ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行 A〜Z
ア トップへ戻る
「穴石」

(⇒石参照)

「アナログ」

時針・分針等、針で時間を表す時計の通称名。

「アラームウォッチ」

指定時間を音で知らせる機能のこと。クォーツ(電池式)の特にデジタル式ではポピュラーな機能だが、機械式時計にも存在する。

「アンクル」

テンプとガンキ車の間の位置にある部品。一般的には二股の様な形で二股側の各先端に爪石が取付けられており、ガンキ車に一定の法則の時間を伝える役目を担う。脱進機を構成するパーツの一つ。

イ トップへ戻る
「石」

歯車の軸の受け部分に使われている人工宝石。一般的には人工ルビーや人工サファイヤが使用されている。穴石・受石ともいう。

「一番車」

時計のパーツの名称で香箱のこと。(⇒香箱参照)

「インダイアル」

多軸時計に搭載されている計器のことで、文字盤の中に独立した針とサークルを持つ。たとえばクロノグラフのスモールセコンドや30分計、12時間計を指す。

ウ トップへ戻る
「ウォータープルーフ」

防水加工が施された時計のこと。

「受石」

(⇒石参照)

「裏蓋」

時計のケースの裏側の蓋。このパーツを開けることにより、ムーブメントを取り外すことが出来る。(⇒スクリューバック参照)

エ トップへ戻る
「エスケープメント」

(⇒脱進機参照)

「エボーシュ」

ムーブメント製造専門のブランド。ETA社が有名。

「エル・プリメロ」

ゼニスが1969年に開発した世界初のクロノグラフ専用のムーブメント。ロレックスの旧モデル、デイトナの16520等のムーブメントは、エル・プリメロをベースに約200点の部品が改良され搭載されている。

「エングレービング」

ムーブメントや裏蓋に施される彫刻のこと。高級スケルトンモデルに施される場合が多い。エングレービングの職人は世界でもごく少数しかいない。

「エンジンターンドベゼル」

ギザギザな線の刻み模様が入っているベゼル。ロレックスでは14010M、77030、76030、79240などのステンレスモデルに数多く使用されている。

オ トップへ戻る
「オイスターケース」

OYSTERとは牡蠣こと。ロレックスのケース(時計のボディーに当たる部分)と形状(製造方法含む)の呼称。牡蠣のように頑丈で、機密性が高いことからその名が付いている。鋳型(いがた)に素材を流し込む方法ではなく、素材の塊からくり貫いてケースの形状に研磨するため、継ぎ目がなく機密性が高まり強靭に造ることができる。

「オイスターバンド」

ロレックスで最初に採用されたブレス形状。現在では主にSSモデルやスポーツモデルに採用されている、ブロック型の3列バンド。

「オートクォーツ」

時計内部に発電機を組み入れ、クォーツ時計として駆動させる機構。開発ブランドによりさまざまな機構が発表されている。

「オートマティック」

自動。機械式時計においては自動巻きを指す。

「オーバーホール」

ケースの中からムーブメントを取り出し、分解、洗浄及び消耗品を交換した後、組立て、注油し、時間の精度を調整する作業。3〜5年毎に一度するのが理想的で、機械のコンディションを長期間良い状態に保つため必要。(当店でお買い上げの時計は格安にて実施しております)

「オーリング」

O型のリング。(⇒パッキン参照)

カ トップへ戻る
「カーベックス」

腕にフィットするように、ケースが大きくカーブしているデザイン。1930年代にグリュエン社製(アメリカ)の角型モデルが最初といわれている。現在ではフランク・ミュラーが有名。

「回転計算尺」

飛行の速度や飛行距離・所要時間・燃料の残量等が計算できるよう、1920年に実用化されたベゼルのこと。現在ではブライトリングのナビタイマーに搭載されている。

「ガスケット」

防水のために金属の接合部に使われている部品。(=パッキン)

「カボション」

リューズやラグ等に飾られる先端を丸くカットされた宝石のこと。カルティエやショパールに多く採用されている。

「カム式クロノグラフ」

ピラーホイール式に比べ、パーツ量を減らすためのカムを用いたクロノグラフのこと。

「ガンキ車」

脱進機のパーツの一つ。テンプに一定の力を与えることで左右に回転させ、テンプからの規則正しい振動周期を各歯車へ送る役目を果たす。

キ トップへ戻る
「機械式時計」

メカニカルウォッチともいわれ、巻き上げられたゼンマイが反発する力で駆動する時計。(⇔クォーツ式時計)

