「チョコレートで世界を幸せにする」
わたしたちのCSR活動は、変わらない信念のもと原産国の支援など社会が抱える問題を少しずつ改善し、継続的な価値を作るために行っています。
社員ひとりひとりが「チョコレートで世界を幸せする」という想い胸に、わたしたちにしかできない独自の取り組みを、様々な分野へ展開しています。
チョコレートを通じ、会社やお客様はもちろん、社会全体を少しずつ良いものへ変えていくお手伝いを続けて参ります。

チョコレートデザイン株式会社 社長 八木 克尚
私たちが普段当たり前に口にしている、美味しいチョコレート。
実は、見えない世界で一部の幼い子どもたちが労働を課せられ、学校へも行けず家族のために働いていることをみなさんはご存知でしたでしょうか。
チョコレートが好きな人は世界中にたくさんいますが、原産国の状況をきちんと理解している人は、ほんのわずかにしかすぎません。
実を言えば、僕も途中からその問題を知ったひとりです。
初めて原産国の過酷な現状を目にしたとき…胸が張り裂けるような思いがしたのを、僕は今でも忘れることができません。
美味しくて、たくさんの人を笑顔するものだと思っていたチョコレート。だけど作れば作るほどに、原産国の子どもたちを苦しめていたなんて。
そのとき、いてもたってもいられず、僕はやれることから少しずつ動き始めました。そして、時は経ち…早数年。 徐々に増やしていったフェアトレードチョコレートも、お客様のご協力のもと今では100%となり、今年5月にはガーナに立派な学校を建設することができました。
2015年。ひとつの目標を達成することができましたが、私たちの挑戦はこれで終わりません。
「チョコレートで世界を幸せにする」
変わらぬ思いを胸に、これからも一緒に働く仲間やお客さまを巻き込んで、世界が少しずつ幸せになれるお菓子を作っていきます。
大好きなチョコレートがずっと、世界中で心から愛されるものであるために…。
私たちは私たちにできる活動を、これからも真摯に続けて参ります。


2015年11月25日
チョコレートデザイン株式会 社長
八木 克尚

原産国
● 学校、完成へ!"Next Smile Project"
● チャリティーオークション
● カカオの国にHAPPYを。"One cake,One love Project"
● フェアトレードチョコレート導入から、○年
● 食べる人も、作る人も、みんなHAPPYに!笑顔プロジェクト
作り手
● Bean to Bar
● 毎月大好評!"Chocolate work shop"
● NHK朝の連続TV小説「まれ」とのライセンス商品
● 日本各地のイベントへ参加
● 学生に向けての特別授業
● 「楽天IT学校」を通して
● 今年初の試み!"Chocolate Jamboree"
● 横浜チャリティオークション「ハマオク」への参加
お客様と私たち
● チョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラへ
● 店舗2年目…バニラビーンズみなとみらい本店
● 店舗1年目…【New Open】バニラビーンズ川崎店
● お客様交流イベント「バニラ会」の実施
● レビュー評価、大幅アップ!
● バリーカレボー社 チョコレート講習会

 学校、完成へ! "Next Smile Project" (2015年5月19日)
学校完成 学校完成 2008年から毎週続けている、バニラビーンズ独自の活動「チャリティー企画 学校建設プロジェクト」
当店の人気商品ショーコラなどの訳あり商品を、オークションにかけ落札するというもの。お客様からいただいた落札金はガーナへの支援金となり、当初500万円を第一目標に掲げプロジェクトを開始しました。
そして、開始からおよそ5年。目標の500万円を越え、学校を建設するための資金になりました。

「ガーナの子どもたちの為に、学校を建てます」
そう宣言した2008年から、およそ7年。わたしたちの想いに共感し、支援してくださった沢山のお客様のお陰で、2015年5月19日。ついに、立派な学校が完成しました。
学校完成披露セレモニーでは、現地の子どもたちによるスピーチやダンス、歌などの歓迎の挨拶をいただき、日本からのお土産もお渡ししました。
そして、もうひとつ日本から大事に運んだプレゼントが。これまでチャリティオークションに参加して下さいました全てのお客様の名前を刻んだパネルを、学校に贈呈しました。

