珪藻土についてのQ & A

Q. 塗り面積の計算方法は?

A.

  1. まず最初に、お部屋の展開図を画いて、寸法を測る準備をします。
  2. 各壁面の床から天井までの高さと横幅とを測ります。
  3. 次に窓やドアなどの塗らない場所の面積を測ります。

  4. 壁面のタテ×ヨコ=面積から、塗らない部分の面積を引き算します。各壁ごとに出た必要面積を足し算し、塗り面積の合計を算出します。

  5. 計算した面積にロス分や余分を含めて、最終の必要数量を計算します。
  6. 天井の面積は床の面積とほぼ同じですので、床面積を測っても概算は算出できます。ハリや柱などがある場合は床面積にプラスします。

Q. 1㎡(平米=へいべい)とはなんでしょうか?

A.

「へいべい」って言われると分かり難いかも知れませんが、平方メートルのことです。タテ×ヨコ=面積のことです。

Q. 面積を測ったのですが、どのくらいの量を買えばいいのですか?

A.

商品1個あたりで 約5㎡塗れますので、塗り面積を 5㎡で割り算しますと、必要個数が出ます。下記に商品別の必要量の換算表を参考にして下さい。

ネリードの必要量目安 *6kg単位=6kgで約5㎡塗れます。
5㎡ 1個 6kg 30㎡ 6個 30kg 55㎡ 11個 66kg 80㎡ 16個 96kg
10㎡ 2個 12kg 35㎡ 7個 35kg 60㎡ 12個 72kg 85㎡ 17個 102kg
15㎡ 3個 18kg 40㎡ 8個 48kg 65㎡ 13個 78kg 90㎡ 18個 108kg
20㎡ 4個 24kg 45㎡ 9個 54kg 70㎡ 14個 84kg 95㎡ 19個 114kg
25㎡ 5個 30kg 50㎡ 10個 60kg 75㎡ 15個 90kg 100㎡ 20個 120kg
グレインの必要量目安 *6.5kg単位=6.5kgで約5㎡塗れます。
5㎡ 1個 6.5kg 30㎡ 6個 30kg 55㎡ 11個 66kg 80㎡ 16個 96kg
10㎡ 2個 13kg 35㎡ 7個 45.5kg 60㎡ 12個 78kg 85㎡ 17個 110.5kg
15㎡ 3個 19.5kg 40㎡ 8個 52kg 65㎡ 13個 84.5kg 90㎡ 18個 117kg
20㎡ 4個 26kg 45㎡ 9個 58.5kg 70㎡ 14個 91kg 95㎡ 19個 123.5kg
25㎡ 5個 32.5kg 50㎡ 10個 65kg 75㎡ 15個 97.5kg 100㎡ 20個 130kg
ボルカの必要量目安 8kg単位=8kgで約5㎡塗れます。
5㎡ 1個 8kg 30㎡ 6個 48kg 55㎡ 11個 88kg 80㎡ 16個 128kg
10㎡ 2個 16kg 35㎡ 7個 56kg 60㎡ 12個 96kg 85㎡ 17個 136kg
15㎡ 3個 24kg 40㎡ 8個 64kg 65㎡ 13個 104kg 90㎡ 18個 144kg
20㎡ 4個 32kg 45㎡ 9個 72kg 70㎡ 14個 112kg 95㎡ 19個 152kg
25㎡ 5個 40kg 50㎡ 10個 80kg 75㎡ 15個 120kg 100㎡ 20個 160kg
Q. 初めてですがうまく塗れますか?

A.

壁紙のように大きな紙を貼って切ってすることを考えますと、とてもカンタンだと思います。塗り壁の経験はなくとも小さいときからクレヨンや絵の具などで色を塗ってきた体験がありますので、塗り広げていくだけで完成します。泥んこ遊びのようで楽しかったと言うお客さまが多いです。

Q. コテで塗るのは難しいのでは・・・?

A.

