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「クォーツ」
クォーツとは水晶のこと。水晶に電気を流すと微振動がおきる性質を利用して時間を制御するシステム。簡単にいえば電池式時計。ロレックスでも極わずかながら生産している。(⇔機械式時計)
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「クラウン」
ロレックスの王冠をモチーフにしたロゴ(時計技術者の手という説もある)。ロレックスのリューズの名称でもある。現在ほとんどのロレックスがねじ込みリューズになっており、高次元の気密性を保つことができ、水や埃の侵入を防いでいる。いまでは一般のダイバーズ時計にも採用されているが、ロレックスが世界で初めて開発し1927年9月21日に特許を取得している。(⇒リューズ参照)
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「クラスプ」
メタルブレスや革バンドのワンタッチ式に作られている留め具のこと。
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「グランドコンプリケーション」
トゥールビヨン・永久カレンダー・ミニッツリピーター等の特に複雑な機能を二つ以上備えている時計のこと。
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「クリスタル」
時計の表面についているガラスの名称。現在のインポートウォッチのほとんどが人工のサファイアを使用している。傷が付きにくく防湿性にも優れ、文字も見やすい特質がある。めったにないが万が一割れると粉々になってしまい、針や文字盤を傷つけ、デイトの窓からムーブメントにも入り込み傷をつけてしまう恐れがある。
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「クロノグラフ」
ストップウォッチを搭載した時計のこと。
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「クロノメーター」
1951年に制定されたスイスのクロノメーター検定協会の定めた試験にパスした時計にのみ与えられる称号。15昼夜の期間、姿勢差や温度差の平均日差を計測する。ロレックスのほとんどのムーブメントはスーパーラティブ・クロノメーターというさらに厳しい試験に合格している。一時期はクロノメーターに合格した時計の約80%がロレックスであった。
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「磁気帯び」
ムーブメントに外部から何らかの影響で磁気が残ってしまった状態。時間の狂い等トラブルが起きる。
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「姿勢差」
時計は重力の影響で、向いた方向により時間の進みが若干変わる。その時間の差をいう。
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「自動巻き」
機械式時計のゼンマイの巻かれる方法の一つ。腕の運動により中のローターが回転し、ゼンマイが巻かれる方式。現在の機械式時計のほぼすべてに採用され、ほとんどが手巻きも併用できるようになっている。手巻き式に比べ機械の厚みができてしまうのが難。(⇔手巻き)
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「ジャンピングダイヤル」
文字盤に設けられた小窓に時や日付を数字で表現したもの。その時刻になると一瞬に表示が変わる。ジャンピングアワー(時の表示)が有名。
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「ジャンピングアワー」
(⇒ジャンピングダイヤル参照)
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「ジュビリー」
[JUBILEE]語源はヘブライ語yRbhIl(雄羊の角)→「喜びの叫び」→「歓喜」:記念祭、歓喜の意味。ロレックスでは5列に細かく分かれているバンドのことをジュビリーブレスレット、ロレックスのブランド名をこまかく浮き彫りにした文字盤をジュビリーダイヤルという。(またJUBILEEは当店の名前でもあります)
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「ジュネーブスタンプ」
スイス・ジュネーブ市の技術規格法24条にならった検定に合格した時計に与えられる称号。クロノメーターより厳しいといわれ取得ブランドはパテック・フィリップが有名。
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「シリアルナンバー」
一つ一つの時計に割り当てられた番号等の記号。
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「振動数」
一時間にテンプが振動する回数。高回転ほど時間の制度は高くなるが消耗も激しくなる。
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「スーパーラティブ・クロノメーター・オフィシャリー・サーティファイド」
[SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED]通常のクロノメーターより厳しいテストでパスした機械に与えられる総称。(⇒クロノメーター参照)
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「スケルトン」
スケルトンとは骨組みのこと(透けているという意味ではない)。文字盤や裏蓋に透明な素材を使い、中の機械が見えるようにする手法。またはその時計の総称。裏蓋のみ搭載しているモデルが多く、バックスケルトンといわれている。
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「スクエアケース」
四角の形状の時計ケースのこと。(=レクタンギュラー)
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「スクリューバック」
ケース裏側のねじ込み式のふたのこと。特に気密性を高くすることに用いられ高い防水性を確保している。(裏蓋)
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「スクリューロック」
ロレックスが1927年9月21日、イギリスにて特許取得したねじ込み式のリューズのこと。ネジの気密性とゴム製のパッキンを組み合わせることにより、高い防水性を実現した。現在では他のブランド時計、特にダイバーモデルに採用されている。
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「スプリットセコンドクロノグラフ」
計測用の秒針が二つ付いており、スタートボタンで二本同時に計測を開始。もう一度スタートボタン(あるいは別のボタン)を押すと一つだけの秒針が止まり、計測時間を記録する。その間も片方の秒針は動き続け計測が可能。その状態でもう一度スタートボタン(あるいは別のボタン)を押すと止まっていた秒針が動き続けている秒針に一瞬にして追いつく。このような複雑な機能を持ったクロノグラフのことで、ラップタイムの計測などに使う。
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「スポーツロレックス」
サブマリーナー、シードゥエラー、GMTマスター、エクスプローラー、デイトナ、ヨットマスター。本来はそれぞれの目的のために作られたロレックスをまとめた総称。現在日本国内においてはカジュアル時計としての位置付けになり、メンズのロレックスの主力商品になっている。プレミアがつくロレックスもほとんどがこの中に入っている。
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「スモールセコンド」
文字盤の中央に取り付けられている時針や分針から独立した、インダイアルに取り付けられている秒針のこと。クロノグラフ式の時計にはほとんど採用されいる。
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「パーペチュアル」
[PERPETUAL]永久、果てしないの意味。ロレックスでは自動巻きのことを指し、1933年5月16日特許を取得している。他社ブランドでは永久カレンダーの意味を指す場合が一般的。
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「パッキン」
防水性を高めるため、裏蓋やリューズ等の接合部分に使用されるゴム状あるいはプラスティック製のパーツ。オーリング、ガスケットともいう。
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「バックスケルトン」
時計の裏側から機械が見えるように造られた裏蓋のこと。またはその時計のことをいう。
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「ばね棒」
筒状のパーツ内にスプリングとそれに押されるような形で筒の両端に突起がでているパーツ。主にブレスとケースの接合部分やクラスプ等に使用されている。
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「パネライ」
1865年創業の主にイタリア海軍に特殊精密機械を製造している会社。唯一ロレックスが機械のみを供給したブランドとしても有名。当時ロレックスのオフィシャルショップがフィレンツェに開業しており、その頃はまだ駆け出しであったためパネライへの供給を承諾した。現在、パネライの中の機械はロレックス製ではない。
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「バブルバック」
ロレックスの裏蓋の形状が泡のように膨らんでいることから付けられた俗称。1933年にロレックス(時計業界)最初の自動巻き式の時計が発売された時、手巻きのオイスターケースに入りきらないローター部分を収めるため泡のように膨らまして裏蓋を造った。
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「パワーリザーブ」
ゼンマイの巻き残量を駆動可能な時間で表示する機能。あるいはその搭載モデルの名称。
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「ハンドワインディング」
(⇒手巻き参照)
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