2015年。私達にとってとても大きな区切りの1年になりましたが、学校が完成してもなお、原産国を支援する活動は続きます。

● 完成披露セレモニーに参加してきました!!詳しいレポートはコチラから≫
横浜チョコレートのVANILLABEANS Stationery for children (2015年5月15日)
セレモニー参加に伴い、現地の子どもたちへ贈るプレゼントを募集することに。
「子どもたちに喜んでもらえるもの…。」スタッフ同士で考えた結果、日本の文房具を募集することに決まりました。
急な文具の募集ということもあり、集まらないかと不安でしたが、全国からたくさんの寄付をいただくことができました。 スーツケースに詰めると、その重さはおよそ20キロ。 たくさんの文房具が、子どもたちの元へ届けられました。

横浜チョコレートのVANILLABEANS チャリティーオークション(2007年11月8日〜現在)
2007年から始まったチャリティーオークションも、既に370回を越えました。
毎週水曜日に開催。当店の代表菓子ショーコラを中心に訳あり商品とわたしたちの想いを詰めて…。告知をほとんどしないにも関わらず、今では毎週たくさんのお客様から入札をいただくようになりました。
回数を重ねるごとに、私たちの取り組みへの理解が、お客様へ浸透していると実感します。

● チャリティーオークションは、現在も毎週水曜日に開催中。詳しくはこちら≫

One cake,One love Project カカオの国にHAPPYを。
"One cake,One love Project" (2007年〜)

チョコレート専門店として味やこだわりはもちろんのこと、私たちならではの「プラスα」をケーキに込めました。クリスマスケーキ1台につき1ドルを、原産国のひとつであるガーナに寄付するこのプロジェクト。2013年から始まり、この2年間で合計2,900台のクリスマスケーキにスペシャルな付加価値を付けることができました。
わくわくするクリスマスに、大切な人とだけではなく、遠く離れたガーナの子どもたちも笑顔にできるように…。わたしたちと世界をつなぐ。バニラビーンズだけの特別なクリスマスケーキは、今年も種類を変えて販売中です。
One cake,One love Project ● One cake,One loveプロジェクト、詳しくはコチラ≫
フェアトレード フェアトレードチョコレート導入から、8年。 (2007年〜)
今年でフェアトレードチョコレート導入から8年が経ちました。現在では世間の理解が少しずつ深まっているように感じますが、安価なチョコレートが主流であった少し前まで、率先してフェアトレードチョコレートを導入することは容易ではありませんでした。
それでも私たちの変わらない想いと、活動がお客様の心に伝わり、少しづつではありますがフェアトレードチョコレートを増やしていくことに成功。100%の現在では、年間およそ50トンのチョコレートを使用し、日本国内でも指折りの使用実績を誇ります。
フェアトレード 食べる人も、作る人も、みんなHAPPYに!
笑顔プロジェクト(2015年1月18日)

バニラビーンズ創業10周年から始まった、お客様への感謝イベント。今年は"14万の笑顔"を目指すべく、当店の代表菓子ショーコラを1個100円でご用意。バニラビーンズのフェアトレードチョコレートを、もっとたくさんの人に食べて欲しいから。このプロジェクトでショーコラを食べて笑顔になった人の分だけ、遠く離れたカカオノ原産国でも幸せが増えますように…。そんな願いを込めて、来年の笑顔プロジェクトも企画中です。

 Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)
bean to bar bean to bar カカオ豆の輸入からチョコレートになるまでの過程を全て自社で行う"Bean to Bar"の世界。バニラビーンズでは今年、世界各国のカカオ豆を使って様々な商品展開を行いました。
チョコレート業界に巻き起こったBEAN TO BAR旋風の波にいち早く乗り、自社工房にておよそ30種のタブレットチョコレートを販売。また、1番人気の商品「ショーコラ」にも展開させました。

バレンタインが近づく時期、工房を兼ねたみなとみらい本店では連日多くのメディアに取り上げられ、Bean to Barを世の中に広めるキッカケを作りました。
また、2015年のクリスマスでは新しく"BEAN TO CAKE"という提案も。カカオ豆から作った、15周年記念のケーキ"オリジン"を販売しています。