今まで左官コテを使った事がない人がほとんどですが、壁紙のように切り間違っての失敗がありません。乾くまでは何度も塗り直しが出来ますので、2~3㎡塗られますと徐々に慣れてコテの運び方がわかってきます。

完全に平らに塗るのはテクニックがいりますが、今はやりのコテあとを残した塗りっ放しや模様塗りでしたら素人でも充分コテで塗ることが出来ます。逆にスポンジなどで塗るよりキレイに楽しく塗る事ができます。

Q. 塗ってからどのくらいで乾くのですか?

A.

季節や室温にもよりますが、徐々に乾いていくにつれ塗り厚の薄い部分が白っぽく乾いてきます。当初は塗り厚の差で、白っぽいところと濡れているところがまだらになりますが、時間が経ち全体が乾きますと色むらがなくなります。完全に乾くまでには2~3日かかります。

Q. ひび割れはしませんか?

A.

珪藻土単体ではひび割れしますので、珪藻土塗壁材としてひび割れの防止や強度を持たせる意味で、スサ(繊維質)や骨材(砂粒状の物)等を入れ調整していますので、ひび割れの心配はありません。

Q. 補修用に取り置きできますか?

A.

ネリードシリーズは練ってお届けしていますので、長期保存は利きません。少量をビニール袋に入れ空気を抜いて密封しておきますと2~3ヶ月の保存は出来ます。

Q. 塗り残した塗壁材の保存方法は?

A.

パッケージのビニール袋を出来るだけ空気を抜いた状態で密封し冷暗所で保存してください。特に骨材の入ったグレインとボルカは水と分離す事がありますので、次回塗られるときにはビニール袋の外から良く揉んで混ぜ合わせてから開封してください。

*水練りですので、出来るだけ1週間以内にご使用下さい。

Q. 押しピンや釘は使えますか?

A.

押しピンや細い釘でしたら問題なくご使用いただけます。

Q. その穴を補修できますか?

A.

釘穴の周りの厚く塗っている部分の塗り壁に少し水を塗り柔らかくし、その塗り壁で穴を埋めますとカンタンに補修する事ができます。

Q. 練ってあるので塗る日を決めて注文しなくてはいけないの?

A.

塗られる日の前日か当日に配達指定していただいた方が良いと思います。*個数が多い場合は塗る日に合わせて、3回までの分割納品する事もできます。

Q. 珪藻土のメンテナンスは?

A.

珪藻土の日頃のお手入れは、ホコリを払う程度に!汚れが付いた時は、消しゴムでこすって落とします。濡れ雑巾などで拭き掃除しますと水分で土が軟らかくなり、剥がれてしまいますので水拭きはお避け下さい。

Q. 汚れたとき上塗りできますか?

A.

上に重ねて塗る事ができます。入角から入角までの区切りの良い一面を塗ってください。

*汚れたところだけ塗りますと、下地の吸い込みの加減で色が違って見える事があります。

Q. 練済み塗壁材の利点は?

A.

  1. 練る手間がなく、お部屋も汚しません!
  2. 均一に練れているので塗りやすい!
  3. 塗る事に専念でき、作業時間が短縮できます!
Q. サンプルはもらえますか?

A.

画像ではなかなか微妙な色がわかりませんので、ご購入前には必ず色サンプルをご請求ください。

Q. 珪藻土材は乾いてからも手や衣服についたり、ボロボロ落ちてこないですか?

A.

珪藻土材によって、付着する量や粉落ちの量などはかなり差がございますが、ネリードにつきましても全く手などに付着しないとは申し上げられないのが現状です。

ネリードに関しましては、比較的付着量は少ないほうの珪藻土材とお考えいただいても差し支えないと思いますが、実際の付着程度につきましては、後日、お届けさせていただきますサンプルでご確認いただければ幸いです。

なお、サンプルは壁紙にネリードを塗布してカットさせていただいているものであるため、断面につきましては、粉が付着しやすくなってしまっておりますので、付着の程度をお試しいただく際には、断面ではなく、サンプル中央付近でお試しいただければ幸いです。

Q. 我が家の壁紙はたぶんビニールクロスだと思うのですが、見分け方を教えて下さい。

A.

