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いけばなで使われる花の名前

花の種類は沢山ありますが、その中でも生け花の花材としてよく使われるものをピックアップしました。
花の名前、開花期、原産地などの花情報と一緒に生け花サンプルもお楽しみください。

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

ア行の花

■アガパンサス
ユリ科
英名:African lily
開花期:6月〜7月
原産地:南アフリカ
アガパンサスはギリシャ語で「愛」のagapeと、「花」のanthosから「愛の花」と言う意味です。 紫色の君子蘭に似た花から、和名を紫君子蘭とも言いますが全く別の植物です。南アフリカに10種ほど原種が分布し園芸品種は300以上あると言われています。 草丈30pから大きなものは1m50以上のものまで、花の色は紫、青、白です。植えっぱなしでも手間がかからないため公園や庭植にも人気です。 6月の梅雨の頃にすっと長く伸びた茎に清々しい青系の花を咲かせ、涼しさを運んでくれる花です。
アガパンサスのいけばな画像

■紫陽花(アジサイ)
ユキノシタ科
英名:hydrangea
開花期:5月〜7月
原産地:日本
春の若葉から梅雨時期の花、そして日が経つにつれ変化していく花色、秋の立ち枯れの姿など季節によって様々な表情を見せてくれます。 紫陽花は日本から中国にわたり18世紀にイギリスへ。そこで品種改良され花が大きく鮮やかな西洋紫陽花が逆輸入されるようになりました。ハイドランジアとも呼ばれます。
お庭の紫陽花を翌年も花咲かせるためには花後、7月〜8月中に剪定を行うのが良いそうです。秋には翌年の花芽が出来るそうなので切らないように注意が必要です。
水揚げは悪いので切り口にミョウバンを付けます。右は原種と言われる額紫陽花。
紫陽花とガマの穂のいけばな画像ガクアジサイの生け花画像

■アネモネ
キンポウゲ科
英名:anemone
開花期:3月〜4月
原産地:地中海沿岸
涼しい秋に芽を出し春に咲いて夏に地上部が枯れ球根になって夏を越します。
同じキンポウゲ科の植物にはクリスマスローズ、ラナンキュラス、クレマチスなどがあります。
鮮やかな花の色は存在感があり個性的に曲がった茎がユニークです。
アネモネ画像

■アリウム
ユリ科
英名:allium, onion
開花期:4月〜6月
原産地:中央アジア、地中海
アリウムとは、北半球に300種以上が分布するニンニク、タマネギ、ニラ、を含むネギの仲間です。学名のalliumはラテン語でニンニクを指します。 (日本にはノビルやギョウジャニンニクなどがあります。)初夏に咲くネギ坊主の様な花は何とも言えない愛らしさがあります。 ネギの種類の為、匂いがするので花の置き場所には注意が必要です。
アリウムとニューサイランのいけばな画像

■アンスリウム
サトイモ科
英名:anthurium
開花期:4月〜7月
原産地:熱帯アメリカ
花の形からオオベニウチワ(大紅団扇)とも呼ばれます。花に見えるハート形の部分は苞、棒状の部分が花です。 名前はギリシャ語の「花」を示すanthosと「尾」のouraに由来し棒状の花が尾っぽに見えることからついたようです。 日本には意外と古く明治時代に入り、主にハワイ、熱帯アメリカから輸入しているそうです。
アンスリウム、カークリゴのいけばな画像

■イガナス(トゲナス)
ナス科
英名:thorn apple
原産地:熱帯アメリカ
中央・南アメリカ原産のシロバナヨウシュチョウセンアサガオの果実を、とげがあることからイガナスやトゲナスと呼びます。
外国から来た花、朝顔に似た白い花を咲かせることでこの名前が付いたとされます。
シロバナヨウシュチョウセンアサガオは、葉や種子を薬用にするために栽培され、実の形のユニークさからいけばなの花材として使用されます。
インド原産のチョウセンアサガオとは近縁。江戸時代に医師・花岡青洲がチョウセンアサガオを元に作った全身麻酔で乳がんの手術をしたことは有名ですね。
イガナスのいけばな画像

