水着のサイズの選び方
水着のサイズの選び方
水着のタイプの選び方(女性・女の子編)
水着のタイプの選び方(男性・男の子編)
サイズ選びのポイント
インターネットで水着を購入する際に悩むサイズ選び
洋服サイズのまま、水着を選んでしまうとサイズが合わないケースが多々あります。水着は体にフィットしていないと泳ぎに影響が出てしまうため、できるだけぴったりのサイズを選びたいですよね。一般的に水着の生地は1.5~2倍近く伸縮性する生地を使用しているので、実寸はあまり参考にはなりません。せっかく購入した水着を長く使うために、ここでは水着のサイズ選びのポイントをご紹介します。ご自分用だけでなく、お子様の水着を選ぶ際にも参考にしてみてください。
自分のサイズより大きいサイズの水着を選んだ場合
- ■水中では水圧で体が縮むため、陸上で着用しているよりブカブカになります。
- ■サイズが大きいと生地が体にフィットせず、スムーズに動く(泳ぐ)ことができません。
- ■余った生地がプール水(塩素水)にさらされ、水着が傷みやすくなります。
自分よりも小さいサイズの水着を選んだ場合
- ■体への圧迫感が強く、呼吸が苦しくなるなど運動の妨げになります。
- ■生地が伸びた状態で着ていると、内部のポリウレタンが露出して塩素にさらされ、生地の傷みが早くなります。
- ■生地が常に引っ張られるため縮む力が弱くなり、すぐに伸びてしまいます。
選ぶサイズが大きくても小さくても、水着の生地は傷みやすくなってしまいます。
ぴったりサイズを選ぶことは、泳ぎやすさだけでなく、水着を長持ちさせるためにも重要です。
もうひとつ、水着選びの際に大切なこと
古い水着は伸びて緩んでいますので、買い換えのときにこれまでと同じサイズを購入しても、新しいものはきつく感じます。体型の変化とともにサイズが合わなくなることもありますので、水着を選ぶときには、「必ず体の数値を測ってからサイズを選ぶ。」これが水着を長く使うための大切なポイントなんです。
自分に合う水着のサイズを探す
サイズの計り方のポイント
続けてサイズの計り方のポイントをご紹介します。
- ※必ずメジャーをご用意ください。
- 1.女性の場合 正確なバスト、ウエスト、ヒップのスリーサイズを測る。
男性の場合 正確なウエスト(腰囲)を図る
※1cm程度の誤差は問題ありません。 - 2.そのサイズを基に、商品ページ上にあるサイズ表に対してそれぞれどのサイズに当てはまるかを調べる。
- 3.女性はバスト・ウエスト・ヒップの数値が当てはまったサイズのうち、一番大きいサイズを選ぶことをおすすめします。
サイズ | 目安号数 | バスト | ウエスト | ヒップ |
---|---|---|---|---|
S | 7号 | 72〜80 | 58〜64 | 82〜90 |
M | 9号 | 79〜87 | 64〜70 | 87〜95 |
L | 11号 | 86〜94 | 69〜77 | 92〜100 |
LL | 13号 | 93〜101 | 77〜85 | 97〜105 |
3L | 15号 | 100〜108 | 85〜93 | 102〜110 |
4L | 17号 | 107〜115 | 93〜101 | 107〜115 |
5L | 19号 | 114〜122 | 101〜109 | 112〜120 |
参考までにFOOTMARKの女性用水着のサイズ表を見ながらサイズを考えていきましょう。
※商品やブランドによってサイズ表は異なります。水着の商品ページには全てサイズ表が掲載されていますので必ずお確かめください。
バスト、ウエスト、ヒップ全て同じサイズだった場合、そのサイズをお選びください。
悩むのはサイズがバラバラになった場合ですが、
1サイズ違う場合は、大きい方の該当サイズを、
2サイズ以上違う、そんな場合は、中間サイズをお選びいただくことをお勧めします。
胸が大きめの方
