らかん果は、まさに21世紀の甘味革命です。
簡単!らかん果ライフのすすめ

らかんか

らかん果

中国では古くから“神果”と呼ばれるらかん果は、甘いということから、清涼飲料として飲むばかりではなく、おいしく・簡単にお料理などに活用できます。

らかん果は、日常生活の中で無理なく負担なく、活用できます。もう『良いもの口に苦し・・・』なんて、過去のこと!




らかん果の特徴



羅漢果は非常に期待の持てる食品です。砂糖が身体に悪いのはすでにご承知の通りですが、この 羅漢果は、「身体に悪くない甘味」という消極的な意味ではなく、「それを摂ると身体に良い」という 、むしろ代替甘味料の代名詞ともいえるほど高い評価を与えられるべきものなのです。以下に、羅 漢果のすぐれた特長を紹介します。

1.サビつかせない・・・

まずなんといっても還元パワーを有することです。羅漢果には何種類ものスカベンジャー物質(様々 なピタミン類やミネラル類、フラボノイド、カテキン、キサントフイル、クロロフィル他)が存在します。

2.ノンカロリーに近い・・・

羅漢果は大変甘い果実として知られています。一説によると砂糖の400倍の甘さとさえいわれるほどで、やや黒砂糖に似た少しアクのある、しかしイヤミの無い甘味です。1983年に竹本教授らにより発表されたものによると「テルペングリコシド配糖体(=トリテルペン系配糖体)」という甘味成分がその甘さの根本であり、ほんの少し果糖が加わっているといわれます。
とにかく甘い物質ですが、不思議なことにカロリーはほとんどないに等しく、甘味成分であるテルペングリコシド配糖体は小腸で吸収されずに排泄されてしまうため、砂糖よりはるかに甘いにもかかわらず大変低カロリーになるのです。

3.食物繊維が多い・・・

どこからみても繊維とはいえそうもない配糖体ですが、実は食物織維の一つに分類されています。羅漢果に極めて多く含まれるこの配糖体は、ビタミン、ミネラルの吸収に役立ちます。

4.良い成分が多々存在・・・

ビタミン、ミネラルが大変豊富に存在します。特にビタミンではEとカロチンの量が抜きんでて多く、ケイ素をはじめとするミネラル成分も非常に多く含みます。このように、大変素晴らしい内容の果実こそ羅漢果なのです。

つまり、ただの白砂糖の代替物とはとてもいえず、むしろ積極的に摂った方がよい甘味料であるとさえ言えるかもしれませんが、では、マイナス面は全くないのでしょうか。少しその点をまとめてみたいと思います。
羅漢果の実そのものの成分や可能性には、指摘されるようなマイナス面はありません。ただ、唯一の問題はその味なのです。羅漢果は、中が空の球体となって乾燥した状態で輸入され、国内で販売されています。これを飲む時は、その球体を砕いて煎じることになりますが、果皮のもつ渋みと苦みが、独特の甘いおいしさを台無しにしてしまうのです。味にうるさい人には重大なマイナス要素といえるでしょう。そのため、一般的に流通しいているものが、粉末に加工された羅漢果です。この粉末は非常においしく、利用価償は高いといえます。ただし、売られている製品の質にはかなり差があるのも事実です。

「らかん果物語」の成分についてのメーカー社長・武田様回答 

プレマの中川様より、らかん果の質問についてお返事して下さいとのことでしたので、ご説明させていただきます。
日本に初めてらかん果の顆粒状を輸入いたしましたのは、(株)アイワの私です。当社としては、より良い商品を・・・という事で、質の良さを常に考えて中国側と交渉の上、輸入をしています。
実は、らかん果物語は、中国パッケージで見るとらかん果95〜97%となっています。
蔗糖の濃度は、当社にて名古屋と大阪の分析センターで分析の依頼を致しましたが、らかん果の甘味主成分のトリペルテン配糖体(食物繊維の一種)と蔗糖とは同じ甘味成分であり、重なる部分があるので、構成比は調べてもわからないというのが答えでした。蔗糖の入らない甘味として当社では、らかん果<果実>か、「ニュー羅玄(1.5g×30袋)・・・らかん果と玄米で出来た商品」を販売しています。らかん果物語<顆粒>は蔗糖が入っていますが、ビタミン・ミネラルは豊富ですし、還元力はとてもあります。沢山の使用でなければ、身体にプラスに働く効果は多々ありますので、様子を見ながら使ってみて下さい。

今、色々とノンシュガーのらかん果商品の安くて良いものの開発をしていますので、商品化出来次第、プレマの中川様に、お伝え致しますので、どうぞよろしくお願い致します。

株式会社アイワ代表取締役 武田博子


健康・栄養療法辞典より抜粋

ラカンカ(羅漢果)
甘味は蔗糖の300倍

らかん果

中国の広西省チワン族自治区のへんぴな山岳地に産するウリ科の果実で、香りが高く甘味が非常に強いために中国では古くからこれを乾燥させて料理の調味料、甘味飲料の原料として使うほか、「神果」とも呼び、国王は他国への持ち出しを禁じていたとも言われる。「羅漢果」の文字は、仏教修行者の到達できる最高の境地である『阿羅漢果(あらかんか)』に由来するものであろう。

もともと野生であったラカンカであるが、いつの頃からか農家の園芸作物として栽培されるようになりながら、新中国の誕生の頃には荒廃の限りを尽くした。しかしその後、再び中国政府の奨励のもとに復興して農業の表舞台に登場し、今では主要な中国の輸出物産の一つとなった。

わが国では、以前このラカンカの甘味成分(糖度は砂糖の300〜400倍)に着目して、徳島文理大学の竹本常松教授らが詳細な分析研究を行い、驚くほど低カロリーの新しい配糖体(テルペングリコシド配糖体)を発見し、「S-5」と名付けて学会発表をしたことがある。一部にしょ糖の過剰摂取が心配される日本において、この新しい甘味料がそうした弊害の緩和に役立つとの期待が持たれたが、当時はまだ輸入量が少なかったこともあって広く知られない時期が続き、したがって商品開発もなかなか進まなかった。しかし、生産量の増大と輸出振興の恩恵を受けて、現在ではわが国の消費量も拡大している。