両立スタンドの取付方法

必要な工具

• 15mmレンチ、またはモンキーレンチ
• プラスドライバー（内装３段変速の自転車の場合必要）

ベルクランクカバーを外して、変速ワイヤーをベルクランクから解除して車輪のナットを緩めれるようにします。(内装３段変速の自転車の場合)

プラスドライバーを使ってカバーのネジを時計の反対回りに回して取り外してカバーを取り外します。

変速レバーを操作してレバーの位置を（1）にします。

ベルクランク本体のレバーを内側に押し込みながら、レバーに引っ掛けてあるワイヤーの頭のタイコを解除します。

ハブ軸からプッシュロット棒を手で引き抜きます。

ハブナットを緩めます。

ナットは反時計回りに回すと緩みます。

左右のナットを交互に少しずつ緩めます。片側のナットだけを緩めてしまうともう一方のナットが空回りしてしまい緩まなくなることがあります。

はじめは手で回るくらいまで工具を使って緩めて、あとは手で回します。

サイドスタンドを取り外します。

ナットを取り外し、キャリヤのステー、ドロヨケのステー、回り止め金具（内装変速の場合）、ベルクランク（内装３段変速の場合）などを車輪の軸から抜き取り、一番奥にあるサイドスタンドを取り外します。

交換する両立スタンドを取り付けます。

スタンド本体を持って、左右に押し広げて、自転車の後から車輪の軸に通します。

スタンドの爪と車体とを合わせます。左右の取付け位置を同じにします。

車体からスタンド、回り止め金具（内装変速の場合）ベルクランク（内装３段変速の場合）、ドロヨケステー、キャリアのステーの順番でセットしてナットで仮止めします。

ナットを手で締めれるところまで締めてから、工具を使って締め付けます。

締め付けるときも左右のナットを交互に少しずつ締め込みます。

内装3段の場合はワイヤーをセットしてカバーを固定します。

ハブ軸にプッシュロット棒を差し込みます。

ベルクランク本体のレバーを内側に押し込みながら、ワイヤーの頭のタイコをレバーに引っ掛けます。

※変速の再調整が必要になる場合があります。変速の調整については、シマノ 内装３段変速編を参考にしてください。

ベルクランクカバーをセットして、ボルトで固定します。

プラスドライバーを使って時計回りに回して締め付けます。