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マグロの本場 日本人なら知っておきたいマグロ知識
Japan Tuna Kingdom

本マグロとは

国産の本マグロ(クロマグロ)

マグロ
鮪(マグロ)は魚種で言うとスズキ目サバ科マグロ属の魚に属します。主に日本近海では通称本マグロと呼ばれるクロマグロが獲れますが、日本人にとっては古代から食されてきた最も知名度のある大型魚です。
スーパーでは、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロ(ビンチョウは業界用語)、ミナミマグロ、といった種類のマグロも並ぶが、日本近海で獲れる国産マグロはクロマグロ(本マグロ)のみとなる。
エサはイカ、サンマ、イワシなどの子魚が主でマグロはエサとなる魚を追い、また15℃以上から20℃の海水温を好むため、日本近海を海流にのって回遊している。

本マグロの生態

本マグロは産卵場が緯度的には台湾の東側、沖縄の宮古島などがある南西諸島からフィリピンの東方沖で、5月から6月と春から夏に入る前が産卵期となっている。産卵はまずメスが海面付近で群れをつくり輪を描くように泳ぎながら直径1~2mmの卵を産む。そこへオスの群れがやってきて精子をふりかける。受精卵となったタマゴは海面を浮遊しながらたった一日でふ化する。産まれたマグロの子魚は、太平洋側に抜ける黒潮(日本海流)と日本海に抜ける対馬海流と2つの暖流にのって北上する。
本マグロの寿命は約20年~30年と言われているが、繁殖年齢は3歳~4歳頃から。その時には体長150センチ以上、体重30キロほどに成長している。また本マグロは日本海や太平洋を回遊し100キロを超えるのも珍しくなく、最大級では体長3メートル、体重400キロを超えるほどにもなる大型魚です。

マグロの水揚げ

沖縄は漁場が近いこともあり本マグロの他に、メバチ、キハダ、ビンナガと主要な4種類のマグロが水揚げされる特殊な場所です。春は本マグロ、春から冬にかけメバチ、キハダ、秋から翌春にかけてビンナガと旬を迎え、一年を通して漁獲することができる。沖縄県では現在「沖縄美ら海まぐろ」と商標登録をし、沖縄産マグロのブランド化を目指している。

太平洋のマグロ

太平洋側では主に本州最南端の和歌山県勝浦、焼津、清水、三崎、銚子、塩釜、気仙沼と生の生鮮マグロの漁港が有名である。中でも和歌山県那智勝浦港では生でも冷凍でもない第三のマグロとして特殊冷凍技術を用い「海桜鮪(かいおうまぐろ)」を売りにしている。

日本海のマグロ

マグロの水揚げ知名度は落ちるが、本マグロは当然日本海側でも水揚げされている。山陰沖の鳥取県境漁港は有名で実は本マグロの漁獲高は日本最大級。対馬海流にのり日本海では、山口県から秋田県まで各地で漁獲されている。マグロ漁では鮮度を保つため、水揚げ時にエラや内蔵を取り出し、マグロの体内に氷を詰め込む作業があるが、その割捌(かっさい)と呼ばれる大変な作業ができる規模の港が境漁港であるため漁獲量が高いのも理由の一つ。
本マグロは日本海から津軽海峡を通り、太平洋に抜けたり、また太平洋群の本マグロは西アメリカのカルフォルニア沿岸まで季節回遊し、また日本近海を通り産卵場へ戻るといったルートで回遊する。まさに日本の海は本マグロの生活の場にかかせない大動脈と言える。

マグロの回遊ルート

マグロの回遊ルート