トイレには、 床排水 と 壁排水(床上排水) の2種類のタイプがあります。
床排水タイプは一般的な排水方式のトイレです。
壁排水(床上排水)タイプはマンションなどで後方の壁や左右の壁へ排水しているトイレです。
排水管を通じて床下に排水するタイプです。
一戸建て・マンションを問わず、広く利用されている排水方式です。
床排水タイプの場合、便器の交換時には排水の位置(排水芯)が重要です。
排水芯は便器の背面壁から便器の排水口の中心までの寸法です。
排水芯200mmタイプと、リフォーム用の排水芯200mm以外のタイプがあります。
排水芯200mmタイプ |
排水芯200mm以外のタイプ |
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排水芯が壁から200mmに固定されています。新築や排水芯200mmのトイレのリフォームに適しています。 現在はこのタイプが主流です。 |
排水芯可変式のトイレで、床工事をせずに新しい便器を取り付けることができます。 |
排水管を通じて、壁に向かって排水するタイプです。
主にマンションなどで利用されているタイプです。
壁排水タイプの場合、便器の交換時には排水高が重要です。
排水高は床から壁の排水口の中心までの寸法です。
排水高122mmタイプとリフォーム用の排水高148〜155mmのタイプがあります。
排水高120mmタイプ |
排水高155mmのタイプ |
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床から排水管の中心までの高さが120mmのタイプです。 現在の新築マンションの主流です。 |
床から排水管の中心までの高さが148〜155mmのタイプです。 以前の公団住宅に多いタイプです。 |