ラリマー 鑑別書届きました 処理が一切無いブルーペクトライト!!!


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先日、天然ラリマーの鑑別書が届きました。

「ラリマー」の宝石名を「ブルーペクトライト」と呼ぶのですがで正式名を知らないお客様が多いのではないでしょうか。
「タンザナイト」も宝石名を「ブルー・ゾイサイト」と呼んでいましたが最近「タンザナイト」に変更されました。
多分ですが私の予想ではラリマーもタンザナイトのように宝石名が変更されるかもしれません。
鉱物名 天然ペクトライト
宝石名 ラリマー
現在の宝石名「ブルーペクトライト」より分かりやすく、ラリマーと書かれている方がたくさんのお客様に支持されると思うのですが。。。
当店が鑑別依頼していますのは、宝石鑑別団体協議会(A.G.L)に加盟している鑑別機関 日本彩珠宝石研究所に頼んでいます。
AGLは厳格で着色処理、熱処理、含浸処理等を正確に記載します。
例えば隕石になりますが、他の鑑別機関では「ギベオン」、「サハラNWA869」と記載する所もあるようですが、日本彩珠宝石研究所では記載されません。
なぜならば、採掘地は鑑別できないからです。

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ラリマーは、紫外線に弱く、硬度が4,5~5と比較的に軟らかいのでナイフで傷を付ける事ができます。
その為に「耐久性を目的とした透明材の含浸処理」が普通に行われます。
これは、色の着いた樹脂材でなく透明材と言うのがミソで耐久性のみを高める為の処理方法で色を誤魔化す行為でないので何ら問題の無い処理と考えます。

今回新入荷のラリマーですが一切処理が行われていないのが分かります。
何かの処理が行われていれば必ず一筆書かれていますのでこのお品は、純天然のブルーペクトライトの証明となりました。
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