■オリエンタル百合
ユリ科
英名:oriental lily
開花期:7月
原産地:日本
日本の野生のユリがヨーロッパに渡り改良され生まれました。オリエンタルハイブリッドとも呼ばれます。 通常百合と言うとスカシユリを思い浮かべますが、オリエンタル百合はスカシユリより大輪でゴージャス、香りが強いです。 オリエンタル百合の種類で一番有名なものはカサブランカでしょうか。スペイン語でカサ(家)、ブランカ(白)です。 カサブランカは蕾が茎に対して垂直につきます。花も少しうつむき加減のため、アレンジメントにはシベリア、アーレッタなど上を向いて咲く種類の方がお勧めです。
清楚で凛としたつぼみから徐々に花開き、一転して豪華な姿はお供え花に最適です。オリエンタルリリーと季節花・お供え花
オリエンタル百合とニューサイランのアレンジメント画像オリエンタルリリーとワレモコウ画像

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カ行の花

■カーネーション
ナデシコ科
英名:carnation
開花期:4月〜6月、9月〜10月
原産地:南ヨーロッパ、地中海
カーネーションは、紀元前からヨーロッパや地中海ですでに栽培され、日本へは江戸時代に渡来し、 その頃は「オランダせきちく」と呼ばれていました。
今では園芸品種も増え、赤、白、黄色、ピンク以外に紫系や茶系も作られるようになりました。 一年中手に入り、母の日以外にも人気があります。
一本の茎に一輪の花を咲かせるタイプと茎が数本に分かれ多数の花をつけるスプレータイプもあります。
花は丈夫ですが、茎の節が折れやすいため取り扱いには注意が必要です。
カーネーションのいけばな画像

■ガーベラ
キク科
英名:gerbera
開花期:4月〜5月、10月〜11月
原産地:南アフリカ
ガーベラの和名は花車(ハナグルマ)。
色も形も豊富で一年中手に入ります。花びらが外に反らないように店頭ではセロハンに包まれています。
ガーベラは花は元気でも茎から弱ってしまうことが多いです。そのため、花瓶の水は少なめにして頻繁に水を取り替えます。
グラスにガーベラの画像ガーベラ画像


■菊
キク科
英名:chrysanthemum
開花期:秋
原産地:中国
秋を代表する花。古くから日本の生活や文化と深い関わりを持ってきました。
9月9日は「菊の節句」。「重陽の節句」とも言い、中国では菊が不老長寿に結びつくと信じられ、 この日に菊の花を浮かべた菊酒を飲むのが習わしだったそう。
それが日本に伝わり、この日には各地で菊にまつわる行事が行われています。
菊・ピンポンマム画像
こちらはピンポンマム。ピンポン玉のように丸々と愛らしいです。

■孔雀草(クジャクソウ)
キク科
英名:kujaku aster
開花期:6月〜10月
原産地:北アメリカ
クジャクソウはシオン属の園芸植物。孔雀が羽を広げた様な姿からと言われますが花色は白、ピンク、紫です。 蕾も次々と花を咲かせボリュームがあり、花持ちも良いです。
クジャクソウの画像クジャクソウのいけばな画像

■グミ
グミ科
英名:elaeagnus
開花期:10月
原産地:日本
いけばなの花材としてはアキグミが使われます。秋に小枝の先に真っ赤な実が垂れ下がって付き、美味しそうですが その実は甘酸っぱく、後に渋みが残るため主に観賞用として栽培されています。 アキグミより早く5月〜6月頃に実をつけるナツグミ、春から夏に実をつけるハルグミもあるそうです。
グミのいけばな画像

■鶏頭(ケイトウ)
ヒユ科
英名:cockscomb
開花期:6月〜11月
鶏頭は名前の通り、鶏のトサカを思わせるところからこの名前がついたそうです。
日本では昔から栽培され、万葉集にも「からあい(韓藍)の花」として鶏頭が出ているそうです。 古くからある久留米鶏頭の他にヤリ鶏頭、筆鶏頭、羽毛鶏頭など種類も豊富です。
筆鶏頭画像ケイトウのいけばな画像ケイトウのいけばな画像