(例)バスト100cm(サイズ表LLサイズ) ウエスト71cm(サイズ表Lサイズ) ヒップ 96cm(サイズ表Lサイズ)の場合
⇒選ぶのはLLサイズ
お尻が大きめの方
(例)バスト95cm(サイズ表LLサイズ) ウエスト80cm(サイズ表LLサイズ) ヒップ 107cm(サイズ表3Lサイズ)の場合
⇒選ぶのは3Lサイズ
サイズ表で2サイズ以上違う方
(例)バスト105(サイズ表3Lサイズ) ウエスト102(サイズ表5Lサイズ) ヒップ 113(サイズ表5Lサイズ)の場合
⇒選ぶのは4Lサイズ
※着用感はお好みにもよりますので、あくまでも目安としてお考え下さい。
身長が高い方
身長が高い方は縦にも生地が伸びるため、スリーサイズのみでサイズを選ぶときつく感じることがあります。身長が高い方は下記の方法で胴部分の長さを測ってみてください。
【測るときの注意点】
- ■肩紐がくる場所を基点にする。首に近すぎたり外側過ぎると正しく測れません。丁度首の付け根と腕の付け根の中間くらいの骨が出っ張っているところを目安に測ってください。
- ■厚手の服を着用した状態で測ると、計測値に誤差が出やすくなるので、必ず薄着の状態で測ってください。
- ■測るときはメジャーにたるみが出ないよう、メジャーと体がぴったりフィットした状態になるように測ってください。
- ▼この表の数値よりも縦胴回りサイズが大きい方は、1サイズ上をお勧めします。
サイズ | 縦胴回り |
---|---|
M | 143〜153cm |
L | 148〜158cm |
LL | 153〜163cm |
3L | 158〜168cm |
4L | 163〜173cm |
5L | 168〜178cm |
お子様に合う水着のサイズを選ぶ
お子様のサイズ選びのポイント
基本的には前述の通り、体の数値を測ってからサイズを選ぶことをお勧めしております。女の子の水着のサイズ表には身長・胸囲・腰囲が表記されており、男の子の水着には身長と胴囲が記載されています。女の子は胸囲・腰囲のサイズを、男の子は胴囲のサイズを優先に選びます。
体の数値を図ることが難しい場合は下着と同じサイズを選んでください。制服や体操服は成長を考えて大きめのサイズを選ぶことがありますが、水着は伸縮性があり水中では適度に伸びますのでちょうどいい大きさを選ぶことをお勧めしています。
胸パットの注意点
普段の生活でブラジャーや運動時にスポーツブラを着用されているお子さんは、水着でも胸パット付のタイプをお勧めします。水着の胸パットには差し込み式と縫い付け式がありますので、胸パットを嫌がる可能性がある場合は差し込み式タイプの水着を選び、外してご使用ください。
インナー(ショーツ)の注意点
水着は1枚で着用頂けますが、水着の下に着用する専用のインナーが男女それぞれにあります。インナーには体のラインを出にくくする効果があり、薄い生地の水着の場合には、透け防止にもなります。
インナーを着用される場合は一般的にはお子様の体つきに変化が見られる時期である、小学生高学年からの着用をおすすめします。水着とインナーが一体になっているタイプの水着もありますので商品ページでお確かめください。
サイズの選び方がわかったら、続けて水着を選んでいきましょう。水着には様々な形があります。
水着のタイプの選び方(女性・女の子編)
ワンピース型の特長
定番のワンピース型は上下のパーツが1枚になっていて、動いてもずれにくいのが特徴です。
足口の付け根でカットされているので、足が動かしやすくなっています。
また水着は濡れると脱ぎにくいですが、比較的着脱しやすい形になっています。
ワンピース型は泳ぎやすさから競技思考の方に選ばれる傾向があります。
また脱ぎ着がしやすく、セパレート水着のように腰ひもがついていないため、紐を結ぶ手間もありません。着替えの時間を短縮できるので、着替えに時間がかかる小学校低学年の女の子にはワンピース型やオールインワン型をお勧めしています。
