2021/09/03 16:35
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
リングを身に着けていると、気が付かない内に
また思った以上に傷ついてしまっている事があると思います。
多くは毎日のご愛用の中で作業時に少しずつ蓄積されていきますが、
どの程度で傷がついてしまうのか実際にリングを使って試してみました。
様子が分かりやすいように幅広のシルバーリングを2本用意しました。
これを左右それぞれ着用し拍手し、リング同士をぶつけてみます。
カチカチと結構大きな音を立てています。
20回ほどやった所で手のひら部分のアームを見てみると
ホワイトのリングの方が細かい傷がいくつかついていました。
見えますでしょうか?
今回は意図的にリング同士をぶつけたので短時間で傷が付きましたが
同じ状況ですと結婚式や劇場での鑑賞など拍手が想定される場面は注意して身に着けたいですね。
また、当店ではいつでもアフターケアで修理をお受けしておりますので
ご使用のうちに気になりましたらお気軽にご連絡くださいませ。
■ご連絡はこちら
E-mail│mail@umu.co.jp
最終更新:2021/09/03 17:50
2021/07/30 17:14
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
最近、「自分に似合う色」を見極めようと試行錯誤してまして
パーソナルカラーに関する動画や記事を熱心に漁っています。
私は顔だけを見ると肌が白いタイプのブルーベース冬なのでメリハリのある色が得意で
ジュエリーに関しては地金だったら顔色を明るく見せてくれるシルバーカラーが合うのですが…
リングやブレスレットをする手や腕は黄色味のある黒い肌なので
どうすれば良いんだ…と悩んでいました。
恐らくですが、私のように顔とそれ以外で肌の色が異なる人は少なからずいると思います。
そこでジュエリーを扱うお店として自分自身だけでなく
少しでもお客様の参考になれたらと思いたち社内にあったサンプルや宝石で実際に試してみました。
因みに私は顔の印象や全体の雰囲気から可愛らしすぎるものは苦手なので
服装や持ち物の多くはダークカラーや濃い色が多いです。
では、早速!今回はピンク・ブルー・グリーンの3色をチョイス。
※ネイルの色は印象に左右されるため塗りつぶしています。
パキッとした発色のピンクスピネルとパステル調のローズクォーツを
ルースの状態で乗せてみました。
肌が黒いためローズクォーツはふんわりしすぎてぼやけてしまうような気も。
そういえば以前春先だからとパステルピンクのネイルをしたら
すごく似合わない仕上がりになってしまった事を思い出しました。
という事で、私にはピンクスピネルの方が肌の色に負けずに良いなと思います。
次はブルーサファイアとアクアマリンです。
顔でのパーソナルカラーがブルーベースだからか
比較的アクアマリンの薄い水色でもピンク系よりは合う感じもしますが、
同じブルー系でもパーソナルカラーの観点ではブルーサファイアの方が合うので
どちらかといえば濃い色であるブルーサファイアが正解でしょうか。
最後はエメラルドとペリドット。
リングがなかったのでペンダントトップを乗せてみました。
※エメラルドネックレスは新作にて8月26日に販売開始。
もしかしたら若干の光加減でそう見えるかもしれませんがペリドットだと肌が明るく見えます。
個人的にはエメラルドのグリーンはピンクスピネルのように発色が良いので
やはり肌の色に負けていないので選びやすいなと感じました。
試してみた結果、私の場合は総合的にはパステルカラーよりも
「濃い色・ハッキリとした発色の色」が合うみたいです。
また、ホワイトゴールドとピンクゴールドも試しましたがあまり似合わなかったので、
地金も肌の色に負けないイエローゴールドを選びます。
自分に合う色の見つけ方のご参考になれば嬉しいですし、
現在エタニティの日ではパーソナルカラー別のリングをお出ししていますので
こちらも是非ご覧頂ければと思います。
■エタニティの日のパーソナルカラーリングはこちら
■ブルーサファイア リング 「semino」はこちら
■アクアマリン リング 「semino」はこちら
■ペリドット ペンダントトップ 「lucente」はこちら
最終更新:2021/07/30 17:14
2021/06/18 15:34
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
アムは工房を併設しているので宝石や仕様変更できるのが特色のひとつ。
そこで本日は久しぶりに特別仕様にて作製したリングを2点ご紹介させて頂きます。