「キャリパー」

時計を刻むための機械本体のこと。あるいは、Cal.と略し、Cal.〇〇〇〇などとして機械本体の型式番号に使用される。

「ギョーシェ」

ブレゲが初めに用いた碁盤の目状の彫刻方法で文字盤に繊細な表情を与える。プレス式と手旋盤を使った職人による手彫りの手法の二通りある。

「金無垢」

本来は中が詰まっている(空間が無い)という意味だが、時計に於いてはK18YG、K18PG、K18WG、PT、あるいはそのなかのコンビで造られたものの総称となっている。

ク トップへ戻る
「クォーツ」

クォーツとは水晶のこと。水晶に電気を流すと微振動がおきる性質を利用して時間を制御するシステム。簡単にいえば電池式時計。ロレックスでも極わずかながら生産している。(⇔機械式時計)

「クラウン」

ロレックスの王冠をモチーフにしたロゴ(時計技術者の手という説もある)。ロレックスのリューズの名称でもある。現在ほとんどのロレックスがねじ込みリューズになっており、高次元の気密性を保つことができ、水や埃の侵入を防いでいる。いまでは一般のダイバーズ時計にも採用されているが、ロレックスが世界で初めて開発し1927年9月21日に特許を取得している。(⇒リューズ参照)

「クラスプ」

メタルブレスや革バンドのワンタッチ式に作られている留め具のこと。

「グランドコンプリケーション」

トゥールビヨン・永久カレンダー・ミニッツリピーター等の特に複雑な機能を二つ以上備えている時計のこと。

「クリスタル」

時計の表面についているガラスの名称。現在のインポートウォッチのほとんどが人工のサファイアを使用している。傷が付きにくく防湿性にも優れ、文字も見やすい特質がある。めったにないが万が一割れると粉々になってしまい、針や文字盤を傷つけ、デイトの窓からムーブメントにも入り込み傷をつけてしまう恐れがある。

「クロノグラフ」

ストップウォッチを搭載した時計のこと。

「クロノメーター」

1951年に制定されたスイスのクロノメーター検定協会の定めた試験にパスした時計にのみ与えられる称号。15昼夜の期間、姿勢差や温度差の平均日差を計測する。ロレックスのほとんどのムーブメントはスーパーラティブ・クロノメーターというさらに厳しい試験に合格している。一時期はクロノメーターに合格した時計の約80%がロレックスであった。

ケ トップへ戻る
「ケース」

時計の本体の外側のこと。

コ トップへ戻る
「コアクシャル脱進機」

3つの爪石のアンクルが特徴的(通常は二つ)で、消耗が少なく安定した高精度を期待できる。1999年オメガが実用化に成功。

「香箱」

ゼンマイが破損した際に他のパーツを傷つけないため等の目的で造られたゼンマイを収めている筒状のケース。

「コスモグラフ」

デイトナの名前が付く前のクロノグラフロレックスの名称。

「コメックス」

[COMEX]1961年創業の潜水専門会社。創業当初から潜水時に付ける時計にロレックスを採用し、エスケープバルブの付いたサブマリーナーを特注するなどした。1972年、本格的にロレックスと契約を結ぶ。ロレックスはコメックスから報告される潜水の結果を一般モデルの改良にフィードバックしている。コメックスに供給されるロレックスは全て永久保証が付けられてるが、ダイバーは会社の退職と同時にロレックスを返却しなければならず、ほとんど市場には流れない。また市場に流れた商品に関しての永久保証はない。

「コラムホイール」

(⇒ピラーホイール参照)

「コンバーチブルケース」

スポーツ等の衝撃から風防を守るよう、時計ケース部分を裏返しに出来る時計。ジャガー・ルクルトのレベルソが有名。

「コンビ」

一般的には二種類の素材を使い造られる物。ロレックスではSS/YGのみをいう場合が多い。

「コンプリケーション」

トゥールビヨン・永久カレンダー・ミニッツリピーター等の特に複雑な機能を備えている時計のこと。

サ トップへ戻る
「サイクロップレンズ」

凸レンズのこと。(凸レンズ参照)

