美容機器(美顔器)での使用について

最近の美容機器について

近年、様々な美容機器が登場しています。しかもここ数年では、大きく様変わりして、以前では、1つの機種では、1つの動作しか出来なかったものが、1台にそれまで複数台必要だった機能を取り込んでいるのがトレンドとなっています。
いずれも肌に振動を与えたり、微弱電流を流したり、美容液を蒸散させたりすることで、肌を引き締め、水分量をアップし、透明感を向上させるのが目的となっています。
美顔器の創成期には、ビューリ社ぐらいだったものが、いまでは日本最大の家電メーカーや大手化粧品メーカーから様々な形態のものが発売されており、日夜進歩しています。いずれも専用のローションなどが推奨されていますが、トゥヴェールの商品でも代用可能で様々な形式の美顔器に対応しております。

美顔器でのご使用方法

  • 美顔器
  • 美顔器でのご使用方法はコットンにしみこませるもの、シートマスクの上から行うものと色々ありますが、使用する美容機器の説明に従ってください。基本的にはシートマスクもしくはコットンにしみこませてお使いいただくことになります。
    肌のキメアップ、引き締め等様々なことを目的として、美顔器を使用されると思われますが、角質層に浸透しやすい成分のものを選ぶ必要があります。弊社の商品の中で一番のお勧めは、美白やニキビには薬用ホワイトニングローションα EX、透明感アップとエイジングケアにはクリスタルパウダーとなります。

こちらの化粧水をシートマスクにしみこませて、その上から美顔器をご使用ください。リーズナブルに肌の引き締めを行いたい場合は、ホワイトパウダーをお勧めします。また、美顔器を使用すると、水分が蒸発して乾燥することもございます。一般的には、美顔器の使用後に、保湿化粧水等でケアしていただければ問題ありません。ただ、どうしても乾燥が気になるということでしたら、パワーモイスチャーや吸着型ヒアルロン酸原液HR−Zを美顔器使用時に合わせてお使いください。パワーモイスチャーは分子が小さいヒアルロン酸のため、角質層のすみずみまで浸透いたしますが、モイストパウダーおよびHR−Zは分子が大きいため、角質層の中へ入ることはありません。

よくあるご質問

美顔器用の化粧品にはどんな役割がありますか?

基本的に化粧品に使われる成分は2種類あり、角質層に浸透するものとしないものです。
肌の表面に残る成分は、美顔器を使用するときに、肌と美顔器の間に入って、肌を乾燥などから保護します。また、肌を滑らかにすることで、機器との摩擦から肌を保護します。
一方、分子が小さい成分は美顔器でのマッサージ効果などで、角質層のすみずみまで浸透し、肌を引き締めたり、キメをアップしたりと様々な美容効果を発揮します。
その中で弊社のお勧めの成分は、浸透性が高いクリスタルパウダーとパワーモイスチャーとなります。

ヒアルロン酸は美顔器で使えますか?

パワーモイスチャー(オリゴヒアルロン酸)は分子が小さいため角質層への浸透が可能です。
角質層の中に入り、保湿効果を発揮します。通常のヒアルロン酸は分子が大きいため、イオン導入してもお肌の中には入りません。ただ、保湿剤としてはお使いいただけます。
一部のメーカーではヒアルロン酸が浸透可能と紹介している場合もありますが、ヒアルロン酸の分子の大きさと、お肌の細胞と細胞の間隙の大きさを基本的に理解していないとお考えください。ヒアルロン酸ほどの大きな分子が入るようでしたら、様々な物質がお肌に入ることになり健康上大きな問題となるでしょう。あくまで、浸透(角質層)できるヒアルロン酸は分子が小さい加水分解ヒアルロン酸だけです。(分子が小さいため通常のヒアルロン酸とは違う表示名称になっていることにご注意ください)

防腐剤は美顔機使用時に肌(角質層)へ入りやすくならないのですか?

美顔機の種類によって変わります。たとえば、超音波を利用するものは、分子が大きい成分は別にして、全般的に小さい分子のもの(防腐剤を含む)を利用して美顔効果を発揮させるからです。
イオン化を利用する美容機の場合は、イオン化する成分だけで美顔効果を発揮しますので、イオン化しない防腐剤だと安心して使えます。たとえばメチルパラベンは化学名をパラオキシ安息香酸メチルといい、この名前はフェノール化合物であることを示しています。
フェノール化合物の特徴はイオン化することで、通常メチルパラベンは水に溶けにいのですが、イオン化させることで、水に溶解させやすくしたパラオキシ安息香酸メチルナトリウムというものが原料メーカーから販売されています。つまりパラベンはpH条件によりイオン化してしまいますが(リン酸LアスコルビルNaやリン酸アスコビル3Naと混ぜた場合)、フェノキシエタノールはアルコール系化合物ですのでイオン化しません。
ただ、化学物質のイオン化というのは、あくまでpHによってどれだけイオン化するかが決まります。パラベンのイオン化は弱アルカリ性のみで起こるため、たとえばパラオキシ安息香酸メチルナトリウムが配合されていても化粧品が中性や弱酸性ならイオン化しませんし、パラオキシ安息香酸メチルであっても弱アルカリ性ならイオン化します。
これはパラベンだけの法則ではなくフェノール系化学物質ならどれでも同じような性質を持ちます。わかりやすいのがポリフェノール系の物質の植物エキスなどで、こちらはpHが弱アルカリ性になるとイオン化が起こるため薄い茶色から濃い褐色に変化します。パラベンについてはイオン化しても色の変化はありません。

お勧めの美顔器はありますか?

美顔器はその販売形態によって大きく価格が異なります。
一般的に知人等から紹介販売される美顔器は成功報酬分だけ割高になっています。また、通信販売で販売されている美顔器も様々なものがあり、どれもその機能は一長一短となっています。ただ、高額の美顔器であっても肌に合わない場合はあります。また、週に1回程度のお手入れでも「飽きやすい」方は、せっかく購入した美顔器が使われないままというケースもあります。そのため、最初はあまり高額のものは購入せず、安いもので試されることをお勧めします。美顔器の中には大学が開発に協力しているものもありますので、そういうものを選ぶのも選択法の1つかと思われます。
なお、弊社では特にお勧めの美顔器はございません。

美顔器は妊娠中に使えますか?

基本的に妊娠中にはご使用できません。胎児への影響が判明していないためです。
また、強いパワーをもつ美顔器は、肌の調子が悪いときに使用すると、肌荒れを起こす場合もあります。この他、心臓疾患や美容外科手術で、顔にシリコーンや金属などを埋め込んでいる方も使用できません。
生理中や顔面に湿疹がある場合も使用できません。