第56回
漢方は使い方が大切

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

皆さんは“漢方”と聞いてどのようなイメージがありますか。あるメーカーの意識調査によると、「体にやさしそう」「副作用がなさそう」といったイメージが上位を占めています。一口に漢方と言っても、それぞれに特性があり、使い方を間違えるとかえって不調を引き起こすこともあります。

中国最古の薬物学書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」に生薬の薬効を基にした分類が載っています。副作用の強さによって上薬・中薬・下薬(上品・中品・下品)の3つに分類されます。上が良くて、下が悪いのではなく、上<中<下の順に副作用が強くなることを意味します。 各々の特徴は表のようになります。

上 薬 養命薬(生命を養う目的の薬)で、無毒で長期服用が可能。身体を軽くし、元気を益し、不老長寿の作用があります。
中 薬 養性薬(体力を養う目的の薬)で、使い方次第では毒にもなるので注意が必要。病気を予防し、虚弱な身体を強くします。
下 薬 治病薬(治療薬)で、毒性が強いものが多いので長期にわたる服用は避けたほうがよい。病気を治すために用います。

上薬にはハトムギ、山薬(やまいも)、女貞子(じょていし)、棗(なつめ)、胡麻(くるみ)のように安全性の高いものが分類されています。中薬は胡桃や生姜、梅など、人によっては使い方次第で、逆効果になってしまうようなものが分類されます。下薬は、痰、咳、喉の腫れに用いられる桔梗、解熱剤として用いられるミミズなどがあります。

アキョウは上薬に分類され、養命・長寿に効果的で、飲むと不老不死の仙人になれる『仙薬』と言われていました。また、古代中国の名医は、アキョウを非常に優れていて効能のある『聖薬』であると称賛しました。

アキョウは長く飲み続けることで、アンチエイジングをサポートしていきます。年齢に負けない美と健康の強い味方になってくれること間違いなしです。

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