バニラビーンズではBEAN TO BARを通じて、さまざまな商品展開に生かすとともに、お客様やメディアへの浸透を促進させました。
ワークショップ 毎月大好評開催中!"Chocolate work shop"
チョコレート専門店として、Bean to Barをもっと多くの人に「リアルを感じながら」広めたい。そう考え、どこのショコラティエよりも早く始めたのが、このワークショップでした。
2014年6月の初開催以来、ほぼ毎月開催しているワークショップ。時期に合わせ、大人向けからお子さま向けまでターゲットを変えて開催することができました。今年は多くのメディアにも取り上げられ、今ではチョコレートワークショップも全国へ広がりをみせています。

● チョコレートワークショップについて詳しくはコチラ≫
まれ NHK朝の連続TV小説「まれ」とのライセンス商品
(2015年6月26日〜販売開始)

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今年大きく目立ったのが、朝の連続TV小説「まれ」とのライセンス商品。
舞台である能登産のブルーベリーを使用したショーコラや、輪島の塩を使ったパリトロを販売しました。
また、9月13日には「まれ」のファンイベントにも参加。上記商品を、ライセンス商品ブース内にて販売しました。
横浜チョコレートのVANILLABEANS 日本各地のイベントへ参加
・東京アウトレットウィーク
2015年5月29日〜31日 @お台場特設テント
・楽フェス
2015年8月1日〜5日 @東京ビックサイト
・東京チョコレートショー(出店予定)
2015年11月26日〜29日 @ラフォーレミュージアム原宿&表参道ヒルズ
・サロン・デュ・ショコラ パリ
2015年10月28日〜11月1日 @フランス パリ ポルト・ド・ヴェルサイユ
学生にむけて 学生に向けての特別授業(2015年11月12日)
神奈川県立磯子高等学校に招かれ、代表の八木とスタッフの米田が高校生を前に講演会を行いました。
2年生と3年生を対象に、約2コマあったこの授業。チョコレートデザインについてや、フェアトレードのこと、そしてこれからのバニラビーンズについてまで。これから社会人へと近づく高校生に向けて、会社というものについてざっくばらんに話し合いました。
質問コーナーなどもあり、高校生から投げかけられるさまざまな疑問に対して面白く答えたり、また真摯に答える場面も。講演会を経て、学生たちと親密な時間を過ごしました。

楽天IT学校 「楽天IT学校」を通して(2015年9月)
神奈川県立商工高等学校と、約半年間かけ商品開発やホームページ運営、販売についてレクチャーを行いました。学生が3チームに分かれ、考案した新しいショーコラ3種を販売。学生ならではの自由なひらめきと表現力により、新しい可能性を発見することができました。授業を通し、高校生が普段経験することのない、インターネット運営についてのしくみや販売者としての考え方など、社会で働く意味を学んでもらいました。
楽天IT学校 ● 楽天IT学校×バニラビーンズ、詳しくはコチラ≫

one cake,one love project 今年初の試み"Chocolate Jamboree"(2015年6月17日)
わたしたち会社と、学生が「ありのままの想い」を共有する特別なワークショップ。みなとみらい本店にて、開催しました。
就活生に向けてのこのイベントは、堅苦しい会社説明会でもなく、選考でもない。新しい就活生との交流の形です。多くの社員や、代表の八木自ら学生の前に立ち、「働くとは何か」について熱く語り合いました。開催は6月に2回と、7月に1回。私たちが仲間とともに大切にしている「プラスワン」という考えを、学生のみなさんにお届けするとてもいい機会となりました。
楽天IT学校
フェアトレード 横浜チャリティーオークション「ハマオク」への参加
(2015年7月17日)

横浜NGO連絡会が主催のこのイベント。夏のイベントに出店し、今期のイベントにも出店予定です。
7月の落札金額の収益は、世界の貧困解決に取り組む団体に贈呈されました。世界を幸せにする。同じ想いで参加を決めたハマオクでしたが、今年バニラビーンズの入札者は前年を上回る数となり、オークションで大きな注目を集めました。

 チョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラへ(2015年10月28日)
学校完成 チョコレート界最大の祭典、サロン・デュ・ショコラ。世界きっての有名ショコラティエが集まるこのイベントに、バニラビーンズも今年初めて参加してまいりました。
販売したのは当店の代名詞、ショーコラとパリトロの"和"フレーバー。そして一列に並ぶ、Bean to Barタブレットショコラの数々。味に厳しいフランスのお客様にも、「おいしい!」という言葉をたくさん頂戴することができました。
横浜チョコレートのVANILLABEANS 店舗2年目を迎えて…バニラビーンズみなとみらい本店
ネットから、リアルショップへ。
店舗にしかできないことを表現したいと思い、2014年1月に路面店を構えてから、およそ2年が経とうとしています。
フェアトレードの日にイベントを行ったり、お客様との交流イベントも数多く開催しました。
バニラビーンズみなとみらい本店オープンからおよそ1年半たらずで、グルメ情報サイト「食べログ」でスイーツ1位の賞もいただくことができました。
そのレビューの多くに、お客様に対するスタッフの気遣いとおもてなし精神の高さに触れています。
みなとみらい本店は、いまでは観光スポットになるまでの成長を遂げています。

横浜チョコレートのVANILLABEANS 店舗1年目…【New Open】バニラビーンズ川崎店(2015年7月31日)
みなとみらい本店の1周年を迎えた2015年。真夏も近づく7月31日、バニラビーンズの新店舗が、川崎駅からほど近い地下街「アゼリア」にOpenしました。
お客様に更なるくつろぎを体験してもらうべく、みなとみらい本店より広くなったカフェスペースと、新しく用意したカスタマイズできるチョコレートドリンクの数々。
口コミでその話題も広がり、みなとみらい本店に続きチョコレート専門店として情報を発信しています。

one cake,one love project お客様交流イベント「バニラ会」の実施(2015年6月10日、11月12日)
出店15周年を記念して企画された、ネットとお客様のリアル交流イベント「バニラ会」
第1回目は、みなとみらい本店をゴールとして横浜の地をバスで巡るというもの。
主にリピーター様の応募が多く、昔からバニラビーンズを知る大切なVIPさまを横浜みなとみらいの地でおもてなしすることができました。
そして第2回目は、クリスマスケーキの試食会として11月に開催されました。
リアルでしか聞けないお客様からの「おいしい!」という感想や「もっとこうしたほうが…」なんて改善点も。
嬉しそうな表情も、お客様の人柄も、実際に試食会を開催して良かったことばかりでした。
フェアトレード レビュー評価、大幅アップ!
ショップとしての評価が問われる、お客様レビュー。
今年、バニラビーンズ最高の4.63を更新!お客さまからのレビュー総数も31,850件を超えました。
また、システムの改善によりお客さまレビューへの対応も今年から開始。
「日付指定が届かなかった」や「商品が不足していた」というレビューに対しても、
お客様に対応することでひとつひとつのミスを改善してきました。
チョコレートアカデミー バリーカレボー社 チョコレートアカデミー への参加(2015年7月22日)
日々、チョコレートを扱うものとして学びの心を忘れてはいけない…。そんな思いで社員が参加したのは、当店で取り扱っているベルギーのチョコレートメーカーバリーカレボー」で行われたチョコレートの講習会。
カレボー社の取り組みを学んだり、基本的なテンパリングの知識から、ボンボンショコラの実践演習まで、1日かけてさまざまなことを学びました。
今回、製造に関わる社員だけでなく、販売部からもセミナーに参加。このような勉強会に参加することで、日々お客様と関わる人間として、チョコレートに関する知識を高め、接客や販売に生かしています。
チョコレートアカデミー






最後に。
バニラビーンズでは、チョコレートで世界を幸せにする…その信念のもと、
さまざまな事業活動を通じて「世界から愛され続ける」お菓子を、これからもずっと作っていきます。
それは、お客さまも、作り手の私達も、取引先も、そして原産国の方々も
「全ての人の幸せ」を共創していくことに繋がると考えています。

社会、そしてより良い未来のために…
いま何をすべきか、わたしたちにしかできないことを探し続けていくなかで
たくさんの幸せを作っていきたいと思います。







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