
余 裕華
(よ ゆふぁ)
ベジッポをご覧いただきありがとうございます。店長の余裕華です。私は在日朝鮮人3世でゆふぁと呼んでください。
私は少し人とは違う体験をしてきました。よろしければ少しだけお付き合いください。
私は4人兄弟の3番目で幼少期は毎日家族団らんで食事をしていました。食べ盛りの衣立ちに母は毎日、元気になるご飯を作ってくれました。母はいつも、

と話し、その影響を受け、大学卒業後、私は栄養士となりました。
しかし、その後の別の仕事で会社経営の手伝いをすることになったのですが、その会社が倒産。私は、心身ともに疲れ、引きこもりになり、いわゆるニートに。実家で死んだような日々が9ヶ月続きました。
そんな私が野菜屋でバイトをすることになりました。
見かねた母が、野菜屋さんのバイトを私に紹介してたんです。
気分転換のつもりでしたが、野菜屋さんの仕組みを知り、実際に自分でも販売できることに気がつきました。
当時、興味深かったのは、その
野菜を使ってジュースを作る時、驚くほど栄養価が失われていたことでした。

実は、
一般的なジューサーやミキサーで作る野菜ジュースは、カクハンの際に栄養が壊れ、失われてしまいます。そこで私は、
その栄養を壊さない低速ジューサーの販売を考えるようになりました。
なんとすぐに、株式会社を立ち上げ、
物販をするサイトネットショップを作ろうと考えました。しかし失敗の日々。
低速ジューサーのつながりから、家電の販売を思いつきますが、商品の多さに企画倒れ。気持ち新たに、低速ジューサーの販売と、野菜の販売を始めますが、自社商品がないので売れませんでした。
そこで栄養士の私は、現代の忙しいサラリーマンが簡単に作れ、長期保存できる乾燥食材の料理キットの販売を考えました!
はじめて家庭用食材乾燥機を購入するのですが、料理キットは、制作に時間がかかる上、自社製品での販売では採算がとれないことがわかりました。

- ただ、玉ねぎを乾燥したものがとても
美味しいことを発見しました!

です。
玉ねぎの乾燥食材を作るために、いろんな本を読みました。

すると、
ある一定の温度から栄養素の変化が始まることに気がつきました。料理も一緒で高温調理してしまうと、栄養素は変化していきます。
また、
一定の美味しさを保つためには、乾燥時間の調整も必要です。ベジッポの食材は、約10%の水分を残したセミドライフード。パリパリではありません。しかし、そこに栄養、甘み、香りを閉じ込めています。

そして、やっと、ベジッポオリジナルの商品が完成したのです。
今はもちろん、業務用乾燥機を使い、調理しています。