Good Products
The story of the Switch

職人が作る家具と暮らそう

Good Products
For your Life

Concept

コンセプト

“いい家具”で世界は変わる

見た目がいい、使い勝手がいい、一緒に暮らすと心地いい。そんな、使う人に愛される“いい家具”を届けたいから。

私たちカナタ製作所のオリジナルブランド『SWITCH(スウィッチ)』のコンセプトは「使う人の毎日を豊かにし、人生をともに歩める家具」。

細部まで妥協なく世界観を貫くデザインシンプルに見えてミリ単位まで計算し尽くされたフォルム何度も試作を経て決定される座り心地。

1927年の創業以来培ってきた感性と技術、こだわりを詰め込んだ家具は素材や製作工程のひとつひとつに物語がある、比類なきもの。

インテリアの常識やお客様の家具選び、そして暮らしまでもっと自由で楽しいものへと一変させてしまう存在を目指して、まっすぐに家具を作り続けています。

History

ヒストリー

「もっと自由に、もっと楽しく」カナタ製作所のルーツと『SWITCH』のはじまり

カナタ製作所のルーツは、昭和2年(1927年)に大阪・富田林ではじめた籐家具の製造。ものづくりを愛する職人たちが、当時高級品だった籐家具をちょっとモダンなデザインに仕上げていました。その後、大量消費社会の到来など時代の波に合わせて扱う商品も変化。座椅子や簡易なソファなど、手軽で使いやすい家具を作るようになったのです。扱う家具は少しずつ変化する一方で、変わらず受け継いだのは職人の腕を大切にする姿勢と「暮らしを楽しく、豊かにする家具を届けたい」という想い。自分たちらしく家具作りを続け、気付けば100年近い歴史を刻んできました。

転機となったのは、価格もサイズも手ごろなソファが人気となった1999年。増える受注をこなす中で、「市場や卸業者が求める“売れる家具”が本当に良いものなのだろうか?」という思いが高まり、一歩踏み出すことを決意。オリジナルブランド『SWITCH』を立ち上げ、「自分たちが胸を張れる良い家具を作り、まっすぐお客様に届けたい」という想いを実現しました。“らしさ”のあるデザインと出自の確かな材料、職人もお客さまも納得のいくクオリティを追求するため、国内の自社工場で生産し、自ら販売も手掛ける事業を展開しました。さらに、お客様と直接やり取りしてカスタマイズや別注にも対応。「家族で囲める大きなテーブルがほしい」「子どもがいるので汚れにくい張り地にしたい」など、暮らしの中から生まれる声に応えてサイズや素材、パーツを提案する。そんなお客様との“共感”を大切にする柔軟な家具メーカーとして、私たちは少しずつ成長を続けています。

Material

マテリアル

胸を張って届けるために、選び抜いた信頼できる素材だけを使う

「胸を張って製品を作り、お客様の目をまっすぐ見て届けたい」「長く使ってもらうソファを作るのに、いい加減な生地を張りたくない」職人ならではの頑固さは材料選びの段階から一貫しています。

「使うほど味が出る、良い木を使ったテーブルがほしい」と聞けば厳しい環境で育った堅牢で味のある木材を選び抜き、「肌が弱いから天然素材の張り地のソファにしたい」と言う声には日本製の肌にやさしい麻や綿の生地を探し歩いて。

家具に懸けるお客様の気持ちに真摯に応えるべく少々値は張っても出自のしっかりした質の高い材料を使い、国内の自社工場で作る。

暮らしになじみ使うほど愛着がわく一生モノの家具であるために安心や信頼性をなによりも大切にしたものづくりをお約束します。

Wood

ウッド

杢目や節、ひび割れさえも愛おしむように

テーブルの顔となる天板、ソファやチェアにあたたかみや重厚感を添える肘や脚など、家具の質や印象を大きく左右する木材。私たちは世界中の木材を厳選し、寒さに耐えて目の詰まった年輪を刻んだ堅牢で美しい北アメリカ産の上質なホワイトオークやウォールナット材にたどり着きました。ウィスキー樽に使われることで有名なホワイトオークは、光の受け方によって銀色に輝く「シルバーグレイン」と呼ばれる杢目が特徴。本来は切り落とす樹皮に近い部分をあえて使って、自然なままの美しさや味わいを愛でる『SWITCH』らしいテーブルなどに仕立てます。世界三大銘木にも数えられるウォールナットは、深いブラウンの色味が一番美しく出る中心部を使って上品でスマートなソファを演出。木材が持つ美しい杢目や節、ときにはひび割れまで個性として余すところなく使うことで、サスティナブルかつ“一期一会”の家具に仕上げているのです。

Fabric

ファブリック

選んだのは「高め合える」日本製の生地

デザイン性はもちろん、生地の厚みや目の細かさ、手触りにまでこだわっているのが『SWITCH』の張り地。そのほとんどは品質や美しさで群を抜く日本製で、帆布なら岡山県の倉敷、モケット地なら和歌山県の高野口、オイルレザーなら兵庫県の姫路など、日本が誇る織物や革の生産地を何度も訪れて「これだ」と感じた生地を買い付けています。たとえば数あるデニム生地の中でも私たちが使うのは、古い織機でゆっくり織ることで柔らかな風合いを生み出すセルビッチ・デニム。また『SWITCH』の中でも人気の高いグリーンストライプのモケットは、生産が終了した生地をひと目で気に入り、織物会社に頼み込んで復刻していただいたものです。生地一つひとつを買い付けする中で感じるのは、作り手が守り受け継いできたメイド・イン・ジャパンの誇りと文化。自分たちが丹念に作り上げるソファやチェアに張り込む生地だからこそ「互いに高め合えるものを」と、背筋を伸ばしてしっかりと目利きしています。

