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new balance徹底比較
  • FASHION
  • 2020.10.26

New Balance“574”と“996”を徹底比較!

今オシャレ上級者の間でNew Balanceが再度注目を集めています。 街角やSNSで見かけることも多いのではないでしょうか?
しかし、いざ買おうと思っても、普段履かない人にとってはどれを選んでいいか分からないもの。
そこで、今回は特に人気の高い2つのモデルを実際に履き比べて徹底検証してみました!
まだNew Balanceを履いたことがないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

“New Balance”ってどんなブランド?

そもそもNew Balanceがなぜここまで長い間、世界中の人から愛され続けてきたのでしょうか?それは歴史を紐解くと理解できます。
発祥はアメリカのボストン。元々は足が不自由な人のアーチサポートインソールや偏平足用の矯正靴を製造する会社でした。
そして“足の負担を軽減するランニングシューズ”を開発し、その“新しい感覚”(=NEW BALANCE)が、アスリートをはじめ多くの人を魅了しました。
かの有名なラルフ・ローレン氏はNew Balanceを履いた瞬間「まるで雲の上を歩いているようだ」と語ったといわれ、 デザイン性だけではなく、足を優しく包み込むホールド感や、歩行時にかかる負荷を軽減するクッション素材が一度履くとヤミツキになり、リピーターを増やし続けています。

モデル名のアルファベットや数字の意味は?

New Balanceのモデル名は「ML574」や「CM996」などアルファベット2文字と、数字の配列で表記されていることが多く、下記のような意味を持っています。

【数字の意味】
500番台… トレイルランニングモデル(オフロード) 
990番台… ロードランニングモデル(平らな道)
1000番台… 高機能モデル

【アルファベットの意味】
M… メンズ
W… レディース
ML(WL)… メンズ(レディース)ライフスタイル
MS(WS)… メンズ(レディース)スポーツタイプ
MR(WR)… メンズ(レディース)ランニングタイプ
CM… Mの廉価版

と、このように用途や性別、品質などが分かるようになっています。
元々はアメリカやイギリスで手作業のみで生産されていましたが、そのため生産量が少なく、高価だったため、手に入れづらいものでした。
しかし今ではアジアで生産した廉価版が多く流通され、細かい違いはあるものの、価格も半額以下と買い求めやすくなり一気に世界中に普及していきました。
その中でも抑えておくべくき定番モデルが「ML(WL)574」と「CM996」です。 それでは、細かい違いを見ていきましょう。

“574”と“996”って何が違うの?

良質素材のカットソーを纏って快適に過ごそう

さて、前置きが長くなりましたが、、、574と996の違いについてお話していきます。
パッと見同じように見える2つのモデルですが、実際に並べてみるとその違いを確認できます。

「574」(写真左)は、ふっくらとした丸みのあるフォルムが特徴で、ゴツゴツとした凸凹のあるアウトソールを使用しており、グリップ感が強く悪路でも安定した走りを可能にする、トレイルランニング向けのシューズです。

変わって「996」(写真右)は、574と比べてつま先に向かってシャープなフォルムで、フラットなアウトソールを搭載しているため、足の運びを滑らかにし、道路など平らな道を走るロードランニング向けのシューズとなっています。

歩きやすさを選ぶなら「996」

実際に履き比べてみるとクッション性やホールド感が異なります。
まず、「996」を履いてみたところ、つま先のホールド感が非常に強く、足がしっかりと固定される感覚があります。
そのため最初は少しキツく感じるかもしれません。
日本人は足の甲が広めなので、いつも履いているサイズよりも0.5cmほど大きめのサイズを選んでいただくことをオススメします。

足の形にぴったりフィットする形状で、歩いてみると安定感があり靴の中で足がバタつくことがないので、スムーズに歩行することが出来ました。
多くの人が「New Balanceは履きやすい」と言っていたのが頷けます。
これは他のスニーカーが履けなくなるかも…。


疲れにくさを選ぶなら「574」

続いて「574」を履いてみると、履き心地がまるで違うことに驚かされます。
インソールは低反発のスポンジのような弾力性のある厚手のものを搭載。さらに足に当たる部分も996に比べて厚みのあるスポンジ素材を使用しているため、宙に浮いているような、今まで味わったことのない「ふかふか」とした感触でした。