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■小手鞠(コデマリ)
バラ科
英名:reeves sprea
開花期:3月〜4月
原産地:中国
枝の上に小さな白い手鞠を乗せたような姿からこの名前が付いたそうです。花の咲く春先はその重みで枝が緩やかに枝垂れます。 花の無い時期は真直ぐに伸びる枝と青々とした葉も生け花には好んで使われます。 枝は折れやすく、葉も水が下がりやすいため切り口を割るか叩いて砕きます。
こでまりの生け花画像

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サ行の花

■桜(サクラ)
バラ科
英名:flowering cherry
開花期:1月〜5月
原産地:日本
日本の春と日本人の美意識を象徴する存在ですね。
彼岸桜、河津桜は1月末頃から開花を始めます。室で開花を早めることで有名な山形の啓翁桜、東海桜も同じころに出回り始めます。 3月中頃から染井吉野が出回り、染井吉野が終わるころから八重桜が咲き始めます。
平安時代の花見と言うと梅を指し主に貴族社会で行われたそうです。江戸時代になって梅よりも桜が好まれ、墨田堤や浅草など植えられ庶民の間にも花見の習慣が広がったそうです。
桜とブプレウルムのアレンジメント画像桜とチューリップの活け花画像桜一輪の画像

■山帰来(サンキライ)
ユリ科
英名:china root
出回り時期:(青い実)5月〜9月、(赤い実)9月〜12月
原産地:日本
植物学上はサルトリイバラ。とげのある枝に猿が引っかかる所からこの名前が付いたそうです。
夏の時期には爽やかな青い実。秋から冬にかけて徐々に赤く熟していきます。赤い実の時期には水がいらないためクリスマスリースなどに使われます。
左は夏の青い実。右は秋の赤い美、秋らしく鶏頭と一緒にあけびで編んだ籠にいけました。
ジグザグと曲がる枝はユニークで、丸めたり、他の枝にからませても使えます。
山帰来をカゴにアレンジサンキライのリース画像サンキライとトルコキキョウの生け花画像

■珊瑚水木(サンゴミズキ)
ミズキ科
英名:Siberian dogwood
出回り時期:10月〜翌3月
サンゴミズキは赤い枝が印象的なミズキ属の一種、白玉水木の園芸品種です。
白玉ミズキは中国東北部からシベリアや朝鮮半島北部に分布します。
サンゴミズキは落葉後、葉のない枝だけが出回ります。霜に当たると枝の赤がより濃くなります。
赤く真直ぐな枝はためが効き、曲線としても使えます。
最近では赤以外にも緑や黒などの色合いも出ています。
サンゴミズキの画像サンゴミズキの画像

■芍薬(シャクヤク)
ボタン科
英名:Chinese peony
開花期:5月〜6月
原産地:中国
芍薬と牡丹は同じ属の植物ですが、芍薬は多年草の「草」で牡丹は「木」に分類されます。 日本へは平安時代に中国から薬草として入って来たのですが、室町時代から観賞の対象になり江戸時代には100の園芸品種が作られたそうです。
たまに芍薬の蕾が開かずに終わってしまうことがあります。これは蕾の上にベタベタする蜜のようなものが花びらをノリ状にくっつけてしまうためです。 蜜の部分を洗うか、濡れティッシュ等で取り除き、花びらをずらすように手で広げてあげると花開きます。
シャクヤク画像芍薬とブプレウルムのいけばな作品

■スイートピー
マメ科
英名:sweet pea
開花期:4月〜6月
原産地:イタリア・シチリア島
甘い香りと蝶が羽ばたいたようなひらひらの花びらが春らしい雰囲気の花です。通常花のみで葉っぱは出回りませんが曲がったつるに巻きひげや葉がついていて、花後には豆さやも出来ます。 最近は毎年花を咲かせる宿根スイートピーも出回るようになりました。
3月のいけばなキットや、春の和ブーケではスイートピーを扱っています。
こでまりとスイートピーのいけばな画像

