Re-mado ちくしのリマド 取付方法

ちくしのRe-mado 取付方法

準備する物

  • 取付けに必要な物
    ・雑巾
    ・はさみ
    ・電動ドライバー
    ・木工用ボンド
    ・コーキング
    ・メジャー
    部材カットに必要な物(セミオーダーの場合)
    ・のこぎり
    ・金ノコ
    ・さしがね
    ・鉛筆
    ・サンドペーパー

アルミ押さえを窓枠にビスで固定するには、かなり力が必要なので電動ドライバーでの作業をおすすめします。※取付けに必要な両面テープとビスは、リマド部材に同梱されています。

施工の流れ

  • 取付け作業の流れフルオーダーなら、部材加工の手間が不要です!
    1. 1 取付け前の準備
    2. 2 両面テープ・スペーサーの貼付け
    3. 3 縦枠・横枠の取付け
    4. 4 アルミ押さえの取付け
    5. 5 仕上げの処理
  • 部材のカット作業の流れセミオーダーの場合に必要な作業です。
    1. 1 縦部材の長さカット
    2. 2 縦部材の切りカギ加工
    3. 3 横部材の長さカット
    4. 4 アルミ押さえのカット

取付方法

Step1 取付け前の準備

  • 窓枠の掃除
    窓枠の掃除

    両面テープが密着するよう、窓枠の汚れや油分を拭き取ります。窓枠に障子用の溝がある場合には、木材などで埋めるのが望ましいです。そのまま取付けても支障はありませんが、上から押さえるとRe-madoが多少凹みます。

  • 各部材の取付位置を確認
    各部材の取付位置を確認

    フルオーダーの場合、部材裏面に取付け位置を意味する数字が記載されています。アルミ押さえにはマスキングテープに番号を記載したものを貼り付けています。
    左枠:1 右枠:2 上枠:3 下枠:4

Step2 両面テープ・スペーサーの貼付け

  • 窓枠への両面テープ貼付け
    窓枠への両面テープ貼付け

    既存の窓枠に両面テープを貼っていきます。広い面に貼る場合は、両面テープの間に5mm程度の間隔が空くように貼り付けます。枠の出幅(チリ)部分には貼りません。

  • スペーサーの取付け(必要な場合)
    スペーサーの取付け(必要な場合)

    スペーサーを取付ける場合は、縦枠に取付けます。縦枠の両面テープの剥離紙を剥がし、左右を確認してスペーサーを貼り付けます。(スペーサーの表面にもあらかじめ両面テープを貼っておくと次の工程がスムーズです。※セミオーダーの場合は表面に両面テープが貼られた状態で届きます。)

Step3 縦枠・横枠の取付け

  • 縦部材の取付準備
    まずは縦枠から!

    縦部材の裏面に2列あるV字の溝に木工用ボンドを塗ります。溝にボンドを入れ込むように塗るのがコツです。

  • 位置の確認・貼り付け
    上下の切りカギ部が均等になるように

    縦枠の正面部分に貼った両面テープの剥離紙を剥がし、枠部材を正面部分から貼り付けます。上下の切りカギの隙間が均等になっているか、慎重に確認してください。
    ※縦枠部材は、横枠部材の寸法に合わせて、既存の縦枠より長く作ってあります。上下の余分が均等になるように貼り付けてください。
    縦部材の長さ=既存縦枠外寸+横部材の厚み(3mm+3mm)+1mm

  • しっかり圧着
    正面からしっかり押さえる!

    位置が確定したら、正面からしっかり圧着します。その後、縦枠側面部の両面テープの剥離紙を剥がし、部材を折り曲げて貼り付けます。側面部もしっかり圧着しましょう。

  • 横部材の取付
    横部材の取付

    横枠も同様に、V字の溝にボンドを塗り、正面部分から順に貼付けます。少し入りにくい場合は、紙やすりやカッターを使い両端を削る等して調整してください。

ケコミ部分の処理方法四方枠(下枠ケコミ付き)の窓枠の場合
ケコミ部分の奥行に合わせてカット
ケコミ部分の奥行に合わせてカット
切りカギ加工について

縦枠部材のケコミ部分は、巾木との組合せによる納まり(取り合い)に対応できるよう、カットしておりません。ケコミの奥行きに合わせて、カッターなどでカットして取付けてください。

※ケコミ内の正面部分には、同梱の平板を最後に貼り付けてください。ケコミの高さが左右で異なる場合、平板は高い方の寸法に合わせて製作いたします。必要に応じてカット調整して貼り付けてください。

Step4 アルミ押さえの取付け

  • アルミ押さえの取付(横)
    アルミ押さえの取付(横)

    アルミ押さえは、先に横枠から取付けます。(横枠用の部材が縦枠用の部材より2mm長くなっているため)付属のビスを使い電動ドライバーなでど固定します。

  • アルミ押さえの取付(縦)
    アルミ押さえの取付(横)

    横枠同様、縦枠にもアルミ押さえを取付けます。

Step5 仕上げの処理

  • 上下の小口を処理
    上下の小口を処理

    縦枠上下の枠カバーのない部分には、まず段差を揃えるために付属の短いスペーサーをカットして両面テープで貼りつけ、その後に、付属の小口シートをさらに両面テープで貼って仕上げます。段差が揃わない場合は、スペーサーを2、3枚重ねることで揃えることができます。

  • コーキング処理
    コーキング処理

    窓枠と壁との境目部分は、1mmの隙間が空くように作られていますので、その隙間に壁紙用のジョイントコークを埋め仕上げます。※ジョイントコークは別途ご用意ください。

部材のカット・加工方法

Step1 縦部材の長さカット

  • 部材を2cmほどカットして仮止め

    採寸用に、横枠用の部材(上枠・下枠それぞれ)を2cmほどカットし、窓枠に仮止めします。

  • 仮止めした部材の両端のまでの長さを測ります。※左右の縦枠の寸法が数ミリ違う場合もあります。両側の寸法を採寸してください。

  • 測った長さで縦枠部材をカットします。左右の縦枠の長さが異なる場合は、取付位置が分かるように印を付けておくことをお勧めします。

Step2 縦部材の切りカギ加工

  • この部分をカット

    縦枠部材の「横枠と干渉する部分」に切りカギ加工を行います。上下同様に作業します。

  • Step1で採寸用にカットした部材を縦枠部材にあて、内側を縁取ることで、切りカギ加工のためのカット線を引くことができます。

  • カット線に沿って、ノコギリまたはカッターでカットします。切り口が荒れている場合は、サンドペーパーを使ってきれいにします。

Step3 横部材の長さカット

  • この部分をカット

    縦枠部材を取付けた後、その内寸を測ります。※上下の横枠の寸法が数ミリ違う場合もあります。上下両側の寸法を採寸してください。

  • 採寸した寸法に合わせてカットします。

Step4 アルミ押さえのカット

  • 横の内寸を測る

    まず、横枠にアルミ押さえを取付けるために、上下の窓枠の内寸を採寸します。(リマドの縦枠・横枠部材を取付けた後の内寸を測ります。)

  • 横枠のみカット

    採寸した寸法に合わせカットします。ビス穴の位置ができるだけ均等になるようカット位置を調整しましょう。

  • 縦の内寸を測ってカット

    次に、縦枠用のアルミ押さえをカットします。縦枠用のアルミ押さえは、横枠にアルミ押さえを取付けた後、その内寸に合わせてカットして取付けます。