うまくいかないことだってある。
予定通りいかないことだってある。

得てして人はそういう時には苛立ったり、落ち込んだりする。
でも、それって多くの場合、誰のせいでもなかったり、自然の摂理だったり…
考えても仕方がないことだったりする。
…と頭でわかっていても多分に洩れず私も同じく。

急に降り出した雨に、洗濯物が乾かなかったり、
調子の悪い時に限って湿気がひどく、無性に苛々が募ったり。

もう少し自分をコントロールできるようになれば不快な状況だって捉え方を変えられるのでは?
環境や状態に左右される感情…じゃなく、心の持ち様で自分をハッピーにできる。
きっと、その方が人生豊かだよね。

何も良い天気だけが良い日でもない。雨が降れば静かに雨音を聞きながら過ごす。
気温や湿度が高ければ、少し空調を休めて身を任せてみるのも良し。

ありのままを受け入れる。
それは自分自身を労わることでもあるのかな?

Comfortable humidity快適な湿度

湿度について

梅雨に始まり、夏場を通して湿度の高い時期が続きます。冬場も結露が発生したりと何かと湿気は厄介なもの。湿気をうまく調節し湿度を適正に保つことで快適な暮らしを送れますが、湿度が高すぎるとカビや菌類、害虫などの発生原因になるだけでなく、体温調節がうまく働かず熱中症や体力の消耗、食欲不振など、人の体にも様々な影響を及ぼします。一方、湿度が低すぎると火災時の延焼を助長したり、静電気を引き起こしやすく機械類などの事故や故障を引き起こします。また、インフルエンザなどの病原菌が活発化し、呼吸器系の粘膜が乾燥し、体内に入りやすくなり風邪などを引きやすくなります。湿度が高すぎても低すぎても良くありません。人が快適だと感じる部屋の湿度は、一般的に40~60%と言われています。また、環境や身体だけでなく、気分や心のありようにも影響します。不快であれば人は判断力を鈍らせ、苛立ちを覚えます。湿気とうまく付き合い、湿度をコントロールすることで心身ともに健やかな日々を過ごしましょう。

 

UNLIMITのご提案

ここでは、過剰で不快な湿度を抑えるための製品やシーンに応じたおすすめアイテムをご紹介。
製品ごとの解説やシーンごとの対処、ご提案を交えてご案内いたします。 何を選べば良いのかわからない場合や対策がわからないといった場合のヒントに。

除湿器

除湿器

湿気対策の強力なアイテムといえば何といっても除湿器。湿気を帯びた空気を吸い込み水分を取り除いて乾燥した空気を戻すという循環を繰り返し、部屋の湿度を下げてゆきます。また、衣類乾燥機能などを搭載したモデルもあり、除湿後の空気を洗濯物に吹き付けて乾燥を促します。雨の多い梅雨時はもちろん、湿度の高い夏場から、冬場の結露対策まで年間を通してご利用いただけます。

除湿機には、コンプレッサー方式デシカント方式ハイブリッド方式と3種類のタイプがあります。

言葉だけはよく見かけるもののどういう仕組みなのか、何が違うのか、どれを買えばいいのか悩まれる方も多いはず。
ここでは上記の3種類のタイプの解説とメリット、デメリットをご紹介します。

  • コンプレッサー方式

    もっとも一般的な方式です。コンプレッサー方式は湿気を帯びた空気を吸い込み空気中の水蒸気をコンプレッサーを用いて冷やし、結露させて水として取り出す方式です。エアコンなどと同じように、内部でフロンを循環させて冷やします。またコンプレッサーが内蔵されているため、本体が比較的重くなります。移動などを考えキャスター付きのものが大半ですが、念のため確認しておきましょう。また、冷やすという特性上、冬場は除湿能力が落ちてしまいます。運転音が少し大きいのもデメリットです。

  • デシカント(ゼオライト)方式

    デシカント方式は、内部にゼオライトと呼ばれる乾燥剤が搭載されています。湿気を帯びた空気を吸い込み、ゼオライトがその中の水分を吸着し、その水分を熱交換器によって結露させ、湿度を除去します。ヒーターを使用するので消費電力が多くなり、部屋の温度が上がるので夏場には不向きですが、コンプレッサーがないので軽量かつコンパクトです。日本では梅雨時から夏にかけてのニーズが多いので、これ単独の機能を持った製品は少なく、あまり一般的ではありません。