「三番車」

二番車と四番車の間の位置にあるパーツ。二番車の動力を増速させている。

シ トップへ戻る
「磁気帯び」

ムーブメントに外部から何らかの影響で磁気が残ってしまった状態。時間の狂い等トラブルが起きる。

「姿勢差」

時計は重力の影響で、向いた方向により時間の進みが若干変わる。その時間の差をいう。

「自動巻き」

機械式時計のゼンマイの巻かれる方法の一つ。腕の運動により中のローターが回転し、ゼンマイが巻かれる方式。現在の機械式時計のほぼすべてに採用され、ほとんどが手巻きも併用できるようになっている。手巻き式に比べ機械の厚みができてしまうのが難。(⇔手巻き)

「ジャンピングダイヤル」

文字盤に設けられた小窓に時や日付を数字で表現したもの。その時刻になると一瞬に表示が変わる。ジャンピングアワー(時の表示)が有名。

「ジャンピングアワー」

(⇒ジャンピングダイヤル参照)

「ジュビリー」

[JUBILEE]語源はヘブライ語yRbhIl(雄羊の角)→「喜びの叫び」→「歓喜」:記念祭、歓喜の意味。ロレックスでは5列に細かく分かれているバンドのことをジュビリーブレスレット、ロレックスのブランド名をこまかく浮き彫りにした文字盤をジュビリーダイヤルという。(またJUBILEEは当店の名前でもあります)

「ジュネーブスタンプ」

スイス・ジュネーブ市の技術規格法24条にならった検定に合格した時計に与えられる称号。クロノメーターより厳しいといわれ取得ブランドはパテック・フィリップが有名。

「シリアルナンバー」

一つ一つの時計に割り当てられた番号等の記号。

「振動数」

一時間にテンプが振動する回数。高回転ほど時間の制度は高くなるが消耗も激しくなる。

ス トップへ戻る
「スーパーラティブ・クロノメーター・オフィシャリー・サーティファイド」

[SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED]通常のクロノメーターより厳しいテストでパスした機械に与えられる総称。(⇒クロノメーター参照)

「スケルトン」

スケルトンとは骨組みのこと(透けているという意味ではない)。文字盤や裏蓋に透明な素材を使い、中の機械が見えるようにする手法。またはその時計の総称。裏蓋のみ搭載しているモデルが多く、バックスケルトンといわれている。

「スクエアケース」

四角の形状の時計ケースのこと。(=レクタンギュラー)

「スクリューバック」

ケース裏側のねじ込み式のふたのこと。特に気密性を高くすることに用いられ高い防水性を確保している。(裏蓋)

「スクリューロック」

ロレックスが1927年9月21日、イギリスにて特許取得したねじ込み式のリューズのこと。ネジの気密性とゴム製のパッキンを組み合わせることにより、高い防水性を実現した。現在では他のブランド時計、特にダイバーモデルに採用されている。

「スプリットセコンドクロノグラフ」

計測用の秒針が二つ付いており、スタートボタンで二本同時に計測を開始。もう一度スタートボタン(あるいは別のボタン)を押すと一つだけの秒針が止まり、計測時間を記録する。その間も片方の秒針は動き続け計測が可能。その状態でもう一度スタートボタン(あるいは別のボタン)を押すと止まっていた秒針が動き続けている秒針に一瞬にして追いつく。このような複雑な機能を持ったクロノグラフのことで、ラップタイムの計測などに使う。

「スポーツロレックス」

サブマリーナー、シードゥエラー、GMTマスター、エクスプローラー、デイトナ、ヨットマスター。本来はそれぞれの目的のために作られたロレックスをまとめた総称。現在日本国内においてはカジュアル時計としての位置付けになり、メンズのロレックスの主力商品になっている。プレミアがつくロレックスもほとんどがこの中に入っている。

「スモールセコンド」

文字盤の中央に取り付けられている時針や分針から独立した、インダイアルに取り付けられている秒針のこと。クロノグラフ式の時計にはほとんど採用されいる。

セ トップへ戻る
「セラミック」

焼き物と同じ原理で製造される極めて硬く作られている素材。非常に硬度はあるが衝撃で割れてしまうこともある。

「センターセコンド」

時針・分針と同じ位置の中央に秒針がついているごく普通のモデル。ほとんどのモデルがこれにあたる。

「ゼンマイ」

機械式時計の動力となる部品。一般の機械式時計はゼンマイを一杯巻いて40時間ほどの作動であるが、8日間動き続ける時計もある。

ソ トップへ戻る
「素材」

現在の時計の素材はSS(ステンレススティール)・K18YG(18金イエローゴールド)・K18PG(18金ピンクゴールド)・K18WG(18金ホワイトゴールド)・PT(プラチナ)・チタン・セラミックが主流。またいずれか2種類を使いコンビでも製造されている。