■スカビオーサ
マツムシソウ科
英名:scabious
開花期:4月〜6月、9月〜10月
原産地:西ヨーロッパ
細い柔らかな茎の線と、優しい色合いで少し下向きに咲く姿が印象的です。
和名はマツムシソウ。昆虫の松虫が鳴く頃に咲くため、この名前が付いたとされます。
色もピンク、白、水色、黄色などの淡い色から濃い紫系など多彩。
スカビオーサの画像

■極楽鳥(ストレリチア)
バショウ科
英名:bird-of-paradise flower
開花期:5月〜10月
原産地:南アフリカ
極楽鳥の頭を思わせる鮮やかな色と存在感で1本で主役になる花材です。ストレリチアの花びらは苞に隠れていることが多いので 苞を開いて取り出してあげます。
ストレリチアのいけばな作品画像

■ゼラニウム
フウロソウ科
英名:geranium
開花期:4月〜11月
原産地:南アフリカ
世界で最も栽培されている鉢植え花の1つです。切花としての流通はなく、葉が出回ります。 花の色も赤、オレンジ、黄色、ピンクと多彩で、葉も斑紋の入ったものや香りのするローズゼラニウム、レモンゼラニウムなども人気です。
ゼラニウム画像

■素馨(ソケイ)
モクセイ科
英名:jasmine
開花期:5月〜6月
原産地:中国、ヒマラヤ
ソケイは香料を取るジャスミンの仲間で、黄色の小さな花を咲かせるためキソケイとも呼ばれます。
ソケイとバラのいけばな画像

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タ行の花

■谷渡(タニワタリ)
チャセンシダ科
英名:bird's-nest fern
出回り時期:周年
原産地:熱帯アジア、アフリカ
いけばなで谷渡と呼んでいるのは、シマオオタニワタリやオオタニワタリのことだそうです。シマオオタニワタリは熱帯に広く分布しますが、日本では屋久島、種子島、小笠原に自生します。
大きな光沢のある葉は1枚だけでも存在感があり、波打ったような葉のフチを見せてもユニークです。
タニワタリと百合のアレンジメント画像谷渡とグロリオーサのいけばな画像タニワタリのいけばな画像

■ダリア
キク科
英名:dahlia
開花期:7月〜10月
原産地:メキシコ
ダリアはメキシコ原産で日本へは江戸時代後期にヨーロッパから入り、その頃は「天竺牡丹(テンジクボタン)」と呼ばれたそうです。
豪華な大輪の花がひときわ目を引く夏の花です。一重咲き、八重咲き、丸々したポンポン咲きなど園芸品種は数多く、 花の大きさは3p以下の小輪から30p以上の大輪、草丈も2m以上になるものなど色の違いも含めると3万以上あると言われます。
夏から秋にかけて咲きますが、暑さに弱いためアレンジに使うには秋以降がお勧めです。また、茎は中空のため取扱いに注意が必要です。
ガーベラの画像

■チューリップ
ユリ科
英名:tulip
開花期:3月〜5月
原産地:中央アジア、北アフリカ
チューリップは春を代表する花の1つです。子供から大人まで誰もが大好きな花。
左はバレリーナと言う品種です。すっとした花姿が美しいですね。右はアンジェリケ。
チューリップ・バレリーナのアレンジメント画像チューリップ・アンジェリケ画像

