破損時の対応と
バルーンの製作工程について

作業工程

破損を避ける為、十分な点検後発送

当店では皆様へ状態の良いバルーンのみをお届けするよう様々な工夫を行っております。その一つが点検作業です。膨らましてすぐにバルーンは発送致しません。膨らまし後、1日置いて状態の良いものだけを使用いたします。その工程が破損率を下げています。

工程1.膨らまし

バルーンはひとつひとつ手作業で空気を入れて膨らましていきます。空気で膨らましたバルーンはとても長持ちするのが特徴です。季節の移り変わりの中で、気温の変化や発送される場所に合わせてベテランスタッフがその経験を活かし準備いたします。

ひとつひとつ丁寧に膨らまします

工程2.製作

膨らまし後、状態の良いバルーンだけを使用いたします。バルーンアレンジは製作者が決まっており、誰でも作るわけではありません。許された技術者のみが製作致します。

許された技術者のみが作ります

工程3.点検

破損率を決定的に下げるための大事な工程がこの全体の点検作業になります。膨らましたその日は大丈夫でも翌日になると若干しぼんでいたなどの現象がたまに起こります。そんな状態のバルーンを発送することがないよう私たちが一番省きたくないのがこの工程です。即日発送をご希望のお客様はこちらの工程がなくなります。皆様には点検作業を必ずしたものをお手元に届けたいので、お早目のご注文をお願い致します。

点検作業の為一晩おやすみです

工程4.仕上げ

点検作業が終わったら透明フィルムでラッピング後発送されます。フィルムでラッピングすることで、配送時の破損率を大幅に削減します。また到着後もフィルムに入ったまま飾っていただくと、さらに長く楽しんで頂けますのでご参考ください。

これらの工程を合格して皆様の手元へバルーンがおとどけされます。バルーンの発送前の画像は、発送が完了した時点でメールにてお知らせ致します。下記のページのようにご紹介いたします。

発送前の画像ページ

破損時の対応について

新しいものを準備後、再送させて頂きます

十分な点検後バルーンの方は発送させて頂きますが、様々な原因で破損のあった場合十分に対応させて頂きます。ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願い致します。

​​​​​​​

再送に関しましては、十分な点検後手配させて頂きます。再度同じようなことが起こらないようするための措置となります。皆様にはご理解ほど宜しくお願い致します。

このような場合は再送をお断りさせて頂きます

・お客様が即日発送をご希望され、点検作業を省く必要があった場合。
・お客様が誤って破損させた場合
・到着後3日以上経ってから連絡があった場合
・お客様の受取りが遅れ、長い期間運送会社に保管された場合

破損の主な理由

破損の主な理由は様々考えられますが、当店でのケースについてご説明いたします。

バルーン自体の不良

薄い生地を貼り合わせて作るバルーンはとても繊細なもの。目に見えない小さな小さな穴でも萎みを防ぐことはできません。メーカーさんの惜しみない努力のおかげで、昔よりはその割合も少なくなってきているように感じます。が、まだまだその不良があるのは否めません。私たちバルーン業者はもちろん数としては少ないですが、その不良の割り出しにと悩まされます。10000枚の1枚であったとしても、お客様には代えられない1枚。心苦しいです。そんな不良がまだまだあります。

配送時の破損

全国へお届けするためには配送会社様の力が必要です。当店への集荷ではいつも同じドライバー様方が来ていただけます。長年のお付き合いもあり、集荷の際はとても丁寧に運んで頂けます。でも皆様のもとへ行くまでにはとてもたくさんの数の人たちの手を渡ります。それに加えたくさんの荷物と一緒に運ばれます。大きな荷物が落ちてきたなどもあるようです。

寒暖差による破損

バルーンは寒くなるとしぼみ、暖かくなると膨らみます。その為真夏の猛暑時期は通常よりもエアーを少なめにして膨らまし作業を行います。配送時の車の中の暑さでバルーンが膨張し、割れることを防ぐためです。この特徴より冬時期に外などにバルーンを飾ったりなどすると、しぼんでしまいます。

気圧の変化による破損

バルーンは気圧の変化にも影響します。気圧が低くなるとバルーンは膨らみ、気圧が高くなるとバルーンは萎みます。主な原因は3つ。台風がその一つです。台風が近づくと気圧が下がりバルーンは膨らみ、割れるなどのことがあります。もうひとつはトンネル。配送の車が長いトンネルに入るとどんどん気圧は下がり、バルーンは膨らんでいきます。さらにもうひとつは高所での気圧の変化。高い山に登ると密閉したものが膨らむなどの経験がある方もいるかもしれません。長野県などへの配送には通常よりも気を付けてバルーンを膨らまします。飛行機などのバルーンが持ち込めないのはこれが大きな理由となります。