タ トップへ戻る
「耐磁式時計」

強い磁気の影響をうけると、極端な時間の狂い等の不具合が生じる。それを防ぐためにケースあるいはその内部に耐磁素材を使いムーブメントを守る構造の時計。

「ダイバーウォッチ」

正式にはダイバーズウォッチ。ダイバーの使用に耐えうるよう防水能力(一般的には100mより上の防水)に長け、水中での経過時間の計測が可能な回転ベゼル等の装備がされているモデル。

「ダイヤル」

文字盤のこと。

「タキメーター」

クロノグラフのベゼルについている計器表示のこと。ストップウォッチを働かすことで、単位時間あたりの生産量や速度などを測れる。

「脱進機」

ゼンマイの動力を一気に放出するのを防ぎ、同時にゼンマイの回転運動を往復運動に変換させるパーツ群。構成パーツはガンキ車とアンクル。(=エスケープメント)

「ダブルネーム」

時計ブランドが他社販売店や他社ブランドのために製造し、文字盤にそのロゴがプリントされているモデル。ロレックスのダブルネームではティファニーが有名。カルティエ、コメックスなどもある。現在ではコメックス以外の供給はしていない。

「ターノグラフ」

あるいはターン・オー・グラフ。ロレックスが1950年代に登場させた経過時間計測用の回転ベゼルが搭載されたモデル。このモデルは短命に終わったが2004年バーゼルフェアにて復活した。

チ トップへ戻る
「調速機」

ゼンマイから放出される動力を一定の速度に抑え、脱進機に戻す働きをするパーツ群。パーツ構成はテンプ・ヒゲゼンマイ等。

「チュードル」

[TUDOR]ロレックス社が低価格帯の戦略として製造している手頃なブランド。アメリカなどではチューダーと発音されている。

テ トップへ戻る
「デイデイト」

曜日(デイ)と日付(デイト)の両方の表示が付いている機能、またはその時計名称。(=デイトデイ)

「デイト」

時計では日付表示機能のこと。

「デイトデイ」

デイデイトに同じ。

「デイトジャスト」

デイトが12時前後に一瞬で変わるロレックスの機構。またその機能が付いた時計のこと。

「デジアナ」

時間等を針で示すアナログ表示と数字で表すデジタル表示の両方を文字盤に同居させた時計の通称名。アナデジともいわれている。

「デッドストック」

製造終了となったモデルであり、未使用のまま保管されていた在庫品のこと。

「手巻き」

機械式時計のゼンマイを巻く方法の一つ。リューズをまわすことによりネジを巻く方式。自動巻きに比べ時計を薄く設計できるメリットがある。(⇔自動巻き)

「テンプ」

天輪・天真・振り座・振り石等から構成される部品。アンクルから伝わる反復運動でひげゼンマイと共に一定速度の振動を繰り返す。この速さが振動数という。

ト トップへ戻る
「トゥールビヨン」

コンプリケーションの一種。テンプに加わる重力による時間の差異を最小限に抑えるため、脱進機調整機構を納めたアッセンブリーを一定時間の速度で回転させる機構。1795年にブレゲが発明。

「凸レンズ」

日付を見やすくするためにガラスの上に取り付けられたドーム型の拡大レンズ。

「トノー」

トノー=樽。つまりタルを横から見たような形状からその名前がついた。現在ではフランク・ミュラーが有名。

「トリチウム」

夜光塗料として1960年代から1990年代まで使われていたが、放射性物質のため現在では使用されなくなった。

「トリプルカレンダー」

月・曜日・日付の三つの表示のある時計。

ニ トップへ戻る
「二番車」

香箱と三番車の間に位置するパーツ。香箱からの動力を増速させ、60分に一度の回転で分針の軸となる。

ネ トップへ戻る
「ねじ込みリューズ」

(⇒スクリューロック参照)

