メイドインジャパンへのこだわり
確かな品質と信頼がメイドインジャパンの
本質であり誇りです
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優れた日本の技術と職人の生活を守りたい
UTOの製品を支えるのは、岩手県北上市とその周辺に住んでいる地元の人たちで、
一年中ほぼカシミヤニットを手掛ける若きカシミヤニット職人です。
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今日の日本の繊維産業の縫製やニッターなどの工場は、ほとんど海外に移転してしまいました。
海外移転したアパレル製品が日本に押し寄せ、今では日本で流通する製品の97%以上が海外製になってしまいました。
その上、繊維業界盛況の時代を支えた職人はかなりの高齢になってしまい、 日本で培ってきた高い技術も“風前の灯火”
です。
繊維業界の今の状況下で、先人の技術を受け継ぎ次代の人へ繋げること
は我々の使命と考えています。
その為には、製造に携わる人達の生活が成り立たなければ不可能です。
安易な価格競争に陥らない為に、流通を簡素化させるために、自社で企画・製造・販売の販売チャンネルを築き上げる努力を日々続けています。
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日本人の器用さ、
東北人の粘り強さから生まれる
イタリアや英国を始め台湾、韓国、中国など多くのニット製造メーカーと仕事をするために現地の工場を訪れました。
それはニット作りのレベルと意識の強さなどを知る貴重な経験でした。
手前味噌になりますが、そんな経験を基にしても現在岩手のUTOの職人のレベルの高さは贔屓目なしに群を抜いています。
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それは、日本人の器用さ、真面目さ、東北人の粘り強さ
からくるものでしょう。UTOの職人の技術とモノづくり精神はUTOの誇りです。
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ニットへのこだわり
大量生産ではなく、一つ一つ手作業での丁寧なモノづくり
編みこまれた職人の手のぬくもりも一緒にお届けします
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優れたリンキング技術も、UTOの自慢
「リンキング」は、伸び縮みする編地どうしを縫い合わせて伸び縮みする編地のようにする縫製の方法です。
ニットの縫製にはそのほかに「ロックミシン」があり、ロックミシンでの縫製とリンキングを比べると、繋ぎ合わせの部分の肌あたりが全然違います。
リンキングは綺麗に整っているので、肌にあたってもチクチクする感じがなく着心地がとてもいいです。
ただ、リンキングの作業は現状機械ではできず、人間が一目一目拾って刺していく方法しかありませんので全て職人による手作業で、手間とコストがかかってしまいます。
そのうえ習得するのに何年もかかるほど大変難しく根気のいる技術の為、できる職人も今となってはとても少なく、貴重な存在です。
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UTOのカシミヤニットは、全ての製品が手作業によるリンキングです。
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東日本大震災の被災地、
東北岩手から世界を目指す
「一枚一枚丁寧に日本人職人が作り出すカシミヤニット」を日本文化の一つとして、日本中はもちろん世界の愛好者に届けたいと思っています。
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風合い・品質へのこだわり
カシミヤを追求することは、最高の風合いを追求すること
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風合いを決める縮絨(しゅくじゅう=洗いの工程)
「縮絨(しゅくじゅう)」もまた高度な技術とノウハウが必要です。
UTOにあるカシミヤの糸をご覧になって「へぇー、これがカシミヤの糸ですかぁ」といいながら手にとると、「エェッ、これがあのカシミヤですかぁ?!」と、殆どの方がビックリされます。
糸や編みあがったばっかりのカシミヤセーターの編地は、あのふんわりのカシミヤとは想像もできないほど
ガサガサの肌触り
ですから無理もありません。
編みあがったガサガサのカシミヤセーターは、縮絨(しゅくじゅう)という作業をしてあげてふわふわの肌触り
に変えます。
カシミヤをはじめ紡毛といわれる素材にとって、この縮絨は大変重要な作業です。
方法はなかなか説明しにくいのですが、乱暴にいってしまうと、セーターを洗います。洗いながら糸の間を水が通ることによって、紡がれて中に撚り込んでいるウブ毛を表面に立てるのです。
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縮絨の際は、若干の縮みが発生します。
そのため、カシミヤセーターを編む時には、できあがりの寸法を想定して大きめに編んでいかなければなりません。
この頃合いがとても難しいのです。
ですから、セーターを編み始める前には同じロットの糸である程度の大きさの編地を試編みし、縮絨して縮み具合を計算して、編み上げる寸法を決めてから製造にうつります。
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縮絨の度合いをかるくしたり強くしたりの加減で風合いや寸法が全く変わってしまいますし、その縮絨も元の糸の撚り方の強弱でも違いが出ます。
もちろん編地の詰まり具合(度目)の違いでも大きく変化します。
「こんな風合いのカシミヤセーターにするには、この程度の縮絨が必要。それにはこの糸でこの編地なら何パーセントの縮が出るのでこれだけの幅に編む」といった具合です。
厳密に言えば、編み立てる時の天候にも左右されます。
雨の日、晴れて乾燥した日、冬の寒い日。
特に湿度には敏感ですから調整しながら編んでいきます。
UTOの熟練の職人やプログラマーは、その日の天候で室内の温度や湿度を調整
しながら作業をやっております。
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自然乾燥へのこだわり(に勝るものはない)
縮絨後、カシミヤニットを乾燥させます。
今は乾燥機を使い短時間で乾かすのが一般的ですが、UTOはすべて自然乾燥です。
自然乾燥は時間も手間もかかりその分コストも上がり、「今時自然乾燥?