  • ハイブリッド方式

    コンプレッサー方式と、デシカント方式の両方のメリットをもつのが、ハイブリッド方式です。内部にはコンプレッサーと、ヒーター、ゼオライトが搭載されており、温度・湿度 によって除湿方式を切り替えることができます。低温時以外はヒーターをオフのまま除湿するので、不要な電気代がかかることもありません。ただし、こちらもコンプレッサーが内蔵されているため重さがあるものが多いので、キャスター付きのタイプを選ぶと良いでしょう。

  
温度上昇除湿能力
(梅雨時)
除湿能力
(冬場)
静音性重さサイズ備考
コンプレッサー方式
やや大きい
梅雨、雨の多い地域におすすめ
デシカント方式
コンパクト
冬の結露に強い一年中使う方や
低温環境におすすめ
ハイブリッド方式状況に応じて自動選択
大きい
一年中使えて電気代が安いが
本体価格は他方式より高価
  
コンプレッサー
方式
デシカント
方式
ハイブリッド
方式
温度上昇状況に応じて
自動選択
除湿能力
(梅雨時)
除湿能力
(冬場)
静音性
重さ
サイズ
やや大きい

コンパクト

大きい
  • コンプレッサー方式・・・梅雨、雨の多い地域におすすめ
  • デシカント(ゼオライト)方式・・・冬の結露に強い一年中使う方や低温環境におすすめ
  • ハイブリッド方式・・・一年中使えて電気代が安いが本体価格は他方式より高価

一般的な製品の多くは「コンプレッサー方式」です。冬場は換気などで湿度調節も可能ですので、主に梅雨時から夏場にかけてメインで使用することを考えると、
サイズや価格などの面から総合的に判断するに、コンプレッサー方式をお勧めします。

部屋干しアイテム

雨の日や夜間、洗濯物を干すには不向きな状況。
晴れていたのに突然の夕立…そんな時は部屋干しせざるを得ませんが、室内にそんなスペースや設備がありません。
そんな時に便利なツール類をご紹介します。

サーキュレーター

何かと万能なアイテムがこのサーキュレーター。室内の空気循環や部屋干しの選択物の乾燥、一年を通して冷暖房の効果を高めたり、外気の取り込みなど多様な用途で生活環境を向上し、省エネ、電気代の節約などに寄与します。

特に梅雨~夏にかけては部屋干しの多い時期。滞留する湿気を強力な風で払拭。夏場はエアコンの効果を高めます。暖かい空気は上に、冷たい空気は下にと滞留する空気を撹拌することでエアコンの過度な運転を抑制します。扇風機の目的と異なり、空気の撹拌が主目的のため風力も強力で、首振り機能も上下左右幅広いものなどがあります。前述の除湿器やエアコンなどと組み合わせれば効果は飛躍的に得られます。(もちろん扇風機でも一定の効果はありますよ!)

サーキュレーター

キッチン

キッチン周りは特に湿度の高い環境です。さらに食品を扱う環境のため、湿気は大敵となりうる場合が多いです。
ここで活躍するのが湿気を避けた保存方法や、湿気のもととなる水分の除去。ここではそれらを効果的に行えるアイテムをご紹介。

バス / ランドリー

こちらも湿気がたまりやすい場所。水分を吸収する珪藻土アイテムなどがおすすめ。
また、湿気を逃がすという意味では場所を取らないタワー型のファンなどもおすすめです。
水滴などが多く残っていると蒸発して湿度を上げてしまうので、水切りワイパーなどでふき取るのも効果的です。

エントランス

雨の日などは特に湿気がたまりやすい場所。水気を吸収するアイテムがおすすめです。
また、玄関はニオイも気になるところ。吸湿と同時に嫌なニオイを吸収できる珪藻土アイテムなどもあります。

epilogue

今日の天気予報は晴れ時々曇り。

…だったのに、見事に外れ。

外に干してきた洗濯物が気になり仕事が手につかない。

一体気象予報はどうなってるの?とやや苛立…っても仕方がない。

乾きかけていた洗濯物が雨に打たれてくたびれているはず。
そんな姿を想像して少し微笑む。

今日は少し早めに切り上げてショッピングでもして帰ろう。
除湿アイテムがいいかな?

外は雨、室内は湿度が高い。

でも気分は調湿済。そう、ありのままを受け入れる。

こういう心模様って快適だよね。

明日は晴れるだろうか?例え外れてもそれはそれでいい。

要は心の持ち様。

きっと心はずっと晴れのまま。

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