SUPボードとは
STAND UP PADDLE BOARD(スタンドアップパドルボー ド)を意味し、SUP又パドルボードと呼ばれています。SUPの歴史は非常に 古く、2000年前の古代ポリネシア人が用いたシングル・アウトリガー・カヌー形式の航海カヌーがSUPの起源とも言われています。
その後、1960年代にハワイ・ワイキキのビーチボーイズらによって、大きなサーフボードの上にのってオール(パドル)を使い漕ぐ乗り方が生まれます。
女性でも簡単に乗ることが可能で最近では、体幹を鍛えるエクササイズとして海外セレブやスーパーモデルがSUPをしている事が話題となり、そのシェイプアップ効果が期待できることから、
注目のマリンスポーツと言えます。
SUPは浮力が高く波に乗らなくても立つことができるから、海だけではな く、湖や川でも楽しむことができます。SUPのスタイルはさまざまで、フラットウォーター(静水)をゆったりとクルージングして楽しむタイプ、波を乗って楽しむタイプ、順位を争うレース、SUPの上でヨガやピラティスを楽しむスタイル、釣りを楽しむタイプとさまざまな乗り方があります。
SUPボードの種類
波を乗る事ができるタイプ、よりサーフィンに近いイメージ。
レースに使用するため直進性と安定性に優れたタイプ。
湖や川などでオールラウンドで使用できるタイプ。折りたたみできるタイプもあります。
SUPボードの道具
ウェア
夏の時期は、水着でも楽しむことができますが、水温によってはウエットスーツ、季節よってはドライスーツが必要になります。(特に湖や川は水温が低いので注意が必要)。日焼けや熱中症対策にラッシュガードや帽子、飲料を用意し、より快適に楽しむ準備を行いましょう。
その他アイテム
インフレータブルとは空気で膨らませるタイプのSUP。SUPは体重を支えるだけの浮力を必要とするため、通常のタイプは大きく重たいのが難点。しかしインフレータブルなら、背中に背負えるくらいコンパクトに収納できるため、よりカジュアルに、子供と一緒でもSUPを楽しむことができる。
例えばクルマの中に積みっぱなしにしておいてもジャマにならず、気が向いた時にサッと取り出してひと漕ぎ！なんてことも可能で、ゴム状で柔らかいため、衝突時のケガの心配が少ないのも魅力。
注意すべき点は、軽くて浮力がある分、風に流されやすいところ。
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【運ぶ】
バッグ、フィン、ポンプにリペアキットが標準装備。持ち運びが楽だからよりアクティブにSUPを楽しめるのが、インフレータブルの真骨頂といえる。小柄な女性でも十分持ち運び可能。 -
【広げる】
大きさはデザインのタイプによって異なれど、通常のSUP ボードとほとんど同じ。ゴムボートと同じような素材を使っているため、ぶつけたくらいで壊れることはなく畳みジワも残らない。 -
【膨らませる】
付属のポンプで空気を注入。ポンプに付いている空気圧を量るメーターを見ながらそれぞれボードに適した空気圧まで入れていく。 -
【完成】
膨らませたら、空気穴をフタで閉じ、フィンを装着して完成！
気温や水温によって空気圧は変化するので意識しておくといい。