ワンピースタイプは身体のラインが出やすいので、プール授業ではスカート付きやキュロット付きのタイプなどお尻や太ももの露出を抑えられるものが人気です。
特に小学校低学年のお子様にはスカート付きのタイプ、高学年のお子様にはキュロット付のタイプの人気が高くなっています。
女性用おすすめワンピース水着
女の子用おすすめワンピース水着
オールインワン型の特長
オールインワンタイプの水着はワンピースと同様に、上下のパーツが1枚になっていて、動いてもズレにくいのが特徴です。
更に太ももやお尻などの露出をカバーでき、Vラインを気にせずに泳ぐことが出来ます。
よく泳ぎ、ワンピースのような露出の多い水着は苦手な方、体が冷えやすく、少しでも体を覆う部分が多い水着がいい方におすすめです。
泳ぎやすさからスイミングスクールやスポーツクラブでワンピース型やオールインワン型の水着を指定水着に採用しているスクールも多くなっています。プール授業でも泳ぎに集中したいお子様や、太ももの露出を抑えたいお子様にはオールインワンの水着がおすすめです。
女性用おすすめオールインワン水着
女の子用おすすめオールインワン水着
セパレート型の特長
セパレートタイプの水着は洋服のように気軽に着用できるデザインから初心者の方を中心に人気が高まっています。
上下が分かれているので着脱しやすく、トイレにも行きやすくなっています。
更に半袖や長袖など体を覆う面積が大きいので、体を冷やしにくく、脇を露出させないデザインも多く、幅広い年代から支持されています。
上と下がつながっているタイプの水着を背の高い方が着用されると肩や股がきつく感じる傾向にありますが、セパレートタイプは上下が別々なので窮屈さが軽減されます。
肌の露出を抑えたい方、泳ぎよりも水中ウォーキングなどの軽い運動がメインの方にお勧めです。泳ぎで利用される方にはめくれ上がりを防止するスナップボタン付きのタイプを選んでください。
セパレート型は学校授業では小学校高学年や中学生、高校生に人気が高まっています。肌の露出が少ない、トイレに行きやすいなどの安心感が支持されています。セパレート水着は脱ぎ着しやすいように上着にファスナーがついているタイプや、男女兼用で着ることができるセットアップの水着もあり、ラインナップが増えています。
女性用おすすめセパレート水着
女の子用おすすめセパレート水着
水着のタイプの選び方(男性・男の子編)
トランクス型の特長
男性用の水着はトランクス型が主流ですが、
その中でも泳ぎ(動き)やすさを重視する方はスパッツタイプを、体のシルエットを見せたくない方はサーフパンツやルーズパンツをお選びください。
男の子のプール授業では、丈の短いタイプは小学校低学年、丈の長いタイプは小学校高学年のお子様にお勧めです。
男性用おすすめトランクス水着
男の子用おすすめトランクス水着
オールインワン型の特長
男性用オールインワンタイプの水着は上半身を覆うデザインのため、体の冷えが気になる方にお勧めです。男性も肌の露出をしたくないといった要望から作られた水着で、ラッシュガードとトランクスを合わせて着るよりも泳ぎやすいのが特徴です。
男性用おすすめオールインワン水着
セパレート型・ラッシュガードの特長
プール授業では年々、紫外線対策や上半身を見せたくないなどの理由からラッシュガードを羽織る男の子が増えて続けています。ラッシュガードは寒い時期のプール授業では冷え防止の効果もあります。最近では男女兼用で着ることができるセットアップの水着も登場しております。
男の子用おすすめセパレート水着・ラッシュガード
~フットマークのご紹介~
フットマークは40年以上にわたり、水着の企画・製造・販売をしてきた水着メーカーです。
今まで手掛けてきた水着は約6,000種類。2016オリンピック金メダリスト金藤理絵選手着用競泳ブランド「Jaked」や世界的ブランド「NIKE」など数多くの水着を手掛けています。