ムートン(シープスキン)の凄いところ

ムートンブーツで有名な、UGG。人気の理由は見た目の出デザイン性はもちろんですが、機能性でも多くの支持を集めています。一度履くと病みつきになってしまう履き心地。実はムートンって化学繊維に真似のできない非常に高機能な天然素材なんです!そんなムートンの魅力をご紹介します。

2020.9.14

ムートンとは?シープスキンとは違うの?
ムートンブーツとシープスキンブーツの違いは、呼び名、言い方が違うだけで同じブーツです。なぜ同じブーツなのに呼び名が違うのか、それは、ムートンブーツとはフランス語からきたもので、シープスキンブーツは英語からきた呼び名ということ。Mouton(ムートン)はフランス語で、sheep skinは英語です。共に、「羊」を意味します。
羊の毛皮であるムートンは、太古の昔から人間の生活に利用されてきた、環境にもからだにも優しい天然の高機能素材です。
ムートンの魅力1 保温性と通気性
外気温に関係なく靴の中を体温に近い温度に保ってくれるのが特徴です。 細かい繊維一本一本が湿気を逃し、靴の中の空気を循環してくれます。 そのため素足で履いても蒸れずに快適に。 寒い日は温かく、暑い日はさらっと涼しく快適な温度・湿度を保つ温度調節に優れた天然素材です。
ムートンの魅力2 肌触りのよさ
羊は人間と同じ哺乳類です。哺乳類は、気温や湿度に合わせて体温や水分を調節しています。ムートンの毛は人間の体と非常に近いアミノ酸構造のたんぱく質でできており、様々な繊維の中でも最大の水分を保持しています。水分が多いため熱伝導性が低く、保湿性が高いためしっとりした独特の心地よさがあります。吸水・吸湿性が著しく低く常に乾燥している化学繊維との肌触りの大きな違いはこの水分率にあります。
ムートンの魅力3 天然コイルの豊かな弾力
羊の毛は1本1本がコイル状になっており、1平方センチメートルあたり4,000〜5,000本も密集しています。そのため弾力性が高く1本1本がコイルバネの働きをし、毛にかかる圧力を分散吸収することができます。
ムートンの魅力4 優れた復元性
羊の毛には元に戻ろうとする力が強いという性質があります。そのため、一時的につぶれてしまったように見えても、蒸気をあてて軽くブラッシングすることで元通りのふわふわに戻ってくれます。
ムートンの魅力5 汚れにくい
内部にほどよい湿気を含んでいるムートンの毛は静電気を起こしにくく、ホコリやチリがつきにくいという性質があります。 反対に毛の表面は撥水性のキューティクルにより水や汚れを弾いてくれます。
ムートンの魅力6 燃えにくい
化学繊維で作られたフェイクファーは火の元に近づけると火がうつりやすく、すぐに溶けだして肌などに貼りつく恐れがあります。また、有毒なガスも発生してしまいます。ですが、天然素材のムートンは発火温度が高く、火の燃え広がるスピードも遅いため万が一の際も安心です。もちろん、有毒なガスの発生もありません。

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