下地がビニールクロスかどうかですが、今の状態が壁紙ということでございましたら、吸水性の有無(水を吸い込むか吸い込まないかです)でご確認いただくことが可能です。

壁紙は大きく分けまして、ビニール壁紙(最近ではオレフィン素材もでています)、紙壁紙、布壁紙の3つに大別させていただくことができます。基本的にはビニール壁紙には目立った吸水性はなく、霧吹きなどで水をあたえますとはじいてしまいますので、もし、水を吸わないようでありましたらビニールクロスとお考えいただいて問題はないと思います。

Q. 外壁用の珪藻土材は取り扱いしていますか?

A.

大変申し訳ございませんが、私どもでお取り扱いさせていただいている珪藻土材は内装用のみとなっております。ご期待に沿えず大変申し訳ございませんが、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

Q. 珪藻土の施工は一気にしないといけませんか?

A.

1つ壁面は同じ日に仕上げていただいたほうがいいと思います。といいますのは、色むらがでてしまう可能性があるからなんです。

珪藻土材がもっている調湿機能などにはあまり大きな影響はないのですが、どうしても、境目あたりが目立ちやすくなってしまう可能性がございます。

壁の面が違えば色の違いが仮に発生したとしましても、ほとんどわからないのですが、どうしても、同じ面ということになりますと、上記の心配があります。なので、少なくとも1つの壁面単位で仕上げていただければと思います。

Q. ネリードには珪藻土以外に何が入っていますか?

A.

ネリードには以下の成分が含まれております。

  • 珪藻土
  • 炭酸カルシウム
  • パルプ(繊維質)
  • メチルセルロース
  • エチレン酢酸ビニル樹脂
  • 無機質顔料

珪藻土を固化させるためのバインダー(接着剤)につきましては、石灰やデンプン糊など樹脂系以外の原料を使用されている商品も市場では販売がされておりますが、私どもではビニール壁紙の上から直接塗っていただくことや、乾燥後の粉落ち等をできるだけ抑える目的で、樹脂系のバインダーを使用させていただいております。

樹脂系のバインダーを利用することで、珪藻土の調湿機能が損なわれるのではとのご質問をいただくこともございますが、調湿機能が全て損なわれるわけではなく、日本工業規格などで規定されている調湿型材料の基準値は十分にクリアしておりますので、他の素材の内装材に比べますと、高い調湿機能は保持しておりますし、また、下地となる材料に対しましての付着力が強いことや、比較的キメの細かい材料になっておりますので、施工のほうもし易くなっておりますので、DIYでご施工されるお客様でもラクにご施工いただけると思いますよ。

Q. ネリードは6kgでどれくらいの面積に塗れますか?

A.

ネリード6kgで1mmから2mm厚程度の塗厚としますと、4.8㎡から5㎡は塗っていただけますよ。

Q. 浴室の中に使用できますか?

A.

残念ながら、浴室の中には壁紙、珪藻土ともにご使用いただくことはできません。双方ともに水が直接かかってしまうことはあまり好ましい状況とはいえず、関連する場所でご使用いただける限界は、洗面所や脱衣所までなってしまいます。

Q. ネリードは簡単・キレイに剥がせますか?

A.

結論から申し上げまして、現状復帰できるとは申し上げることはできません。塗膜を落とされる際、霧吹きなどで水分を与えますと、取り除きやすくはなりますが、壁紙の上から塗っていただいた場合、どうしても壁紙の凹面には残ってしまいます。

Q. ネリードは、はがして再利用できますか?

A.

取り除かれた塗膜に水を加えて、混ぜると粘土状には近づきますが、当初の塗膜強度や付着強度を備えた状態にはなりませんので、施工性が悪くなると同時に、仕上がりに関しましても悪くなってしまいますので、基本的には再利用はできないとお考えいただいたほうがよろしいかと存じます。

Q. ネリードを施工する日の天気や気候によって仕上がりは悪くなりますか?

A.

はい。仕上がり自体には大きな問題はありません。ご指摘のとおり、やはり少し乾燥に時間がかかってしまうとは思いますが、それによって、仕上がりが悪くなるということはございませんので、ご安心くださいませ。

Q. ネリードは何日以内に使えばいいですか?

A.

基本的には1週間以内での使い切りをお願いさせていただいております。1週間以内でのお使い切りが困難な場合には、『分割納品サービス』をご利用いただければ、分納にも対応させていただきますので、ご必要に応じてご相談いただければと思います。

Q. じゅらく壁にネリードを塗る場合の下地処理

A.

基本的には壁紙の場合と同じで窪み等はパテなどでできるだけ平滑にしていただきたいのですが、これ以外に、アクやシミを防止する目的で、アク止め用のシーラーを塗布していただいたほうがよろしいかと思います。

Q. 珪藻土の塗り壁と壁紙はどちらが施工しやすいですか?

A.

わたくしどもも壁紙と珪藻土材ネリードの両方を施工していますが、塗り壁のほうが、壁紙の継ぎ目の処理や入り組んだ箇所を施工する際に考える必要もあまりなく、気楽に施工ができるように感じています。

私どもにお問合せいただくお客さまの中にも『壁紙と珪藻土の塗り壁』はどちらが施工しやすいですか?』とのお問合せをいただくことがよくありますが、その場合でも、『おそらく壁紙よりも珪藻土材のほうが施工しやすいですよ!』とのご回答をさせていただいておりますので、既に壁紙をご施工されたご経験をお持ちであれば、珪藻土を塗っていただく作業自体は全然、問題ないと思います。

ただ、施工のスピードということに関しましては、既に壁紙のご施工方法をご存知とのことですので、最初は壁紙のほうが早くできるとお感じになられるかもしれませんが、慣れてくるうちにきっと楽しくなってくると思いますよ。

Q. 珪藻土材ネリードは重ねて塗っても大丈夫ですか?

A.

重ね塗りしていただくことはできるのですが、重ね塗りしていただいた際、重ねて塗る側の珪藻土材の水分が最初に塗っていただいた珪藻土材層に沁み込み、最初に塗っていただいた珪藻土材層が保有していた空気が押し出される形となって表面に気泡状になってあらわれてきます。

重ね塗りしていただいたネリードが乾燥するまでは、コテでなぜると気泡は消えますが、下地となっているネリードが保有している空気が押し出されきるまで気泡がでてきてしまいます。何度か出ては消し、出ては消しという作業になると思いますが、この点のみご了解いただければ重ね塗りしていただいても大丈夫ですよ。

Q. ビニールクロスの上にネリードは塗れますか?

A.

ネリードに関しましては、現在の壁がビニールクロスの状態ですと、基本的には何もしないでそのまま塗っていただいて結構です。

ただ、ビニールクロスにハガレや浮き、膨れなどがある場合には、この部分を少し大きめに切り取っていただいて、そのためにできてしまった段差をパテなどで埋めていただく必要がありますので、この点のみ、ご注意いただければ結構かと思います。

Q. 壁紙の上にネリード塗った後、元の壁紙の状態に簡単に戻せますか?

A.

結論から申し上げますと、ネリードの層だけをキレイにはがしていただくことは難しいと思います。といいますのは、壁紙には多少なりとも凹凸があると思いますが、凹部に入り込んでしまったネリードをキレイに落とすことが難しいためです。

一番、キレイにしていただく方法といたしましては、ネリードを取り除く際、壁紙も一緒にはがしてしまい、その後、別の壁紙を貼っていただく方法が一番、キレイに壁紙に戻していただけます。

ネリードと一緒に壁紙をはがしていただく際には、霧吹きでネリード層に水分を与えてやりますと、少しやわらかくなりますので、この状態で壁紙からはがしていただくと比較的簡単にはがしていただくことができます。

これらの作業には特に特殊な道具は必要なく、壁紙をはがしていただく最初にカッターをご使用いただくぐらいですので、特殊な道具は特に必要ありません。

Q. 珪藻土材の手入れについて

A.

珪藻土材の清掃ですが、水拭きはほとんど効果がございませんので、乾いた布などで乾拭きをしていただくか、局部的な汚れであれば、消しゴムでこすっていただいて落としていただくという方法になります。

日常のお手入れといたしましては、ホコリは比較的つきやすい傾向にありますので、少し古いですがハタキなどでホコリを落としていただくという方法になります。

残念ながら、強い吸放湿性を有していることから、ビニール壁紙に比べますと、汚れやすい傾向になってしまいますので、この点につきましては、クリーム色など、比較的色が濃い目のものをお選びいただき、比較的汚れが目立ちにくいようにしていただければと思います。

Q. 珪藻土壁紙と珪藻土材ではどちらがお勧めですか?

A.

珪藻土壁紙を貼るのであれば、珪藻土を塗っていただいたほうが断然いいと思いますよ。糊を塗って、貼ることを考えますと、ネリード(珪藻土材)を塗っていただくほうが断然早く、手間ひまをかけないですむと思いまし、珪藻土壁紙は他のビニール壁紙に比べて伸縮が大きいので、どうしてもつなぎ目が目立ちがちになってしましいます。

また、調湿の性能面から考えましても、珪藻土壁紙よりの塗り壁材の珪藻土のほうが数段、調湿機能がありますので、このような面からもネリード(珪藻土材)のほうがお勧めですよ。

Q. カビが生えているところに珪藻土は塗れますか?

A.

残念ながら、現在、カビが発生している壁に珪藻土を塗っていただきましてもカビの発育等を抑制することは困難です。

珪藻土は、室内の湿度をコントロールすることにより、カビが発生しにくい状態に室内を保つことはできますが、すでに発生しているカビに対する殺菌効果は残念ながら期待できません。

したがいまして、珪藻土を塗っていただくにあたりましては、現在、発生してしまっているカビを除去していただき、乾燥させていただいてから珪藻土を塗っていただくという方法になってしまいます。

Q. ネリードは薄め加減で電動エアガン(吹き付け)での塗装は出来ますか?

A.

残念ながら、わたくしどもでもこれまでに試験をさせていただいたことがございませんでので、率直に申し上げまして、可否につきましてはご回答させていただくことができない状況です。

現時点におきましては、塗装用途としてのご使用はお避けいただきたくお願い申し上げます。

Q. ネリードをベニヤ張りの天井に塗りたいのですがいかがでしょうか?

A.

基本的には塗っていただくことは可能です。

ただ、下地がベニヤ板とのことですので、アク止め処理をしていただほうがいいのと、天井の場合、常に上を向いての作業ですので、壁面への塗布作業に比べて少し身体的につらい面がございますので、この2点につきまして、ご理解のうえ、ご検討いただければ幸いです。

Q. 珪藻土を塗っている壁に重ね塗りできますか?

A.

はい。大丈夫です。壁全体に珪藻土を塗ってください。汚れがある場合は塗る面を掃除しシーアップシーラーを塗布してから塗ってください。

Q. 珪藻土を石膏ボードに直接塗るのに下地処理はなぜ必要なのですか?

A.

石膏ボードは、ビス(ねじ)やタッカー(ホッチキスの針のようなもの)で石膏ボードを貼りつけています。そのまま珪藻土を塗ると珪藻土はアルカリ性ですので、ステンレスのビスなどを使っていない限り、錆びてしまします。錆びると珪藻土の表面上に錆びが浮き上がってきますので、パテで下地処理をすることにより錆びが浮き上がるのを防ぎます。

次に目地もパテ処理をするのですが、そのまま珪藻土を塗ると目地には珪藻土が多く入り、次に目地もパテ処理をするのですが、そのまま珪藻土を塗ると目地には珪藻土が多く入り、可能性があります。そしてパテ処理をする際にファイバーテープで目地を止めることにより、ひび割れしにくくする効果もございます。ですので、面倒ですが下地処理することをオススメしております。

Q. タイルをはがすことなく、珪藻土を塗る方法はないのでしょうか?

A.

基本的にはタイルの上には珪藻土は塗れないのですが、最初にシーアップシーラーを表面に塗布していただき、その上にワイドパテ60を全体に塗っていただいてから、さらにシーアップシーラーを再度、塗布してから珪藻土を塗って頂くことは可能ですが、それでも、すぐには落ちることはないと思いますが、何年か経つとポロポロと取れてくる可能性がございます。

申し訳ございませんが、珪藻土が落ちないという可能性はございませんのご了承下さい。

Q. 珪藻土はポロポロと取れてきたりはしないでしょうか?

A.

ほぼ半永久的に使っていただけますが、自然素材のため使用しているうちにポロポロ剥がれてきたりすることはございませんが、よく手や家具などが当たるところは、汚れてきたり、擦れてはげてくる可能性がございます。

Q. ネリードは1回塗りで良いのでしょうか?

A.

はい。1回塗りで大丈夫です。

下地に凸凹がある場合ですと、最初全体を薄くシゴキ塗り(コテの角度を少し立てて、塗りながら擦り取るような感じで)し、その後追っかけ仕上げ塗りをします。

Q. ネリードとグレインの違いを教えてください

A.

珪藻土ネリードは、スサ(繊維質)が多く含まれており、滑らかで伸びが良く、初めてでも塗りやすい商品です。しっくい風の仕上がりが人気です。

珪藻土の含有率も50%以上で、調湿性能に加えホルムアルデヒドなどを吸着分解機能を備えています。

珪藻土グレインは、骨材(砂粒上のもの)を入れていますので、最近居酒屋さんなどでよくあるザックリとして素材感のある塗り上がりです。

少し厚めに塗った方がグレインの魅力を出せると思います。珪藻土の含有率は20%以上で、調湿材にゼオライトが入っていますので、調湿効果は大きく、ホルムアルデヒドも吸着固定します。

Q. クロスをはがししまったのですが、珪藻土を塗ることはできますか?

A.

クロスをはがされてしまったのですよね。珪藻土はクロスの上からでも塗れたのですが、はがされたのでしたら、面倒ですが薄紙をキレイにはがさないと、珪藻土を塗りますとその紙が水分で伸び波打ってしまいます。その型が珪藻土に浮き出て、そのまま固まってしまいますので、必ず全部はがしてから出ないと塗れません。

薄紙をはがす方法は、薄紙の上から霧吹きで水を掛けてやりますと、浮き上がってきますので、割と簡単にはがすことは出来ると思います。はがれにくい所には、水に中性洗剤を2~3滴混ぜたものを霧吹きしますとはがしやすいです。

多少手間はかかりますが、その方がキレイに塗ることが出来ます。

このページの上部へ

壁紙についてのQ & A

Q.壁紙って、どんなところにでも貼れるの?

A.

生のり付き壁紙は、基本的に吸水性のある下地(貼る面)に貼る事が出来ます。

【テストの方法】

  1. コピー用紙のような普通紙の真ん中に工作用ののりを塗り、下地(*貼る面)に貼り付けます。 *下地とは壁の構造材ではなく」、表面の素材ですので、コンクリートやベニヤ、石こうボードの上に壁紙が貼ってあれば下地は壁紙という事になります。
  2. よく乾いてから(2~3時間後)、その紙をはがします。
  3. パリパリと紙が破れずはがれた場合は、貼る事が出来ません。 はがした時に、のりを塗った部分が破れてはがれず壁に残った時は貼る事が出来ます。ようするに水を吸い込む下地には貼る事が出来、吸い込まない下地には貼れません。
Q. 素人が貼るとシワや空気が入りませんか?

A.

生のりだから、乾くまでは貼り直すことができますので、シワや空気による失敗はありません。

Q. 道具がなくても貼れますか?

A.

プロでも道具を使って貼りますので、必要最低限は揃えて下さい。
Q. 上手に貼るコツは?

A.

初めて貼る方には簡単とは言えませんが、決して熟練のいる技術ではありません。切る作業までは、貼り直しができるので、ていねいいに貼り付けカッターの刃を常に良く切れる状態(刃を何度も折る事)で作業しますと切り口がきれいで美しく仕上がります。

Q. 乾くまでは、貼り直せるとの事ですが、貼ってからハガレないのですか?

A.

壁紙全面を貼ってしまえば、乾くまでは、接着していませんが、密着していますのでハガレル事も動くこともありません。

Q. 乾くまでどのくらいの時間がかかるのですか?

A.

季節にもよりますが、1時間もすれば壁紙の端の方は乾いてきますが、完全に中心まで乾くには、2,3日かかります。しかし、部屋の使用に際しては、貼ってすぐに使用されても差し支えありません。

Q. 下地が悪いのですが、きれいに貼れますか?

A.

下地は平坦であるのがベストですが、ほとんどの下地の場合多少の凹凸がありますので、壁紙を選ぶ時に、発泡素材で厚みのある壁紙を選んで貼って下さい。 (下地とは壁紙を何の上に貼るかということで、表面の素材のことをいいます。コンコンとたたいて確認するものではありません。)

Q. 色の着いた壁紙を貼ると、部屋が暗くなりませんか?

A.

無料サンプル程度の大きさで見る時と、貼ってから大きく見るときでは20~30%明るく見えますので、多少濃い目の色でも暗く感じないものです。

Q. 6畳間を貼りたいのですが、何時間ぐらいかかるでしょうか?

A.

初めての方なら6~7時間はかかると思います。1日仕事だと思って連休もしくは3連休の初日から貼ることをおすすめします、翌日は新しい壁紙の部屋でゆっくりくつろげます。

Q. 予定している日に貼れない場合、生のりは乾かないでしょうか?

A.

ビニール袋で密封してお届けしますので、開封しない状態であれば、約1カ月ぐらいは大丈夫です。貼り残した場合も必ずビニール袋で再度密封し、冷暗所で保存してください。(状態にもよりますが、できるだけ早くご使用ください)生のりですので、できるだけ施工予定日に合わせてご注文下さい。

Q. 前に買った生のりが乾いたのですが、水を塗れば使えますか?

A.

残念ながら水を塗ってものりはもどりませんが、もう一度のりを塗れば貼れない事もありません。(状態にもよりますので貼れない事もあります)
Q. 下地の凹凸を直すにはどうすればよいでしょうか?

A.

ひび割れ、穴、目違い、プリント合板の溝などにはパテで埋め、サンドペーパーで表面を平らにします。

Q. のりぐらい自分で付けた方が、安く上がるのでは?

A.

確かに安く上がると思いますが、プロでも現場にのり付け機を持ち込んで機械でのりを付けます。素人なら貼るだけでも大変な作業ですので、のりを塗る作業がないということが、どれほど時間短縮ができ、楽であるかということは、貼ってみて初めておわかり戴けると思います。

Q. コンクリートやモルタルの上に直接貼れますか?

A.

出来ますが、状態によりましてはセメントの粉吹きを押さえる為に、専用シーラーを塗ってから貼られることをお勧めします。

Q. 天井にも貼る事が出来るのですか?

A.

壁に貼るのも天井に貼るのも、同じように貼る事が出来ます。天井には下地の種類がいろいろ有りますので下地を良く調べてお知らせ下さい。また、壁面と違い天井は重力が100%かかってきますので、作業は2人以上の人数でおこなうことをお勧めいたします。

Q. ペンキを塗っている上に直接貼れますか?

A.

水性ペンキの上には直接貼れますが、油性ペンキの上にはプリント合板同様に「下地直しシーラー」を塗ってから貼って下さい。

Q. ふすま紙の上に貼れますか?

A.

紙のふすま紙ならその上に直接貼る事が出来ます。

Q. 注文から届くまでの日数は何日くらいです?

A.

ご注文からお届けまでの日数ですが、土・日・祝祭日を除きまして、中1日から3日となっております。ただ、お急ぎのお客さまには、個別対応にて、できるかぎりのご対応をさせていただいておりますので、施工まで日数がない場合などでしたら、一度、お問い合わせください。

Q. 下地の種類がわからないのですが?

A.

水を吸う下地か吸わない下地かが、一番大事な事ですので、もう一度その点を調べていただいて、お知らせ下さい。下地の種類がわかりにくいときは、お気軽にご相談ください。

Q. 見本帳があれば送っていただきたいのですが?

A.

大変申し訳ございませんが、当店でお取り扱いさせていただいております壁紙を、すべて収録した「お客さまご送付用の見本帳」は現在のところご準備ができておりませんので、見本帳という形でお送りすることができません。ただ、壁紙のご購入をご検討されているお客さまへA4程度の大きさの柄サンプルを無料でお送りさせていただくサービスをおこなっております。

Q. 約10畳のリビングの天井を貼り替えたいのですが、どれくらい必要でしょうか?

A.

きちんとお部屋を計らないとなんともお伝えできませんが、ごく一般的な10畳ということで計算いたしますと約17m程度必要になると思われます。 (天井の面積≒床の面積)

Q. 汚れた場合、どういった方法で掃除するのが良いのですか?(手垢等の汚れ)

A.

一番簡単な方法は鉛筆用の消しゴムで消す方法です。凹凸の少ない壁紙であればスイッチ周りの手垢は取れます。凹凸の中に入り込んだ汚れは中性洗剤等を使い 古した歯ブラシでこすり、ぬれ雑巾でたたくようにして拭きますが、原理的に凹凸の多い壁紙は汚れに対しは不利です。普段から軽く拭いておくといいと思いま す。

Q. 柄合せの方法とリピートがある壁紙の必要数量の求め方を教えてください

A.

リピ-トのある壁紙の場合、一枚目と二枚目を重ねて柄がひとつの柄に見えるようにして合わせてからカットします。また、リピ-トがある壁紙の必要数量は以下の順序で求めます。

※リピートとは印刷の柄の送りのことで、同じ柄から柄までの長さを言います。

  1. まず、必要リピ-ト数を求めます。施工しようとする壁面の高さ(長さ)÷縦リピート長=必要リピート数 (小数点以下は切り上げます)
  2. 次に、1幅分の壁面に対して、必要な壁紙の長さを求めます。縦リピート長×必要リピート数=必要M数/幅
  3. 次に、施工する壁面に壁紙が何幅分必要かを求めます。施工しようとする壁面の幅÷壁紙の有効幅=必要幅分
  4. 最後に、必要な壁紙の総数量を求めます。必要M数/幅×必要幅分=必要数量

以上の計算を施工しようとする面の高さ(長さ)別に計算し、全てを合計しますと総合計数量となります。なお、リピ-トの柄合わせを正確にすると、ロスはどうしてもでてしまいますし、縦リピ-ト長が長い壁紙ですとロスが増えてしまいます。ただ、柄がはっきりとしない壁紙や、細かい柄の壁紙の場合は、柄合わせをせずに施工することもありますので、壁紙や施工場所などによって判断していくというのが最善だと思います。

Q. いま貼ってあるビニールクロスの上から貼れますか

A.

基本的にビニールクロスは吸水性がありませんので、表面のビニールクロスをはがしてから貼っていただきます。(壁紙をはがしますと薄い紙が残りますが、その上から貼っていただけます。)

完璧な貼り方でなくともよいという条件であれば、今あるビニール壁紙の上からそのまま貼る事もできます。実際私どもWALLSTYLEの事務所の壁紙は、壁紙の上に直接重ね貼りしています。もしどこかがはがれてきたら、直せばいいし!って感じで貼ってみました。でも貼って5年目になりますが、ぜんぜん問題なくピッタリと貼り付いています♪DIYですので、自分が納得すればOK!

Q. 砂壁や綿壁(センイ壁)の上に直接貼ることはできますか?

A.

表面の砂や綿くずがボロボロ落ちる程度のしっかりした壁なら、直接貼ることができます。砂壁・センイ壁用に通常の2倍以上の生のり加工をしますので、のりを食い込ませるように貼ります。

綿壁や砂壁が層になって浮き上がっていたり、フワフワした状態のところがありましたら、その部分を落としていただきパテで平らにならしてから貼ります。築年数が古く、壁全体が弱くなっているようでしたら、センイ壁はがし剤(吸水ポリマー)を塗り、壁全体に水分を与えますと、思いのほか簡単にはがせます。

砂落ちやアクを止める下地処理(シーラーの塗布)をすれば、なお良いと思います。

Q. プリント合板に直接貼れますか?

A.

プリント合板のようにツルツルした表面にはそのまま貼ることができません。表面をサンドペーパーでキズを付け、水を吸う下地にするか、「下地直しシーラー」を塗って生のりとの接着を良くする下地調整を行ってから貼ります。

このページの上部へ