■椿
ツバキ科
英名:camellia
開花期:2月〜3月
原産地:日本
椿は日本を代表する早春の花木の一つです。
名前の由来は諸説あるそうですが、ツヤツヤした葉っぱから「艶葉木(ツヤハキ)」から転じた説や、葉っぱが厚いことから「厚葉木(アツバキ)」という説などがあります。
漢字の「椿」は、春に花を咲かす木から日本ではこの漢字が使われ、中国名は「山茶」の字が使われるそうです。
椿の一品種、有名な侘助(わびすけ)は小ぶりで茶花に好んで使われます。
ツバキ科の山茶花(サザンカ)は、椿と似ていますが、山茶花の方がやや小ぶりで椿より先に花を咲かせます。
山茶花は早春の花木、山茶花は冬の花木です。一番の違いは花の散り方です。
山茶花は花びらが一枚一枚バラバラと散りますが、椿は花ごとボトッと落ちるので、江戸時代の武士からは縁起が悪いと敬遠されたそうです。
今でもお見舞いに椿は使われません。
椿の画像

■手鞠草(テマリソウ)
ナデシコ科
英名:pink
開花期:5月〜7月
栗の様にも見えますが手触りは柔らかくまん丸の芝生の様です。ナデシコの園芸品種です。
乾燥には強いですが湿気に弱いです。真夏の多湿には注意が必要です。
テマリソウ画像てまり草とトルコキキョウのアレンジメント画像

■満天星(ドウダンツツジ)
ツツジ科
開花期:3月〜5月
原産地:日本
ドウダンツツジは、春に咲く白く小さな花が夜空に散らばる星に見えることから「満天星」と書きます。 名前の「ドウダン」は「トウダイ(灯台)」がなまったものと言われます。枝分かれの仕方が宮中行事で使われた「結び灯台」に似ているからと言われます。
いけばなの花材としては花よりも春の瑞々しい緑の葉や、秋の真っ赤な紅葉が使われます。 紅葉後も落葉樹ならではの葉の落ちた枝だけの姿を色々な形に作ることが出来ます。 ドウダンツツジは通常のツツジとは別属です。
ドウダンツツジの生け花画像芍薬とドウダンツツジのいけばな作品

■木賊(トクサ)
トクサ科
原産地:北半球温帯
トクサは小さな竹の様に見えますが常緑のシダ植物で別物です。節にはかまがありそれが竹の節目の様に見えます。
約3億年前の古生代石炭紀に繁栄し石炭のもとになった植物の子孫とも言われています。
日本では沢沿いなどの湿地に群生します。
トクサとデンファレの生け花画像トクサとデンファレの画像トクサのいけばな画像

■トルコキキョウ
リンドウ科
英名:prairie gentian
開花期:4月〜7月
原産地:北アメリカ
トルコキキョウは昭和の初期に日本に入り、その当時は一重の紫色しかなかったそう。
その花姿が桔梗を思わせ、「トルコ桔梗」と名が付いたようです。 ちなみに原産地はトルコから遠く離れた北アメリカ。「トルコ石の色をした桔梗」から来ているそうです。
水揚げは良く日持ちしますが、葉っぱが弱いので注意します。
籠にいけると野に咲く花の様に優しい雰囲気になります。
トルコキキョウの画像トルコキキョウの生け花画像

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ナ行の花

■夏櫨(ナツハゼ)
ツツジ科
出回り時期:4月〜10月
原産地:日本
ナツハゼはごんすけとも呼ばれます。春に目立たない小さな花をつけますが花材としては花のない枝が使われます。 初夏は瑞々しい緑の葉、夏から秋にかけては紅葉、秋には黒みがかった赤い実をつけます。
菜の花は油を取るために栽培された油菜を改良して作られた園芸品種です。蕾を食用にもしますね。 菜の花と同じアブラナの仲間にはキャベツ、カラシナなどもあります。菜葉(ナッパ)と呼ばれる野菜のほとんどがナノハナと同じ種類と言われます。
ナツハゼの生け花画像

■七竈(ナナカマド)
バラ科
英名:mountain ash
開花期:5月〜7月
原産地:日本
ナナカマドはライデン(雷電)、ライデンボク(雷電木)とも呼ばれます。
ナナカマドの由来は七回竈にくべても燃え尽きないことから付いたと言われます。
新緑には青々とした葉、初夏には小さな沢山の白い花が房状に咲きます。
秋には真っ赤に紅葉し、落葉後も残る赤い実は光沢があり鮮やかです。
一年を通して季節感を演出する花材として好まれます。
ナナカマドのいけばな画像

