鑑定書・鑑別書について

皆さん鑑定書と鑑別書の違いはご存知ですか?
またダイヤモンドの品質を表す4Cについてご存知ですか?
知識をつけることにより、ご自分の満足いくダイヤモンドをお求め下さい。


鑑定書とは
ダイヤモンドのみに発行される4Cの分析結果です。
ダイヤモンドの価値は4Cで決まります。

鑑別書とは
その宝石の種類、天然かイミテーションであるかなどの分析結果です。
主に色石、カラーストーンに使用されます。

鑑定機関について
ダイヤモンドの鑑定機関は数多くありますが、下記の3社が、日本の代表的なダイヤモンド鑑定機関と言われております。

・中央宝石研究所(CGL)
AGTジェムラボラトリー
・ダイヤモンドグレーディングラボラトリー(DGL)

当店取り扱い鑑定機関
当店では上記3社の鑑定機関が信頼性が高いと考えております。
その為、ダイヤモンドに関しましては、中央宝石研究所(CGL)、AGTジェムラボラトリー、
ダイヤモンドグレーディングラボラトリー(DGL)のお取り扱いとなります。その他の鑑定機関は、お取り扱い致しておりません。

Carat(カラット)
カラットとはダイヤモンドの重さのことで、大きさのことではございません。
ただ重くなると当然大きくなるので、一般的にはよく大きさと表現しております。
1カラットは約0.2gです。

Color(カラー)
黄色の色調の微妙な違いを各付け分類するのがダイヤモンドのカラー評価です。一般には純粋無色なものをDカラーとし、以下E,F,G,H・・Zまで分類評価します。カラーの評価をする時はマスターストーンと比較して、微妙な色調の差異を判断します。 尚、Zカラー以下のダイヤモンドやピンク、ブルー、パープル、グリーン、オレンジ等のファンシーカラーと呼ばれる様々な色調を帯びたダイヤモンドは、別の分類評価をします。

N・・・・Z
無色 ほとんど無色 僅かな黄色 薄い黄色・・・黄色
H以下のカラーですと、ほとんど無色とはいえ、少し黄色く感じる物もございます。
当店ではGカラー以上をお勧めさせて頂いております。


Clarity(クラリティー)
磨かれたダイヤモンドを専門家が10倍に拡大し検査してインクルージョン(包有鉱物)の有無、位置、大きさ、性質、数、色を総合的に判断してクラリティーの評価は行われます。クラリティーの評価は、フローレスを最高に肉眼でインクルージョンが見えるI3まで11段階に分類されています。

FL IF VVS VS SI
10倍の拡大で内包物が発見できない 10倍の拡大で内包物が発見できないが、表面には微小なキズ有 10倍拡大で発見困難な
内包物
10倍拡大で発見が
やや困難な内包物
10倍拡大で内包物の
発見が容易
肉眼では困難
肉眼で容易に発見できる内包物
SIクラスは肉眼での内包物の発見が困難となっております。
当店ではSI1以上をお勧めさせて頂いております。


Cut(カット)
プロポーション(形)とフィニッシュ(仕上げ)を基に総合的に決定されます。理想的なプロポーションに近いほどダイヤモンドは光をよく取り込み、内部で反射し、輝き、煌きとなり、表面に現れます。

Excellent VeryGood Good Fair Poor
優秀 大変良い 良い やや劣る 劣る
Excellent(エクセレント)の中にはさらに3EX H&C、3EX 華標、EX H&C、EX 華標という分け方がございます。
カットはダイヤの輝き、煌きを決める重要なポイントです。
当店では最高のカット、3EX H&C、3EX 華標を中心にお勧めさせて頂いております。

3EX(トリプルエクセレント)
Excellentの中でも、対称性・研磨状態の項目も全て最高評価のダイヤモンドです。

H&C(ハート&キューピット)、華標

Excellentの中でも特にプロポーションの理想的なダイヤモンドに見える特徴で、特別なスコープを使って見ると、裏にはハートの形が、表には矢の形が見えます。

(鑑定機関によりH&Cや華標など名称が異なります)