」と驚かれます。
しかしUTOでは、最後の乾燥まで、“カシミヤを赤ちゃんのように優しく大事に、細やかな配慮を持って扱うこと
”が、最高のカシミヤ作りだと信じています。
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編み地へのこだわり
高級なカシミヤだからこそ長く愛用してほしい
そのためには編地が基本
ふつうほど難しい
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細かなゲージほど、技術の良し悪しが現れる
UTOのインナータイプのセーターは基本的には12ゲージ
です。12ゲージというのは、ニットを編み立てる機械の針が1インチ(約2.5僉砲良の中に12本あるという意味です。
編み棒を使った手編みは、だいたい5ゲージぐらいでしょうか。
ザックリ編まれた分厚いセーターは暖かくて高級な感じがしますが、ニットのプロから見ると、細いゲージで編まれたセーターのほうがずっと難しく、細かく揃った編地に技術の良し悪しや、糸の均一さなどが顕著に出ます。
特に平編みと呼ばれる天竺はきれいに揃った編み目が勝負です。
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細かい部分ですが、UTOは編み地もしっかりときれいに揃うように気を配って編み仕立て、少しでも
着る人の品や高級感が引き立つような製品を心がけております。
UTOの編み地のきれいさは自慢であり、誇りです。
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永く着てほしい。洋服はしっかり目の風合いに
できあがりの風合いや柔らかさなども各々好みがあります。
昔のイギリス(今は少し変わりましたが)はしっかりした編み地で着ているうちに柔らかさが出るようなカシミヤを好み、日本やイタリアでは触っていかにもカシミヤタッチの柔らかめが好まれるようです。
UTOはカシミヤ糸を贅沢に使った、昔のイギリスと同じしっかり目です。
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糸に合う適正のゲージ(編み目の詰めの度合い)よりも密にしっかり目に編んでいるので、普通のカシミヤニット服よりも耐久性があって引っ張ったり擦れても切れにくく、
着るほどに柔らかくなり身体に馴染んできます。
心地よさが増していく経年変化を楽しめるカシミヤニットです。
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天使のストールはあえて甘めに編み立て、極上の肌触り、自分への幸せのご褒美
天使のストールは一番敏感な肌の首に巻く為、織物とは違い、あえて甘めにざっくりと編んで
肌触りを追求しております。
50年以上ニットに携わってきた岩手の職人とともに長年にわたって研究と糸選びを重ね、高度な技術を駆使して、基本の強度とのバランスを保ちつつ極限までローゲージ(粗くざっくり)で空気を含ませるように優しくふんわり編むことで、別次元の
羽毛のようなフワフワ感とうっとりする極上の肌触り
のカシミヤニットストールが誕生しました。
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「カシミヤでもこんな肌触りははじめて。自分の持ってるカシミヤと全然違いますね」とお客様も業界の方からも大変驚かれます。
男女問わず、長年にわたってUTOで一番好評をいただいております。
UTOでは“天使のストール”名づけ商標登録を得ています。
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育てるカシミヤ。そしてお手入れが簡単
UTOのカシミヤニットは、洋服だけでなくストールも着用とお手入れと繰り返すたびに上質なフェルト生地のように
しっとり感とふんわり感が増していきます。
UTOでは「カシミヤを育てる」と呼んでいます。
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(左が新品、右が10年後)
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UTOの育てるカシミヤニットですが、「どのように育てるの?」
よくお客様から質問をお受けしますが、実は簡単に育ちます。
UTOのカシミヤニット製品は事前に洗いを施しており、縮みを気にせずご自宅で簡単に洗濯機洗い
できます。(ドラム式は不可)
目安として年に1~2回程度の洗いが風合いと綺麗を保つ秘訣ですが、たっぷりの“お水”で洗うことで絡まった繊維が“ふわっふわっ
”になって、新品の時とは違った風合いを年を重ねるごとに楽しんで頂けます。
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