■菜の花(ナノハナ)
アブラナ科
英名:field mustard
開花期:11月〜3月
桜と並び春を演出する花の1つです。
菜の花は油を取るために栽培された油菜を改良して作られた園芸品種です。蕾を食用にもしますね。 菜の花と同じアブラナの仲間にはキャベツ、カラシナなどもあります。菜葉(ナッパ)と呼ばれる野菜のほとんどがナノハナと同じ種類と言われます。
菜の花のアレンジメント画像
輪ゴムで束ねて花瓶にポンと入れるだけで明るい雰囲気になります。時間が経ち葉が黄色くなった時にははさみではなく手で千切ると自然な感じに仕上がります。

■ニューサイラン
ユリ科
英名:New Zealand flax
出回り時期:周年
原産地:ニュージーランド
ニューサイランはニュージーランドの湿地に広く分布します。葉からとれるニュージーランド麻はニュージーランドの貴重な輸出品となっていたそうです。 いけばなの花材としては葉の直線を強調する以外にも丸めたり、裂いたり、ひねったりと色々な変化が付けられます。
ニューサイランとギガンジウムのアレンジメント画像ヒマワリとニューサイラン画像リンドウとニューサイランの画像

■野バラの実
バラ科
英名:rosehip
実の出回り時期:9月〜12月
原産地:日本
野茨(ノイバラ)。バラの原種の一つで原産地は日本です。
初夏に小さな白い花が咲き、秋には赤い実がなります。
緩やかな曲線が美しく、生け花では花よりも実が使われます。
野ばらの実の画像

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ハ行の花

■花水木(ハナミズキ)
ミズキ科
英名:dogwood
開花期:4月〜5月
原産地:北アメリカ東部
家のシンボルツリーや、街路樹によく植えられます。
4月〜5月に葉がまだ開ききる前に花を咲かせます。実は花びらに見えるのは苞(ほう)と呼ばれる葉っぱです。
アメリカを代表する花木で、大正時代に日本からワシントンへ桜が贈られたお礼としてハナミズキの苗が贈られたのは有名です。 今でもその木は日比谷公園にあるそうです。
日本に自生するヤマボウシと近縁で、アメリカヤマボウシとも呼ばれます。ヤマボウシの方が花びら(苞)の先がとがっています。
花水木のいけばな画像

■向日葵(ヒマワリ)
キク科
英名:sunflower
開花期:7月〜9月
原産地:北アメリカ
英語名も漢名も太陽に由来します。太陽の動きに合わせて花が回ると言われますが、蕾は別として実際そのようなことはないそうです。最近では八重咲、チョコレート色、色や形も様々です。
ヒマワリとオクラレルカ画像ヒマワリとブラックベリーのフラワーアレンジメント画像ヒマワリのいけばな画像
向日葵の詩。夏と言えば元気を貰えるヒマワリのアレンジメントです。
■姫水木・日向水木(ヒメミズキ・ヒュウガミズキ)
マンサク科
英名:spike winter hazel
開花期:3月〜4月
原産地:日本
ミズキに似ているマンサク科の落葉樹、土佐水木。その土佐水木より枝が細く花も小ぶりで小さいことからヒメミズキ、ヒュウガミズキと呼ばれます。 早春に葉よりも先に小さな黄色い花が枝から垂れ下がるように付きます。枝はためがきくので折り曲げて線を見せるアレンジに良く使われます。
ヒメミズキの生け花の画像

■フトイ
カヤツリグサ科
英名:bulrush
出回り期:5月〜11月
原産地:日本
花材として出回るものは栽培されたものですが、日本各地の水辺に群生します。白い斑入りのシマフトイは折れやすいので扱いに注意が必要です。
フトイとグロリオーサの画像

