天然石のペンダントトップは小さな物が多いです。
上の写真はバチカンを含む全長は約2.5cm程しかありません。



こんな小さなペンダントトップに通すチェーン選びが今回のブログのテーマです。
このバチカンの開口サイズは幅1.8mmの縦3.6mm程でした。
それも下に向かう程、幅が狭くなっています。



通常チェーンはカニカンと丸カンを左右の指で持って連結する為、ある程度の大きさが必要です。
今回の丸カンは直径5mmでしたが全く通す事ができませんでした。
それなら直径3mm位の小さな丸カンを使えば通す事が可能なのでは？と思われる方もいらっしゃるでしょうが、丸カンが小さすぎると今度はカニカンのフックが丸カンに入らなくなるので丸カンの直径は4mm位が限界かなと思ったりしています。



そこで登場するのがステンレス製ボールチェーンです。
ステンレスと言うのが味噌で「錆びません」と言いたい所ですが「錆びにくい」に変更しておきます。
実際私は1年間チェーンを付けっぱなしで生活していても錆びた経験がないのですがお風呂が温泉だった等特殊な環境だった場合なら違っていたかもしれません。
ステンレス製は価格が安く耐久性に優れているので今回のバチカンに使用できるか検証したいと思います。



ボールチェーンの連結にはカニカン・丸カンは使用しません。
ボールチェーンを連結金具に引っ掛けて留めるだけなのでチェーンの太さを選ぶだけでどんなに小さなバチカンの穴も通す事が可能です。
先程のバチカンの幅が1.8mmだったので1.8mm以下のボールチェーンを使用すれば通す事ができるのです。
因みに写真のボールチェーンは直径1.6mmなので通すことができました。







ボールチェーンと言えば球体のボールが連なる単調なデザインと言う印象が強いですが上の写真のようなボールチェーンも存在するので色々と探されるのも良いかと思います。
最後にボールチェーンの付け方と外し方をご紹介致します。
若干のコツが必要ですが慣れれば簡単に取り付け・取り外しができます。
細いチェーンの場合は取付金具とボール自体も小さく脱着が難しくなので、ピッタリのサイズで購入するのではなくではなく、ゆとりを持った長さのチェーンを選ぶ事が大切です。
長めのサイズで脱着に慣れたなら、ご家庭にあるニッパー等でボールチェーンを切断するだけで思いのままのサイズ調整が直ぐに出来るのもボールチェーンの魅力です。