まずひとつ目はこちら。
K18 シトリン ペリドット リング 「pianto」の脇石をガーネットに。
明るいフレッシュな表情からしっとりとした雰囲気になりました。
どちらも個性が強い宝石ではありますが、
合わせてみると補うかのようにお互いを引き立てています。
お次はこちら。
K10 ムーンストーン リングをスモーキークォーツに。
さらに注目して頂きたいのは地金につや消し加工を施している所です。
作製の都合上残念ながら爪部分はできなかったのですが
左右の雲のようなモチーフをしっかりと活かせつつアンティークな感じに仕上がりました。
もともと持っているふんわり感がより強調されていますね。
末永くご愛用頂けますと幸いです。
■K18 シトリン ペリドット リング 「pianto」はこちら
■K10 ムーンストーン リングはこちら
最終更新:2021/06/18 15:34
2021/05/13 14:13
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
新しく取り扱いが増えた宝石があるのでその中から一部をご紹介。
縦長にカットされた3×5mmにアイオライト、シトリン、ペリドットの3色。
そしてマーキスカットはバフトップのガーネットです。
マーキスカットかつバフトップは結構珍しいのではないでしょうか。
あのデザインに良いな、このデザインにも良いなと思いながら
早速新作のデザインに仕立ててみました。
お披露目はまだ先になりますがお楽しみにお待ちくださいませ。
最終更新:2021/05/13 14:13
2021/04/02 16:23
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
先日、デスクの引き出しの中を整理していたらひとつのリングが出てきました。
これはサイズの測り方のご案内ページを作成する際に
サイズ感を書くためにシルバーで作製したのですが、
何か黒っぽいな~とよく見てみたら見事に変色していました。
1年以上経過しているのも相まってか
特に指に直接触れたアームの内側の変色が酷かったです。
撮影のみだった事もありこのリングはロジウム加工が施されていないので
大部酸化が進んでいると思われます。
コーティングは見た目の改善だけでなくこういった変色汚れを防止するため
当店は通常シルバーには標準で施されており、すぐに変色してしまう事はないのでご安心くださいね。
また、ご使用のうちに剥がれてしまった場合は
再コーティングもお受けしておりますのでその際にはお気軽にお声がけください。
■ロジウムコーティングについての記事はこちら
■新品仕上げについての記事はこちら
最終更新:2021/07/29 15:56
2021/03/04 19:14
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
突然ですがオパールの遊色は見る角度だけでなく
周りの「色」にも影響を受ける事をご存知でしょうか?
その遊色が綺麗に見えるのは実は「黒」。
同じルースを使って比較した画像をご用意しました。
まずこちらが白色のトレーに置いた状態で撮影したもの。
商品ページに掲載されているものに近いイメージかと思います。
もちろん遊色が見えて綺麗ですが
背景を変えて黒色の用紙の上に置いて撮影すると…
色がくっきりとしていますね。
さらにはうっすらとしていた赤色はとても鮮やか!
残念ながら写真には映らなかったのですが
実際はもっと鮮やかに遊色が見えていたりします。
黒色の服を着て身に着ければオパールの遊色が鮮やかに見えるかと思いますので
お持ちの方は是非試してみてください。
オパールのさらなる美しさが垣間見えるのではないでしょうか。
■オパールの商品一覧はこちら
最終更新:2021/03/04 19:14
2021/01/08 14:33
明けましておめでとうございます。
スタッフの遠藤です。
2021年も皆さまに喜んで頂けるジュエリーをお届けできるよう
努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
新しい年になったので今日のブログも新しい情報を持ってきましたよ。
この度個性的なルースがいくつか手に入りましたので、
そのうち撮影係の私のもとに先に来た2石をご紹介しちゃいます。
じゃんっ
ピンク色の石は21世紀に入って発見された希少石ペツォッタイトです。
特徴として比較的インクルージョンが多く曇りがちではありますが
ラズベリーのような色合いが可愛らしいですよね。
約8×10mmの大粒です!
そして、その隣にあるのはなんの宝石か分かりますか?