ノ トップへ戻る
「ノンクロノメーター」

クロノメーター規格にパスしていない時計。といってもブランドによっては独自にそれ以上の基準を設けたりしているブランドもある。

ハ トップへ戻る
「パーペチュアル」

[PERPETUAL]永久、果てしないの意味。ロレックスでは自動巻きのことを指し、1933年5月16日特許を取得している。他社ブランドでは永久カレンダーの意味を指す場合が一般的。

「パッキン」

防水性を高めるため、裏蓋やリューズ等の接合部分に使用されるゴム状あるいはプラスティック製のパーツ。オーリング、ガスケットともいう。

「バックスケルトン」

時計の裏側から機械が見えるように造られた裏蓋のこと。またはその時計のことをいう。

「ばね棒」

筒状のパーツ内にスプリングとそれに押されるような形で筒の両端に突起がでているパーツ。主にブレスとケースの接合部分やクラスプ等に使用されている。

「パネライ」

1865年創業の主にイタリア海軍に特殊精密機械を製造している会社。唯一ロレックスが機械のみを供給したブランドとしても有名。当時ロレックスのオフィシャルショップがフィレンツェに開業しており、その頃はまだ駆け出しであったためパネライへの供給を承諾した。現在、パネライの中の機械はロレックス製ではない。

「バブルバック」

ロレックスの裏蓋の形状が泡のように膨らんでいることから付けられた俗称。1933年にロレックス(時計業界)最初の自動巻き式の時計が発売された時、手巻きのオイスターケースに入りきらないローター部分を収めるため泡のように膨らまして裏蓋を造った。

「パワーリザーブ」

ゼンマイの巻き残量を駆動可能な時間で表示する機能。あるいはその搭載モデルの名称。

「ハンドワインディング」

(⇒手巻き参照)

ヒ トップへ戻る
「ビジョウ」

通常のレザーバンドの留め具。しかし最近ではレザーブレスもクラスプを採用しているケースが増えている。ロレックス デイトナのレザーバンドもそうである。(尾錠あるいは美錠とも書く)

「ビッグデイト」

デイトの表示を1の位と10の位との二つに分割し、二つのディスクを使った表示方法。1994年にランゲ&ゾーネが初めて搭載した。(=ビッグサイズデイト)

「ピラーホイール」

コラムホイールともいわれクロノグラフのプッシュボタンからの動力により回転し、各部品に命令するいわばクロノグラフを制御するパーツ。

「ビート」

振動あるいは振動数のこと。(⇒振動数)

フ トップへ戻る
「風防」

風防ガラスのこと。文字盤や機械を守ると同時に文字盤に表されている内容を見るようにするため、透明の材質が使用されている。現在では人工サファイヤが一般的だが、スピードマスター等にも採用されているプラスティック製も現役。

「プッシュボタン」

クロノグラフ等の多機能時計に付いている、リューズ以外の曜日合せ等に特化したボタン。クロノグラフではスタート・ストップボタン。

「フライバック」

クロノグラフ時計の特殊機能の一種。クロノグラフ計測中にリセットボタンを押すと一瞬にして秒針がゼロの位置まで戻り、次の時間計測を開始する機能。あるいはその機能が搭載されている時計の名称。

「プレシジョン」

[PRECISION]正確、精密の意味。ロレックス エアキング等の文字盤に印刷されているロゴ。

「ブレス」

時計のバンド(ベルト)部分のこと。

ヘ トップへ戻る
「ヘアライン仕上げ」

つや消しの仕上げの一種。一方向に無数に細かく傷を付けることにより、毛髪状の美しいラインを表現する仕上げ方法。

「ベゼル」

時計のガラスの周りについている飾りの部品のこと。ただの飾りではなくガラスとケースの間に圧力がかかった状態ではめ込まれていて、防水性を保持する役目もある。またスポーツモデルなどには回転ベゼルやタキメーターベゼル等もある。

「ペットネーム」

その時計の正式名称。オメガのスピードマスタープロフェッショナルやロレックスのサブマリーナー、デイトナ、エクスプローラーなど。しかしほとんどのロレックスに正式名称はついていないため、俗称などで呼ばれているのもある(サンダーバードなど)。

