輪島塗は、およそ120ともいわれる独自の工程があり、木地→下地→上塗り→加飾と工程が細分化・分業されています。この工程を経てはじめて輪島塗と冠することができます。
職人から職人へと半製品が渡され、この間およそ7~8人の手を経て完成品が仕上げられるさまは、まるで輪島の街全体が、ひとつの工房であるかのよう。工程ごとに職人の技を最大限に引き出す分業体制と、すべてを管理する塗師(ぬし)が、販売までを手掛け行商するという信頼の輪は、今も受け継がれています。
「木材は山で約3〜4年、里で1年ほど寝かしてから木地を作ります。厳選された木材を挽き物・指物・曲げ物、それぞれの職人が作製します。
輪漆で描きそこへ金を蒔く技法です。平蒔絵・高蒔絵・研ぎ出し蒔絵など多数の技法を組み合わせ、色漆を併用した鮮やかなものがあります。
輪島特有の地の粉(珪藻土)を漆に混ぜ、下地・中塗・上塗と何度も繰り返し重ねることで、深みと強度が増します。
ノミで漆の表面を彫刻する技法です。他の産地とは違う、深さ・緻密さがあります。
手作業のため、表面の凹凸や色合いなど、一つ一つ異なります。予めご了承くださいませ。
サイズ |
約16.5cm×16.5cm×16cm |
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材質 | 木製・漆塗 |
原産国 | 日本(輪島塗) |
知っておいてほしいこと |
●商品のカラーや素材感は実際のものに近づけるように努めておりますが、撮影状況やディスプレイの状況等から若干の誤差が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |