下地処理をする
貼る面のホコリや汚れを取り、ヤニや油汚れは住まいの洗剤で汚れを落としておきましょう。カビが生えている場合はカビ取り剤で処理した後、カビ止め剤を塗り完全な下地処理をしてください。
割付をする
割付とはウォールタイルが何枚くらい必要か?どのように貼ればいいか?などを計算したりすることを言い ます。うまく割付をして、なるべくあまりが出ないようにしましょう。
手漉き和紙は一枚一枚色や厚みや表情に違いがありますので、色の濃いもの薄いものをあらかじめ床に並べて バランスをとります。 壁際や天井や床面でカットするときの切りしろが、上下左右のバランスを考え均等になるように割付けます。
基準線を引く・カットする
おもりを使い垂直線を出します(青い線)。次に垂直線と直角に水平線を引きます(赤い線)。 垂直線と水平線(赤い線)が交わるところ、黄色い部分から貼っていくことになります。あらかじめ鉛筆などで 貼る面の中心に基準線を引いておきます。
図のグレーの部分は余分な部分なので、のりを付ける前に寸法を測り切り取っておきます。
のりを塗る
割付で決めた貼る順番通り(最初に貼るものが上)に裏面を上にして積み重ねます。 よく混ぜたのりをペイントローラーで壁紙の周りを塗ってから真ん中を塗ります。
壁紙にのりを塗った時や貼った後、少し臭いが気になりますが、乾くと臭いはなくなります。これは、紙本来の臭いがのりの水分により出てきたものです。製紙工場の臭いと同じで害のあるものではありません。
ウォールタイルを貼る
2〜3日乾かす
全部貼り終わったら完全に乾くまで乾燥させます。専用のりは2〜3日で完全に乾きます。