歩きやすさよりも、負担の軽減に重点を置いているため、立ち仕事をされている方には特にオススメです。
サイズ感は「996」に比べるとゆったりとしていて、きつさは感じませんでした。
「リラックス感を大事にしたい」という方は574を選んでいただくと良いと思います。

履き心地の違いはミッドソールにあり

もうひとつ知っておくべきポイントは、インソールとアウトソールの間にある“ミッドソール”にも違いがあり、履き心地や耐久性などに影響しています。

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ENCAP

GRAMICCI NN-SHORTS
C-CAP

【ENCAP(エンキャップ)】
「ML574」に使用しているENCAPと呼ばれるミッドソールは、衝撃吸収性に優れたビーチサンダルや水に浮くバスマットなどに使われているEVA素材を頑丈なポリウレタン素材に封入したものです。
ポリウレタンは単体でもクッション性に優れているので、EVA素材との相乗効果で吸水性も良好です。

【C-CAP(シーキャップ)】
「CM996」に使用しているC-CAPはEVA素材を圧縮成型した構造で、ソールが潰れてしまうなどの劣化を防ぐ工夫が施されています。
ポリウレタンを使わずに、EVA素材のみで作られたミッドソールなので、軽さだけでなく加水分解しにくいのも特徴。
エンキャップと比較して、劣化や潰れを遅らせるメリットがあります。

このように、「ML574」はクッション性、「CM996」は軽さと耐久性に優れていると覚えておきましょう。

オススメのコーディネート

機能性は前記に述べたとおりですが、
着こなしのコーディネートや服装のジャンルによって選んでいただいても良いと思います。

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CM996コーディネート

GRAMICCI NN-SHORTS
ML574コーディネート

まず「CM996」はスマートなフォルムでクラシックな印象があるので、タイトなデニムや、スラックスのようなフォーマルなボトムスと相性が良く、大人っぽいキレイ目なコーディネートに向いています。
(※写真左 着用カラー:CM996SMG)

逆に「ML574」は丸みのあるフォルムが特徴なので、ゆったりとしたワイドパンツや、カーゴパンツ、スウェットのようなカジュアルなボトムスと相性が良く、足元にアクセントを持ってきたいというコーディネートにオススメです。
(※写真右  着用カラー:ML574SPW)

人気のカラーは圧倒的に“グレー”

豊富なカラーバリエーションを揃えているのも人気の理由の一つですが、 ひと際人気が高いのが“グレー”。
New Balanceを象徴するカラーであり、濃度や彩度の異なるグレーが絶妙なバランスで配置されており、スッキリと落ち着いた印象もありながら、それでいて適度なアクセントにもなるので、様々なファッションに合わせやすいというメリットがあります。

また、ボトムスの色を選ばず、黒でも白でも、デニムやチノ、カーキやブラウンなど、どんな色とも相性が良く、逆に合わない色を探す方が難しいというほどの万能カラーなんです。

「みんなが持っているから…」という捉え方もありますが、「どの色を買えばいいか迷っている」という方は、まずはグレーを選んで頂くことをオススメします。
(グレーの中でも豊富なバリエーションがあるので、またそこで悩んでしまいそうですが…。)

あなたの個性を引き出すカラーを見つけよう!

ML574コーデ

U-STREAMでは海外から輸入しているため、国内では珍しいカラーを揃えているのも特徴の一つ。
定番カラーはもちろんの事、なかなか他では見かけることのないレアカラーも取り扱っているので、 「他人と被るのが嫌」という方も、U-STREAMなら自分の個性を引き出す一足に出会えるかも。
ここでは、豊富なバリエーションから、U-STREAMオススメのモデルをピックアップしてみました。





まとめ

ということで、約2か月間に及び、素材から機能性、デザインまで比較してみましたが、 結論としてはどちらが優れているということではなく、履く人のスタイルや、用途によるところが大きいと思いました。
ご自身のライフスタイルやファッションの好みに合わせて選んでみてください。

U-STREAMでは、並行輸入で大量に仕入れているため、他よりも低価格で提供しているので、 迷ったら私のように2足買って履き比べるのもオススメです!

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  • Eiji
  • 名前:エイジ

    某アパレルショップ販売員の経験を経て、テレビ番組の製作会社、大手ECサイトの運営など、幅広い経歴を持つU-STREAMのWEBデザイナー。
    ファッションのトレンドやコーディネートを日夜研究中。
    自分で購入したアイテムの紹介や、ブランドを掘り下げたコラムを執筆していきます!