ブレーキを安全で快適に使うためのセッティング方法です。
自分の手の大きさにあわせて、ブレーキレバーを操作しやすい位置に調整します。
(指の第一関節が余裕でかかるようにします)
プラス(+)のドライバーで右回転に調整ネジを回すとブレーキレバーとハンドルグリップの間隔がせまくなります。
ブレーキの調整の後にブレーキの効きの調整をします。
ブレーキレバーの遊びとは、レバーを操作していない状況から、レバーを少し引いていくと急に重たくなるところまでの引き代のことです。
ブレーキレバーの遊びは、目安として15mmです。
ケーブルアジャストボルトを回して、ブレーキの遊びを調整します。
(写真は調整前の状態です)
8mmのスパナでアジャストボルトを固定して、10mmのスパナでロックナットを左回転に回して緩めます。
ブレーキの遊びとブレーキの効きをチェックしてから、アジャストボルトを回して調整をします。(ロックナットは写真の位置まで回転させて下さい。)
左回転に回すと、ワイヤーが張られて、遊びが少なくなります。
右回転に回すと、ワイヤーが緩んで、遊びがおおきくなります。
試乗をしてブレーキの効きを確認します。
ブレーキレバーを握った感じと、実際に走って操作をした感じと違いますので、試乗をします。
ブレーキの効きが確認できたら、アジャストボルトを固定します。
8mmのスパナでアジャストボルトを動かないように固定しながら、10mmのスパナでロックナットを右回転に回して固定をします。
後輪を空回りさせて、車輪がすぐに止まってしまわないか確認をして完了です。