実はトルマリンなんです。
いつも見ているものとは全然違うので私は全然分かりませんでした。
1つの宝石にいつくもの色がある贅沢な逸品。
こういったものは「パーティーカラー」と呼ばれるそう。
なんともお洒落な呼び名です。
この他にもあるのですがまだ私は見ていないので楽しみです。
既に販売しているルースも含めジュエリー加工をお受けておりますので、
お気軽にご相談くださいませ。
■ルースの商品一覧はこちら
最終更新:2021/03/04 19:14
2020/12/18 18:56
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
せっかく毎日ジュエリーを見て触れているので
久々にジュエリーを身に着けた写真を載せたいな~
なんて思って、1枚パシャリと撮ってみました。
いつもブログに載せる写真は一眼レフカメラで撮っているのですが
日常感を出すためにあえてスマホで。
選んだのはハートが可愛いダイヤリング「certo」です。
ダイヤモンドでも細身&マット加工されてるので
仕事場ではあまりキラキラしすぎるのはNGという方も
これなら目立ちすぎず丁度良いかと思います。
マット加工されていると柔らかさが出て肌に馴染んで
スキンジュエリーのような感覚で身に着けられるのでおすすめですよ。
ご自身のライフスタイルに合わせたジュエリー選びの参考になれば幸いです。
■ご紹介したリング「certo」の商品ページはこちら
■マット加工が施された商品はこちら
最終更新:2020/12/18 18:56
2020/12/11 16:51
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
サファイアはブルーを始めカラーバリエーションが豊富ですよね。
それぞれ色の名前を冠して〇〇サファイアと名前が付けられていますが、
実は少し紛らわしい色があったりします。
この写真にある2色はとあるカラーサファイアです。
それぞれ名前が分かりますか?
正解は左がパープルサファイア、右がバイオレットサファイアです。
紫色でも赤みが強いものをパープル
青みがかったものをバイオレットと分けています。
恥ずかしながら私はこの違いを知るまではパープルとバイオレットは同じ色で
言い方を少し変えただけなのかと思っていました…。
同じ紫色ではあるもののこうして見るとハッキリと区別がつきますね。
ちなみに、バイオレットは高貴な色とされていて
宝石種の中でも限られているので貴重なんだとか。
アムでは現在は残念ながらバイオレットサファイアは取り扱いがないのですが、
手に入れる機会があれば新作でお出ししようかと考えています。
■パープルサファイアの商品はこちら
最終更新:2020/12/11 16:51
2020/12/04 16:17
こんにちは。
スタッフの遠藤です。
今日はゴム型から原型を取り出す「ゴム切り」の様子を映してきましたよ。
まず用意するのはこちら。
左の重そうなものはゴムを固定するための器具、
そして先端の形が異なる数種類の医療用メスです。
ゴムはシリコンでできていてジュエリーを作製する際にワックスを取るための型になります。
(詳細は過去のブログ記事を参照)
先に真ん中に切り込みを入れたらその部分に引っ掛けるように挟み器具でしっかりと固定させます。
この固定のさせ方は工房によって異なり、
アムではゴム切り専用のためにこの器具を作ってもらったんだとか!
これで準備が完了。
いよいよメインの作業、メスを使ってゴムを切っていきます。
右側を切ったら次は左側も…左右交互に少しずつ切っていきます。
半分まで切った所を見せてもらいました。
切った面が真っ直ぐじゃなくてなんだかデコボコしていますね。
実はこれにはしっかりと理由があり
ゴム同士を噛み合わせるため波を描くように切っていくんだそうです。
逆に噛み合わせがないとゴムが滑ってズレてしまい
地金の肌が綺麗にならないので、このゴム切りは熟練の職人にしか任せられません。
原型を取り出したらこんな感じに。
溝ができたこの部分にワックスを流し込み固まったら取り出すのですが、
脆いのでそのまま取り出すと例えば宝石を留める爪の部分がすぐに折れたりしてしまいます。
今回はシンプルなデザインなので取っ掛かりもなくスムーズに外せるのですが
爪の多いものなどデザインによっては取り外しやすいように切り方に工夫が必要になります。
残りも波を描くようにして全て切ったら終わり!
最初の写真のようになります。
ジュエリーのデザインごとにこの工程をひとつひとつ手作業で行うのですが
アムの工房にはゴム型が沢山あるんですよ、なんだかすごい…!
そうだ、シリコンゴムを作製する様子も気になるので
いつかブログでご紹介できればと思います。
以上、ゴム切りの工房風景ででした。
■コンテンツでも紹介しております!
最終更新:2020/12/04 16:17