「ヘリウムエスケープバルブ」

プロダイバーウォッチに装備されているヘリウムの排出バルブのこと。海底探査などの仕事に従事するプロのダイバーはチェンバーといわれている海底の水圧と同レベルまで加圧されながら浸水していく装置の中で生活をし、作業を終えると2〜3日間をかけ減圧していき地上に戻る。その加圧される時に用いられるのがヘリウムと窒素と酸素の混合、あるいはヘリウムと酸素の混合であり、減圧時にエスケープバルブの無いダイバー時計は内部に侵入したヘリウムがうまく逃げずに、最悪の場合ガラスが吹き飛ぶという現象が起きた。その改善にロレックスが初めてリューズの反対側にヘリウムを逃がすためのバルブを設置。これがヘリウムエスケープバルブである。ロレックスが特許取得している。

ホ トップへ戻る
「ボーイズ」

ロレックス等のメンズとレディースの中間のサイズを示す。日本ロレックスでの正式名称は合型。

ミ トップへ戻る
「ミニッツリピーター」

機械式時計での現在の時間を知らせる音を出す機能、またはそれが搭載されているモデルの名称。

ム トップへ戻る
「ムーブメント」

機械式時計の時間等を刻むための機械本体のこと。(正式にはクォーツではモジュールというが、ムーブメントに入ることも)

「ムーンフェイズ」

文字盤に月の顔を回転式に表示し、月例表示をする機能。あるいはそれが搭載された時計の名称。

「無垢」

本来は中が詰まっている(空間が無い)造りのことをいうが、時計ではその素材のみで作られたモデルの総称になっている。

モ トップへ戻る
「文字盤」

時計の顔ともいわれ時間や日付等を表現する盤。(=ダイヤル)

「モジュール」

クォーツ式時計の時間等刻むための機械本体のこと。(機械式時計ではムーブメント)

ヨ トップへ戻る
「四番車」

三番車とガンキ車の間に位置するパーツ。60秒ごとに一回転し秒針と連動する。

ラ トップへ戻る
「ラウンドケース」

ほとんどの時計に採用されている丸型のケース形状のこと。

「ラグ」

ケースの上下にあるベルトを付けるための突起部分。

リ トップへ戻る
「リューズ」

ネジ巻きや時間、日付などを操作するケースサイドに付いているツマミのこと。パネライ等のレフトハンド用モデルには反対側に付いているものやカルティエ等にはリューズの無いものもある。

「リューズガード」

リューズの上下に作られ、リューズを直接的な衝撃から守るために付けられたもの。

「リダン」

本来は中古時計の文字盤の傷みを補修するための修理方法。文字盤のインデックスを外し、プリント面の塗装を剥がした後にオリジナル本来の文字盤の色に再生させる。しかし本来の文字盤の色にせず、オリジナルでは存在しない文字盤に変えてしまうこともあるので要注意。

レ トップへ戻る
「レトログラード」

フランス語で逆行を意味。針は通常一周するが、扇状に動き、一杯の所まで動くとはじめの位置に戻る機構。

「レクタンギュラー」

(⇒スクエアケース参照)

ロ トップへ戻る
「ローター」

自動巻きの時計についている、ネジを巻くために回転する重りのような物。腕を振ったりすることでこのローターが回転しゼンマイが巻かれるようにできている。

ワ トップへ戻る
「ワールドタイム」

文字盤内やベゼルを使用し、任意の国名に合わせることにより二カ国の時刻表示が可能になる機能のこと。あるいはそれが搭載されている時計の名称。

A〜Z トップへ戻る
「GMT」

1884年に制定された[Greenwich Mean Time]グリニッジ平均時のこと。「GMT機能搭載」などの時計は一度に2カ国以上の時間を同時に表示する機能を備えた時計のこと。

「PG」

Plated Goldの略:金メッキのこと。

「PT(Pt.)」

Platinumの略:プラチナのこと。現在一番高級な貴金属。アジア圏やアメリカで広く普及している。

「SS」

ステンレススティールの略。

「SS/YG」

ステンレルスティールとK18のコンビネーションで作成されたもの。一般にコンビモデルなどともいわれる。

「UTC」

ユニバーサルタイム・コーディネイトの略。1972年よりフライトシュミレートの基準になっている世界時間。しかし、海流などの理由により地球の自転とは微妙な時間の差異が生じる。これを調整したのがGMT。

「WG」

White Goldの略:K18(18金)のホワイトカラーゴールドの意味。

「YG」

Yellow Goldの略:K18(18金)のイエローカラーゴールドの意味。昔はアメリカ向けにK14(14金)の時計も造られていた。


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