江戸硝子は旧江戸地域(現在の東京地方)で
戸時代から続く手づくりの伝統的工芸品です。
江戸硝子は、2002年1月に東京都の伝統工芸品として東京都知事の指定を受け、
2014年11月に「宙吹き」「型吹き」「押し型」の三つの製法について、
経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定されました。
八千代窯は
どうやってできているの?
今回は八千代窯の縦線模様が入っている
杯ができるまでの工程をご紹介します。
1
窯の中からガラスを取り出し、
吹きながら形を整えます。
2
ガラスに金箔を貼り付け、
再度ガラスを吹き形を整えます。
3
窯の中からガラスを取り出し、
吹きながら形を整えます。
4
型の中でガラスを膨らますことを
「型吹き」といい、ここでガラスの形状が決まります。
5
熱いガラスを時間をかけて徐冷窯で冷却します。
6
不要な部分を切り取り
口の部分を整えます。
7
不良がないか検査をします。
8
ラベルシールを貼り、梱包します。
9
完成!
古くから江戸硝子に使われた
細い色ガラス棒を用い、
四季折々の江戸の風情を器に表現しました。
深みのある藍色や
金箔の織り成す高級感、
手づくりならではの
温かみを感じる
形や色合いが魅力です。
趣き深い伝統色に
金箔を散りばめ、
ガラスの透明感を
色の濃淡で表現しました。
色ガラスならではの
美しさが愉しめる逸品です。