■ホトトギス
ユリ科
英名:toad lily
開花期:7月〜10月
原産地:日本
花の紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ている所から名前が付いたと言われます。
日陰やちょっと湿った場所にひっそりと咲く姿がなんとも健気です。
ホトトギスの画像

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マ行の花

■紫式部(ムラサキシキブ)
コマツヅラ科
英名:Japanese dwart beauty-berry
出回り時期:9月〜11月
原産地:日本
ムラサキシキブは日本の山野に生える落葉低木です。秋に光沢のある紫の小さな実をつけます。赤い実物は多いですが紫の実はあまり多くないためいけばなの花材として貴重です。 名前は源氏物語の作者紫式部にちなんでいるそうです。実の色が白いシロシキブもあります。
紫式部のいけばな画像

■モンステラ
サトイモ科
英名:Swiss-cheese plant
出回り時期:周年
原産地:熱帯アメリカ
特徴のある切れ込みや葉に穴が開いていることから「怪物(モンスター)のような」と言う意味でつけられました。 大きくユニークな形の葉は一枚でも、数枚で面を見せたり、丸めたり畳んだりと様々に応用できます。観葉植物としても人気です。
モンステラとオクラレルカのいけばな画像

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ヤ行の花

■椰子(ヤシ)
ヤシ科
英名:palm
原産地:熱帯、亜熱帯
ヤシはテーブルヤシなどの小さなものから、ココヤシなど大型のものまで2000種以上あると言われます。
用途も食用、油脂用、建材、家材、花材と幅広く使われる植物です。
ヤシの仲間のシュロは日本でも九州南部にもともと自生し、繊維を取るために日本の暖かい地方で栽培されたそうです。
いけばなの花材としてはアレカヤシ、フェニックス、シュロなどが一年中出回ります。
アレカヤシのいけばな画像

■雪柳(ユキヤナギ)
バラ科
英名:spirea
開花期:3月〜4月
原産地:日本・中国
早春に小さな雪が柳の上一杯に積った様な姿からこの名前が付いたと言われます。花は春先ですがいけばなの花材としては、12月〜4月に花、4月〜9月に青葉、10月〜11月に紅葉とほぼ一年中使える万能選手です。 水揚げがあまりよくないので水切り後切り口を割ります。
雪柳とスイートピーのいけばな画像雪柳のいけばな画像

■百合(ユリ)
ユリ科
英名:lily
開花期:6月〜7月
原産地:日本
今では一年中手に入る百合ですが、本来は初夏〜夏に咲きます。 透百合(スカシユリ)は香りはほとんど無く上向きに咲きます。姫百合はスカシユリよりも小ぶりです。 白くスマートな姿で人気の鉄砲百合は日本原産の百合の代表格です。似た形に笹百合、乙女百合があります。 山百合は現在の園芸百合の原種として重要だそうで、日本の本州にのみ自生しているそうです。 花びらが強く反り返る鹿子百合、中国から伝わったとされる鬼百合など百合は100種程あり、日本には13種が自生していると言われています。
百合とミスカンサスの画像

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ラ行の花

■竜胆(リンドウ)
リンドウ科
英名:gentian
開花期:9月〜11月
原産地:日本
日本の秋の山野草を代表する花の1つ。竜胆の漢名は漢方薬の「熊胆」より苦いことから来ていると言われています。
花があまり開かないタイプのエゾリンドウ、野生種を改良して作られたササリンドウ、その他キリシマリンドウ、ツクシリンドウなど園芸品種は20以上あると言われます。
サンキライとリンドウ画像リンドウとニューサイランのいけばな画像リンドウの画像

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ワ行の花

■ワックスフラワー
フトモモ科
英名:waxflower
開花期:4月〜6月
原産地:西オーストラリア
ワックスフラワーは西オーストラリア固有の植物です。花がロウ(ワックス)細工の様な質感からこの名前が付いたとされます。 ジェラルトン・ワックスフラワー(ジェラルトンは西オーストラリア州の名前)とも呼ばれます。 ユーカリと同じフトモモ科。
waxフラワーとサンキライのミニツリー画像

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