Craftsman

職人の想い

職人の想い熟練の職人が一つひとつ手をかけるメイド・イン・ジャパンの誇り

私たちの家具作りは、ほぼすべての工程を国内の自社工場で行うワンストップ。

メイド・イン・ジャパンの誇りを胸に秘めた職人たちがソファの内部やチェアの裏側などの隠れた部分まで美しく仕上げ、「どこを見てもいただいても恥ずかしくない」ものづくりを徹底しています。

また、心地よさや安全性も妥協なく追求。たとえば座る人を支え、張りの強弱を左右するSバネやウェッピングベルトはソファの形状や用途、座る位置などを計算したうえで細かく調整。ウレタンやクッションは、理想の座り心地へと近づけるため数種類を組み合わせて何度も堅さを確認し、手作業で敷き込んでいきます。

使う人に愛され、ともに毎日を重ねていただけることが何よりうれしい。だから私たちは手間と時間を惜しまず、深い信頼と愛着を生む心遣いとクオリティを守り続けています。

Wood working

木工

木の美しさと強さを目覚めさせる

家具作りは、木材を選び、加工するところから綿密に計算されています。どの杢目や節を主役にするか、自然の形や傷をどう活かすのか、あえて粗さを残すのか究極までなめらかに磨くか。作りたいものやお客様のニーズをもとに、テーブルの天板やソファの肘などを切り出します。そして、木材の自然な表情を引き出すのはオイル塗装。ムラが出ないよう一枚一枚にオイルを丁寧に塗り混めば、味わい深い色と美しい杢目が目覚めます。

また、お客様の目にふれないソファの木枠まで美しく強く組み立てるのは、職人としてのこだわり。無垢材や合板を組み合わせてしっかり強度を出し、音鳴りやひずみが出にくい組み立てを追求しています。長く使って張り地が褪せたりウレタンが沈んできても、土台がしっかりしていれば大丈夫。「お気に入りだから」と張り替えやウレタン交換のご依頼も多く、それは、私たちにとって何よりうれしいことなのです。

Cutting Engineering

裁断

ひとクセある生地も手懐けて

私たちは、丸編みのニットや柄入りのモケット生地など、他のメーカーではあまり扱わない個性的な生地も積極的にソファやチェアに仕立てています。実はこれらの生地は、ねじれたり、柄がずれやすかったり、1枚の中でも厚みに差があったりとクセがあるものが多く、最新型の裁断機の性能に熟練職人の目と腕が加わってこそ家具に使える素材なのです。

たとえば、立体にしたときの柄の出方にまでこだわるには、裁断機に敷き込んだ際の緻密な配置が不可欠。そのため、職人が手作業で何度も生地をならしてベストな柄の位置に調整します。また、本革は傷や血筋(血管の痕)を避け、厚く硬い部位を耐久性の必要な座面に使うなど、計算したうえで1枚の革をカット。パっと見て分かる差ではないけれど、思い描いたフォルムや美しい表情を実現するために、惜しみなく手を掛ける職人たちの想いが、そこに表れています。

Sewing Work

縫製

妙な曲線と完璧な柄合わせが自慢

長さの違う生地を指先で調整しながら一枚に縫い合わせ、なだらかな曲線で立体感を生み出す。ソファやチェアの張り地に欠かせない「いせ込み」は、縫製職人の腕が問われる作業。余計なしわが寄らないように、柔らかくも端正なラインとなるように。使い込んだミシンをタタタ、タタタと小気味いいリズムで走らせ、伸縮するニット生地や硬い帆布など、どんな生地も正確に縫い上げていきます。そのクオリティの高さは、ストライプモケットの継ぎ目を見れば一目瞭然。起毛の倒れ方まで計算して縫い合わせることで、少しのズレもなくまっすぐ伸びる細いストライプは作り手としてもやりがい十分です。

また、縫製は耐久性においても重要な要素。生地の伸びを考慮して縫い、力や圧がかかる部分は強度を高めるなど、たるみや破れを防ぐテクニックがしっかり散りばめられています。

Fabric Upholstery Work

生地張り

妙な曲線と完璧な柄合わせが自慢

「今とこの先」を見据えて生地を張る縫製した生地を土台に張ってタッカーで留めていく「生地張り」は、ソファやチェアの仕上げ作業であり神髄とも言える工程です。四角いソファは角の部分の生地をビシッと合わせて気持ちの良い直線に。曲線のチェアは生地を手でならしてしなやかにフィットさせて。服飾デザイナーが肩やウエストのラインにこだわるように、理想のフォルムに一分の隙もなく沿わせていきます。

このときに重要なのが、完成した瞬間の美しさだけでなく、この先5年、10年と愛用されることを想定して生地を張ること。毎日使う家具だからこそ、座ったときに心地よく身体を受け止める張り感を保ち、長く使い込んでもしわやたるみが出にくい耐久性を持たせる。お客様の暮らしになじみ、なくてはならない存在になっていく未来を思い描いて張り込んでいます。

Message

メッセージ

100年も愛される“比類なきもの”を作り続けていく

家具は消費するものではなく、ともに人生を歩むものであってほしいと上質で愛着のわく“いい家具”を作り続けてきたカナタ製作所。

前身の籐家具工房から約100年、『SWITCH』立ち上げから20年余りを経て、私たちのものづくりは多くのお客様からの共感をいただけるように。

そして今、自社での新製品開発はもちろん社外デザイナーや設計士とのコラボなどこれまでの枠を超えた新しい取り組みにも挑戦しています。

受け継いできた想いや技術を大切にするとともに次のステージへ。「もっと自由に、もっと楽しく」カナタ製作所ではなければ生み出せない“比類なきもの”を作り続け、お客様の暮らしをより豊かに彩っていきます。

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