの主な役割として、羽毛に空気の層を作り保温性を高める、

体に沿う様な形にする、羽毛の偏りを抑えるといった働きがあります。


ウインドバードでは、

1年中使える 「2枚合わせ」と、

あったか 「ツインキルト」を推奨しております。

【2枚合わせ】


季節に合わせた使い方が可能で、1年中快適に過ごせて経済的です。

ふとんの厚みが違う2枚で構成され、夏は薄手(肌掛け)1枚のみ使用。

春秋は中厚手(合掛け)1枚使用。冬は薄手+中厚手の2枚使用。温度調節


が容易です。また、付け外しもアメリカンホックで簡単です。


【ツインキルト】


上下でキルトが分かれた構造で、

羽毛の上下左右の片寄りを解消。

身体にフィットして、温められた空気を逃しません。




羽毛布団というのは、原料となる羽毛自体は100%外国からの輸入に頼っているのですが、

布団の縫製・加工や羽毛の洗浄といった工程については国内で行っているものと、

人件費の安い国外で行っているものがございます。

この違いによってもやはり仕上がった商品の臭いや、縫製の丁寧さなどの品質に差が出ます。

やはり、国内生産・洗浄のものが安心です。