「精度」にこだわる作品作りに
日頃から「精度」にこだわり作品作りをしている。シャッタースピードが稼げる場合でも 構図やその他「精度」を求めるなら三脚は必要不可欠。朝夕や夜、スローシャッター表現では言わずもがなだ。LX-284CT+XB-38は私が愛用のレオフォトの中で一番、小型軽量のもの。トラベルタイプのため縮長が短く、公共交通機関での移動や長時間の歩行でもストレスがない。アイレベルの高さを確保しつつ剛性感があり信頼を置ける点は小型とは言え、やはりレオフォトだ。センターポールが使えるのも気に入っている。 写真は曲がりくねった高野槇林を撮影したもの。雨表現のためレンズ前玉に付着する水滴を拭わずに撮影。雨粒のつき方が作品の良し悪しを左右するシーンだが納得いくまで追い込むことが出来た。
使用機材: 三脚:レオフォト LX-284CT+XB-38 カメラ:SONY α7RⅣ
レンズ:FE 12-24mm F2.8 GM
写真家
高橋 良典 (Takahashi Yoshinori)
1970年12月16日、奈良県生まれ。高校の頃から写真家を志し卒業後に上京。奈良を
一旦離れるが、東京での暮らしの中で改めて奈良の魅力に気づく。「自分が生まれ育った奈良を写真に残し、その魅力を数多くの人に知って欲しい」との想いから、生まれ故郷の奈良に戻り、写真家として独立。作品をカレンダーや観光ポスター等へ提供。また出版物への写真提供及び原稿執筆を行う。奈良県の撮影と併行して国内各地にて自然の織りなす旋律をテーマに撮影を続ける。(公社)日本写真家協会会員・日本風景写真家協会会員